MEAW法△セファロ分析△
MEAW法△セファロ分析△
マルチエッジワイズアーチワイヤー法
という名前の頭文字をとってMEAW法といっている。
これはDr.キムによって開発されたテクニックである。
Dr.キムは1949年にソウル大学を卒業し、
その後アメリカのタフツ大学も卒業している。
このMEAW法は1967年に
ボストン大学の助教授のときに思いついたという。
それから20年後の1987年に、
第2回日本矯正学会において発表したのであるが、
これがMEAW法が最初に発表されたところである。
このテクニックはアイデアルアーチがベースであり、
アイデアルアーチにエルループを連続して組み込んでいる。
使用するワイヤーは角のワイヤーであり、
多数のエルループがまげ込まれている。
エルループの連続の型が中華ラーメンのどんぶり
のマークにも似ているので、ラーメンループとも呼ぶ。
このテクニックはセファロより分析するが、
ツィード法によく似た三角形を中心に分析している。
開咬の症例などに適したテクニックとされるが、
角ワイヤーのベンディングを必要とされる。
理論的には、面白いテクニックであるが、
製作などは面倒くさい。
GPが歯科雑誌に矯正を応用した症例として
発表しているものにMEAW法のものをよく見る。
ラーメンループといわれているL字型のループの
連続したものが使用されるから、すぐに判別がつく。
016×022の角のワイヤーを使用することから、
訓練を受けなければなかなか難しい。
咬合平面を基準にするから、
その理論もよく分かっていないといけないことになる。
開発者のDr.キム自身の教科書はないが、
日本では神歯大を中心に普及している。
(DBAより)
DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より
「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、そのことをくつがえす必要があるからです。この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げたつもりですが、完成してみると、これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、やはりセファロの重要性は感じることができません。
セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。
一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要とはとても思えません。
しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、セファロのことを知っておくことも良いでしょう。無知と英知では英知が勝っています。知らないより、知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。そういうことをまず理解していただきたいと思います。一般歯科開業医が矯正をするとき、ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。診断の正しいことこそ大切なことです。
治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。 第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。
特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。
上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。このことは顔の中心に合わせることが大切で、上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで絶対という考えに立たないことです。
してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、側方拡大による方法です。これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。
ヘッドギヤーを使用してはいけません。このような中で、成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、大いなる自信を持っていただきたいと思います。」
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