☆歯科医の責任と任務☆
人を幸せにするのが歯科医の責任と任務であると思う。人を不幸にしてはならない。これは大原則せある。
ヒポクラテスの誓いがある。これは医師の間では当然の事として、今でも座右の銘になっている。このヒポクラテスの誓いは「間違いだらけの矯正 成人編」に載せているので読んでいただきたい。そして大切にしていただきたい。こんなことを言うのも、歯科医の中には、ヒポクラテスの誓いの逆の事を行っている歯科医が多くいるからである。金のために目の色を変えている野心家が多くいるように思える。エビデンスのあることと、取り返しのつかない不幸の種を撒かないということである。メリットとデメリットを公開し、メリットの方が大きい時にだけ行うことである。95%以上の確率で保証できることのみを患者や国民にすすめるべきである。
8020運動というのがある。80歳で20本の歯を残すということであるから、80歳までに8本以上の歯を失うことはしないという運動である。ところが小臼歯4本も抜歯する抜歯矯正は10代のとき既に4本も歯を失うことになるにである。8本のうち4本も失うのであるから、それだけで50%を失うことになる。こういうことはいけない間違いであるということなのだ。そのように大量の歯を若い時に失えば一生の健康は保証できない。
健全な健康な身体は出来るだけ多くの歯を残せて実現することなのであるから。また、咬合育成といって、エキスパンジョンスクリューのついた床装置を口腔内に長期間はめてはならない。
こんな異物を口腔内に入れていて良いことはない。口の中の容積は小さくなるから、舌の運動も、舌のポスチャーとしても問題がある。また、このことは鼻からの空気の通り道の咽頭を狭くし、発音も十分にできない。
口の中の感性も悪くなるし、味も悪くなる。唾液も口の中を回らなくなる。つまり悪いことだらけのことである。そして、一番悪いことは咬合誘導だ、口腔育成だといいながら、逆に成長を邪魔しているのである。
こんなもので、理想的な口腔ができると考えることこそエビデンスも無い、とんでもない思い上がりの誤った方法なのである。抜歯も乳歯だから行うのではない。
乳歯だから抜歯を行ってはいけないのである。
歯を抜くことと床装置の長期使用はなすべきことではないのである。(DBAより)
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