Speeの彎曲△セファロ分析△★エピローグ★ストレートワイヤー法 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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Speeの彎曲△セファロ分析△★エピローグ★ストレートワイヤー法


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きたざわ歯科(かみあわせ研究所)では、

正確な歯の移動を意図して、殆ど全ての症例で、

ブラケット+ストレートワイヤー法を採用しています。

ご安心ください。特殊な治療法ではありません、念のため。

Speeの彎曲(スピーのわんきょく)

△セファロ分析△★エピローグ★ストレートワイヤー法

1970年の

アンドリュウスの6つの項目による

正常咬合の研究によって、

スピーのわん曲は正常咬合に存在しないことが判明した。

ところが補綴の分野においては、

スピーのわん曲はあることになっている。

もともとスピーのわん曲はない。

このことは

アンドリュウスの正常咬合の統計によるものもそうであるし、

乳歯列弓においてもスピーのわん曲は存在しないのである。

このように、正常咬合においては、

乳歯列弓も永久歯列弓も

スピーのわん曲は存在しないのである。

ところが、補綴においては

スピーのわん曲は存在するという理論に

今でもなっている。

しかし、このことは統計によらず、

ただ一つの頭蓋標本により、

コンパスと定規による机上の作図である

スピーの論文を鵜呑みにしているだけである。

それが正しいのかどうかという追試は行われてはいなかった。

誠に残念ながら、1970年までそのことさえ

分かっていなかったのである。

ところで、補綴は今でもスピーのわん曲の存在を信じるし、

あるものと仮説の上で咬合理論が組み立てられている。

誠に馬鹿げた話である。

このような馬鹿げた話が

犬歯誘導で咬合は存在しているというのである。

しかも、咬合は全ての歯が3点で接触しないといけない

というのである。

このようなナソロジーの理論をはじめ、

補綴の理論は現実的でないのであるが、

咬合器の複雑さのみに頼っているのである。

現実的な話として、小臼歯を4本抜歯して

補綴的な3点接触咬合など実現できないことは

開業矯正医で小臼歯4本抜歯を行なっている人なら

誰でも分かるであろう。

このように、補綴も矯正も不十分な理論の上に、

自分の都合だけで物を語っているものだと分かる。

科学的な思考があるのなら、

その不一致の部分を付き合わせ、

一致統一するべきである。

しかし、そのことはなされてはいないし、

なされようともしてしない。

(DBAより)

DBAのまえがき(DBA主幹 阿部和弘先生の言葉)より

「このセファロ読本は一般開業医のためのものです。私は一般開業医こそ矯正に適した歯科医師であると考えています。全ての一般歯科開業医に矯正治療ができるようになっていただきたいと考えています。矯正治療を始めるにあたって、矯正にはセファロがどうしても必要なのだという考え方が蔓延している現状の中で、はたしてそうなのだろうかということです。分かりやすいセファロの本をと思っているのは、そのことをくつがえす必要があるからです。この「セファロ読本」は一般歯科開業医のための入門書として書き上げたつもりですが、完成してみると、これ以上詳しい内容の本は、現在ないことが分かりました。代表的なセファロの方法を全て載せてあるということも画期的なことです。このようにして、セファロ読本が出来上がり、再び読み返してみても、やはりセファロの重要性は感じることができません。

セファロは脇役であり、パノラマ以下の評価しかできないのです。

一般歯科開業医の人が矯正をするのにセファロがぜひとも必要とはとても思えません。

しかし、何故必要ないのかを知るためにも逆説的な言い方ですが、セファロのことを知っておくことも良いでしょう。無知と英知では英知が勝っています。知らないより、知っておくのがよいのです。使うか使わないかということは知っておいて初めて判断ができます。そういうことをまず理解していただきたいと思います。一般歯科開業医が矯正をするとき、ぜひとも必要なことは診断を正しくできるということです。診断の正しいことこそ大切なことです。

治療テクニックになりますが、顔の中心が美人の中心だということです。したがって、顔の中心と上顎の歯の中心との一致が必要なのです。上顎の正中線と下顎の正中線を合わせても、顔の中心に合っていないと、顔はゆがんでしまいます。 第一大臼歯をクラス1にすることも必要です。

特に10歳までの子供の時に、必ずクラス1の咬合の形にすることです。そして、料金を明確にすることです。信頼こそ大切なことなのです。

上顎と下顎の正中線を無理矢理に合わせることは、どうでもよい事です。このことは顔の中心に合わせることが大切で、上下顎の正中の一致はできればということぐらいのことで絶対という考えに立たないことです。

してはいけないことは小臼歯を4本抜歯することや、側方拡大による方法です。これはルンドストロームの1925年発表の歯槽基底論で解決済みのことです。それに逆行するテクニックではうまく行かないでしょう。ブローディのバクシネーターの理論も同じ様なことを証明しています。

ヘッドギヤーを使用してはいけません。このような中で、成人矯正では小臼歯の4本抜歯は行ってはならないことなのです。このような正しい考えの中で一般歯科開業医が矯正を行えば審美だけでなく機能的にも必ず社会に奉仕し、貢献できることになります。一般歯科開業医こそ、矯正に適した人であると、大いなる自信を持っていただきたいと思います。」