△セファロ分析△ブロードベントの図の改竄(かいざん)KAIZANカイザン | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
新潟県柏崎市で矯正歯科・小児歯科・歯科ならきたざわ歯科です。

予約制📞0120-008-418
携帯電話からは☎0257-22-6231

9:00-12:00 / 14:00-18:00
(土曜日は17:00まで)

休診日 水・木(往診等致します)・日

△セファロ分析△ブロードベントの図の改竄(かいざん)KAIZANカイザン


△セファロ分析△ブロードベントの図の改竄(かいざん)KAIZANカイザン

1937年にブロードベントによって発表された写真より、

どんどん改ざんされていった様子を見せよう。

引用するのであれば、原典に忠実でなければならないのであるが、

それがなされないのである。

ブロードベントは「正常児顔面の研究」として、

正常における正常な歯の成長様式を示したのである。

異常なものに対する研究でないことは、

人類学の研究テーマであり、

その延長上の研究からもあきらかである。

正常咬合の場合、6歳5ヵ月の子の正中離開は、

8歳1ヵ月の時にはすでに封鎖されているのである。

それとともに、全部の歯の相互の関係についてと、

顎や頭蓋に対しての関係をトレースして発表したのである。

各年齢によってのトレースであり、

レントゲンを使用しての歯の萠出の姿が見える形で発表された。

ここではNA、BO平面とフランクフルト平面を元に、

顔の成長をあらわしている。

このように、異常のものでないものを示しているのにもかかわらず、

その後にいたって正中離開は自然に治るのだと、

ブロードベントの図が改ざんされ続けてきた。

8歳を過ぎての正中離開の存在は自然に治ると考えないことだ。

ブロードベントの図においても

6歳のときは1ミリ以下の正中離開が存在するけれども、

8歳の時には封鎖しているのである。これが正しいのであって、

14歳になって閉鎖するなどというのは

全くおかしな話であることを十分に理解されたい。

その結果、最初のブロードベントのレントゲン写真などとは、

大幅に変化してしまったものになってしまっている。

歯科におけるものはこういう事例を多く見るところであるが、

決して好ましいことではない。科学として考えてゆくとき、

正しい図や写真でなければならないことは当然のことである。

これらのことを私が指摘することにより、

少しでも正しい姿になって行くとよいと思い、

このページを設けたのである。(阿部和弘)

 

 

(DBAより)

DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より

「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、そのことをくつがえす必要があるからです。この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げたつもりですが、完成してみると、これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、やはりセファロの重要性は感じることができません。

セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。

一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要とはとても思えません。

しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、セファロのことを知っておくことも良いでしょう。無知と英知では英知が勝っています。知らないより、知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。そういうことをまず理解していただきたいと思います。一般歯科開業医が矯正をするとき、ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。診断の正しいことこそ大切なことです。

治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。 第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。

特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。

上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。このことは顔の中心に合わせることが大切で、上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで絶対という考えに立たないことです。

してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、側方拡大による方法です。これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。

ヘッドギヤーを使用してはいけません。このような中で、成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、大いなる自信を持っていただきたいと思います。」

  • 歯科矯正コラム一覧