△セファロ読本△プロローグ△1960年代ベッグ旋風
△セファロ読本△プロローグ△歯科矯正学の歴史
1960年代ベッグ旋風
1960年になってアメリカではベッグ旋風が起こった。
1950年代のツィードのテクニックは
セファロをとり、分析し、小臼歯4本の抜歯をした。
セファロ分析より、
ツィードの理論でワイヤーを曲げ、顎間ゴムを使用していたのである。
使用していたワイヤーは白金加金線や洋銀線の角のワイヤーだった。
このため028のスロットを使うという、とても骨の折れるものであった。
そこへ、オーストラリアで実績を持つベッグのテクニックである
丸い、ステンレス製のワイヤーで、リボンアーチブラケットを使用し、
ピンでとめるという結紮などが簡単なテクニックが入ってきた。
ベッグ法は抜歯をするが、ツィード法も抜歯をするから
この点は同じようなものである。
治療テクニックのシンプルさと、治療結果は
圧倒的にベッグテクニックの勝ちであった。
このため1960年代はベッグ法の全盛と化したのである。
ツィードの矯正力より弱い矯正力で治療するので
ライトワイヤーとも言われているテクニックの開発につながっていった。
それというのもツィード法を担ってきた人たちが
ベッグ法のテクニックをエッジワイズのテクニックに
導入しようと考え行動したからである。(DBAより)

