「日本男児としてNO.971令和7(2025)年5月5日」大安吉日に送る勝ち神からの手紙より | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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「日本男児としてNO.971令和7(2025)年5月5日」大安吉日に送る勝ち神からの手紙より


鯉が激流を昇ると、登龍門に到達し、そこで鯉は龍になっていくという物語

夏鳥が街中でも見かけるようになりました。

耳を澄ませると、野鳥の声が聞こえてきます。
渡り鳥も夏に向かう日本に多くやってくるのです。皆さんのご感想をお知らせください。楽しみにしています。大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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    日本男児として  NO.971 令和7(2025)年 5月5日
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 皆さんこんにちは。
ゴールデンウィーク中で、今日も気持ちのいい天気になりました。
朝晩は冷え込みますが、一日中からっとして過ごしやすい日です。
今日は 端午の節句(たんごのせっく) で、立夏(りっか)です。
端午の節句と言えば、日本の伝統行事のひとつです。
鯉のぼり、五月人形、ちまき、柏餅などを飾ったり、食べたりするのが代表的な風習です。
その中で、この節句を「菖蒲の節句」というように、菖蒲は欠かせません。
菖蒲は「尚武(しょうぶ)」とも表現できるので、武家の男子の健やかな成長を祝う意味です。そもそも菖蒲は薬草の一種です。
昔は刻んで食べたりしていたようですね。私は食べたことはありませんが。
今では菖蒲の節句の日に、菖蒲の葉を玄関に飾る家もあるようですが、実際にはほとんど見かけません。
清少納言の書いた枕草子にも菖蒲の節句のことが書かれています。
平安時代中期ですから、千年以上前にも日本では伝統的に菖蒲の節句を行っていたということがわかります。
千年以上続いている伝統行事ですが、最近は鯉のぼりも見かけなくなりました。
我が家では、長男が生まれてからは、ずっと鯉のぼりと兜、五月人形を出してきました。
鯉のぼりを出すのは、毎年私の役目です。
そんなに大きな鯉のぼりではないのですが、息子の健やかな成長と、鯉のように出世することを祈願して上げていました。
成人してからは、鯉のぼりは飾りませんが、今でも兜などの飾りは出すようにしています。3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句はどれも子供の健やかな成長を願って、厄を祓う意味があります。
そもそもは中国から伝わってきた風習なのですが、日本風に解釈され、それが千年以上続いてきています。
日本人の気質や感情、思いが大陸からの文化を変えてしまうことができるのです。
日本人の強さはこの点にあるといってもいいでしょう。
決して外国の文化をそのまま受け入れるのではなく、自国の文化に変えてしまうという力です。
八百万の神々を信仰している日本人は、異質なものを異質として認め、そこに敬意を示します。
そしてその上で、自国の民族に受け入れていけるよう工夫を重ねていけるのです。鯉のぼりを飾る風習が日本に広まったのは江戸時代だと言われます
もともと鯉のぼりは、中国から伝わってきた「登龍門」の話が基になっています。
鯉が激流を昇ると、登龍門に到達し、そこで鯉は龍になっていくという物語です。
従って、鯉は立身出世の象徴であり、鯉のぼりはそれを祈願しています。
男子は激流を昇る者・・・当時は登龍門に向かっていく男子の姿を見守る風習があったのでしょう。
今は男女平等の考えが主流ですが、私は男の役割はこうであってほしいと思っています。
男だから、女だからということではなく、男として生まれたからには何時も勇敢であることが大切だと思うのです。初夏の風に吹かれて空を泳いでいる鯉のぼりは勇敢に見えます。
五色の鯉のぼりは、どんな苦難も乗り越えていくように見えます。
それは一族の願いであり、家が繁栄するための期待でもあるのです
その期待を感じるからこそ、激流を昇っていく力が湧いてくるのだと思います。
江戸時代から明治、大正、昭和の歴史の中では、日本男児の期待を込めて、端午の節句には鯉のぼりを飾っていたのでしょう。
健やかな成長だけでなく、家を守り、一族の繁栄を背負う姿がそこにはあります。
兜を飾るのは身を守ることを願っているからです。
激流を昇っていくには、身を守ることが必須です。
兜をはじめ、五月人形は、日本男児の身を守り、災難から逃れるための命を守る願いです。端午の節句は男の子の節句です。
男としてどう生きなければならないかを、伝統文化や年中行事は伝えてくれているのではないでしょうか。◎勝ち神からの手紙

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おまけ・・・