◎世界基準の標準的治療法を採用。ご安心下さい◎ストレートワイヤー法
◎世界基準の標準的治療法を採用しています。ご安心ください。◎
下記の内容をお読みいただけば、わかる通り、
きたざわ歯科(かみあわせ研究所)では、
正確な歯の移動を意図して、殆ど全ての症例で、
ブラケット+ストレートワイヤー法を採用しています。
ご安心ください。
特殊な治療法ではありません、念のため。
△セファロ分析△★エピローグ★ストレートワイヤー法
ストレートワイヤー法はアンドリュウスに始まる。
アメリカのアンドリュウスは正常咬合の男女100名の統計をとったのである。
この統計の基準は6項目あり、「6つの鍵」という名前で言われている。
この6つの項目について統計を取り、1970年に発表した。
実にこれまで、このような統計資料が歯科界に存在しなかったのである。
正常咬合の統計的な資料もないまま、
正常咬合が語られていたという誠に恥ずべき実体であった。
この統計をもとにアンギュレーションやトルクなどがはじき出された。
これをブラケットの中に組み込んだのが
ストレートワイヤー法のブラケットの誕生である。
ストレートワイヤー法というごとく、
ワイヤー自体は何ら加工しないでプレフォームされたワイヤーを用いるのである。
開発されたところはツイストワイヤー等が一番弾性のあるものであったが、
ニッケルチタン系のワイヤーがNASAのおかげで出現してきた。
これが超弾力のワイヤーの出現により、
よりプレフォームのワイヤーの品質が向上してきたといえる。
この結果アメリカにおいては、
ストレートワイヤー法の全盛となってきたのである。
つまりストレートワイヤー法の普及は、
セファロやベンディングを追放するということにつながってゆく。
1980年代の後半からは、各種のワイヤーが発売され、
逆にどれを使用したらよいのか迷うありさまである。
ワイヤーの変化は正に日進月歩であり、
この知識の吸収に勉強が怠れないのである。
ところが日本においてはほとんど改良されたものは出現していない。
まして、知的所有権が言われだした最近においては、
アメリカの商品知識なくしては時代遅れになってしまうのである。
(上記の内容からわかる通り、
きたざわ歯科(かみあわせ研究所)では、
正確な歯の移動を意図して、殆ど全ての症例で、
ブラケット+ストレートワイヤー法を採用しています。
ご安心ください。特殊な治療法ではありません、念のため。)
(DBAより)
DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より
「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、そのことをくつがえす必要があるからです。この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げたつもりですが、完成してみると、これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、やはりセファロの重要性は感じることができません。
セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。
一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要とはとても思えません。
しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、セファロのことを知っておくことも良いでしょう。無知と英知では英知が勝っています。知らないより、知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。そういうことをまず理解していただきたいと思います。一般歯科開業医が矯正をするとき、ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。診断の正しいことこそ大切なことです。
治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。 第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。
特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。
上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。このことは顔の中心に合わせることが大切で、上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで絶対という考えに立たないことです。
してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、側方拡大による方法です。これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。
ヘッドギヤーを使用してはいけません。このような中で、成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、大いなる自信を持っていただきたいと思います。」