△セファロ読本△リケッツ法△フィールドⅣ | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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△セファロ読本△リケッツ法△フィールドⅣ


△セファロ読本△リケッツ法△フィールドⅣ

フィールドⅣは口唇の関係である。

項目を3つの小項目にわけ、分析している。

1.口唇の突出度

2.上唇の長さ

3.上下口唇接触点と咬合平面との関係

 

1.口唇の長さ

ANSと上下口唇接触点の間の距離である。

ガミースマイルの診断に用いる。

笑ったとき、歯肉が見えることをガミースマイルというが、

美的には好ましいとはいえない。

矯正による歯の移動後の位置を決定するのに用いる。

平均値は27.7±2.0ミリである。

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2.口唇の突出度

Eラインに対しての口唇の突出度を見る。

これはEラインに対して、

下口唇最突出部からの垂直距離を用いる。

下口唇ということを覚えておきたい。

上下の口唇とかおのバランスを評価する項目である。

口唇の突出度は審美的に大切な項目である。

抜歯、非抜歯の判定材料としても使用している。

白人における平均値は4±1.9ミリである。

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3.上下口唇接触点と咬合平面との関係

咬合平面に対する口唇接触点からの距離である。

セファロで用いる距離は全て垂直距離のことであるから、

そのように断ってなくても、約束事として覚えておくべきである。

口唇接触点が咬合平面より下方にある場合をプラス、

上方にある場合をマイナスとする。

マイナスの値が著しく大きい場合は

咬合平面が低い位置にあるから、ガミースマイルとなりやすい。

平均値は-4.5±1.6ミリである。

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(DBAより)

 

DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より

「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ

矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に

矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。

矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだ

という考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうか

ということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、

そのことをくつがえす必要があるからです。

この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げた

つもりですが、完成してみると、

れ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。

代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。

このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、

やはりセファロの重要性は感じることができません。

セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。

一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要

とはとても思えません。

しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、

セファロのことを知っておくことも良いでしょう。

無知と英知では英知が勝っています。知らないより、

知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは

知っておいて初めて判断ができます。そういうことを

まず理解していただきたいと思います。

般歯科開業医が矯正をするとき、

ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。

診断の正しいことこそ大切なことです。

治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。

したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。

上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、

顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。

第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。

特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。

そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。

上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。

このことは顔の中心に合わせることが大切で、

上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで

絶対という考えに立たないことです。

してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、

側方拡大による方法です。

これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で

解決済みのことです。

それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。

ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。

ヘッドギヤーを使用してはいけません。

このような中で、

成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。

このような正しい考えの中で

一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく

機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。

一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、

大いなる自信を持っていただきたいと思います。」

 

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