△レベルアンカレッジシステム△セファロ分析△分析チャートへの記入 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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△レベルアンカレッジシステム△セファロ分析△分析チャートへの記入

分析チャートへの記入

ここにあるセファロを利用して、記入の仕方を説明してみる。

セファロをトレーシングする。

そしてSNAとSNBを測る。

それぞれを82度と77度であったとする。

そうすると、ANBはSNAとSNBの差であるから82度から77度を引くと5度になる。

図表の記入するところの82度、77度、5度と記入する。

ナジオンとA点との直線と上顎中切歯の歯軸との角度を測ると35度とする。

同じようにNとBと下顎中切歯の歯軸の角を測ると29度とする。

それを図表に記入しておく。

次に直線NAと上顎中切歯の最大豊隆部の距離、

直線NBと下顎中切歯の最大豊隆部の距離を測る。

それが9ミリと7.5ミリであったとしたら、それを図形に記入する。

FMAの角度を測り記入する。

MAを25度を基準として、ハイアングルかローアングルかと決定する。

直線SNと下顎下縁平面の角度を測る。

これが32度だったとする。

スピーのわん曲を調べる。スピーのわん曲は

下顎第2大臼歯の近心頬側咬頭から下顎中切歯の切端までとする。

その直線から一番離れているところまでの距離を測る。

左右の数字が異なる時は2で割った平均値にする。

この例では4ミリであったとする。

この10項目で全ての計測が終わったことになる。

これらを図形に記入しておく。

ディスクレパンシーは下顎のそう生を模型から計測する。

これが3ミリだったとする。

これらを全て記入すると図のようになる。

これを基にして固定の問題に関する表を埋めて行けばよい。

(DBAより)

DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より

「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、そのことをくつがえす必要があるからです。この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げたつもりですが、完成してみると、これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、やはりセファロの重要性は感じることができません。

セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。

一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要とはとても思えません。

しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、セファロのことを知っておくことも良いでしょう。無知と英知では英知が勝っています。知らないより、知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。そういうことをまず理解していただきたいと思います。一般歯科開業医が矯正をするとき、ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。診断の正しいことこそ大切なことです。

治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。 第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。

特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。

上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。このことは顔の中心に合わせることが大切で、上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで絶対という考えに立たないことです。

してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、側方拡大による方法です。これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。

ヘッドギヤーを使用してはいけません。このような中で、成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、大いなる自信を持っていただきたいと思います。」

 

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