△セファロの研究△スタイナー法△スタイナー分析論 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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△セファロの研究△スタイナー法△スタイナー分析論


△セファロの研究△スタイナー法△

スタイナー分析論

1953年にスタイナーにより、

考案、作成されたものである。

近代セファロ写真分析法の始まりとされている。

スタイナー法とは、一つずつの計測する項目ではなく、

それらの相互の関係をパターンとして表現するという手法をとる。

治療計画をセファロ写真計測法で行なおうとするから

セファロ分析を重要視している。

スタイナー法で大切なのはSNAである。

SNAを重視するのは、前頭蓋の底に対する

上顎骨の前後的な関係を知りたいからである。

SNAを見るとき、基準値82を中心として

、プラス2とマイナス2を正常範囲と考えている。

82-2の80以下の時も異常で、

上顎が後退していると考える。

下顎骨についてはSNBを用いる。

その基準値は80であり、プラス2とマイナス2である。

SNAとSNBとの差がANBである。

ANBは上顎骨と下顎骨の関係を表すことになる。

この関係は上顎と下顎のどちらのほうに問題があるのか

ということではなく、

実際の治療をするときに上顎と下顎の前後的な不調和を

どのくらい正しくしなければいけないか、

という相関的なことを意味している。

歯槽骨の関係だけで見てゆくときは大切な指標になる。

上顎と下顎の顎骨の関係だということが分っていただきたい。

ANBというのはこのように大切な指標であるけれども、

他の2つの要因によっても変わってくる。

その1は、顔における垂直高径である。

ナジオンとA点、ナジオンとB点の垂直距離が

増大するとANBは減少する。

その2は、ナジオンの位置もANBに影響する。

このことからANBを活用するのはここまでであり、他の分析を行う。

NとA点を直線で結んだ直線NAと、NとB点を直線せ結んだ直線NBを用いる。

この直線NAと直線NBと用いて、

上顎と下顎の中切歯の角度と垂線の両方を測定して決定する。

垂線の距離の方は上顎と下顎の歯槽骨に対し、

どの位前突しているかを表すことになる。

傾斜角度は切歯が傾斜したのか、歯が動いてそうなったのかを表す。

上顎はtoNAと表し、基準値は4mmと22度である。

下顎は↓1toNAと表し、基準値は4mmと25度である。

これに切歯の前突度とオトガイの突出部のポゴニオンとを比較すると

バランスが取れているかどうかが分る。

オトガイが突出していれば、切歯も突出をする。

このようにしてスタイナー法は分析をしてゆくわけだ。

SN平面に対し、下顎下縁の角度を測定して、全てが終わりになる。

この基準値が32度である。(DBAより)

 

以下は繰り返しとなりますが、重要事項です、参考までに・・・

DBAのまえがき

(DBA主幹 阿部和弘先生の一般開業医向けの言葉)より

「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。

私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。

全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと

考えています。矯正治療を始めるにあたって、

矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が

蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。

分かりやすいセファロの本をと思っているのは、

そのことをくつがえす必要があるからです。

この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として

書き上げたつもりですが、

完成してみると、

これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。

代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。

このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、

やはりセファロの重要性は感じることができません。

セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。

一般歯科開業医の人が矯正をするのに

セファロがぜひとも必要とはとても思えません。

しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、

セファロのことを知っておくことも良いでしょう。

無知と英知では英知が勝っています。

知らないより、知っておくのがよいのです。

使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。

そういうことをまず理解していただきたいと思います。

一般歯科開業医が矯正をするとき、

ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。

診断の正しいことこそ大切なことです。

治療テクニックになりますが、

顔の中心が美人の中心だということです。

したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。

上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、

顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。

第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。

特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。

そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。

上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。

このことは顔の中心に合わせることが大切で、

上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで

絶対という考えに立たないことです。

してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、

側方拡大による方法です。

これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。

それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。

ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。

ヘッドギヤーを使用してはいけません。

このような中で、

成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。

このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば

審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。

一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、

大いなる自信を持っていただきたいと思います。」