現在の抜歯と非抜歯⑵ DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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現在の抜歯と非抜歯⑵ DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より


現在の抜歯と非抜歯⑵  DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より

・・・こういうような多くの理由によって、抜歯はされなくなった。
非抜歯矯正が主流となったのである。
その他美容の話だけでなく、
機能的にもアングルの考えていたことが正しいことが認識されている。
4本も抜歯をすれば機能的にいろいろの問題が生じる。
胃腸障害、発音やいびき、滑舌も悪くなる。
これらは一生通じると、とても不健康的である。
陽気が好まれ、陰気は嫌われる。
そういうことを実現するためには、できるだけ抜歯をしないに限るのである。
すぐ4本抜歯と診断することは最悪である。
抜歯はいつでもできるから、非抜歯で出発し、
どうしてもとか、他はこれで良いというときに
1本だけ抜歯するというような方法であるべきなのである。
また、絶対に抜歯しないと主張するのもおかしい。
1本も抜かなくても全ての症例を治したというのもおかしい面がある。
異常という形のものもあるわけであり、
先天性欠損もある中で、そのように主張したのでは抜歯派に突っ込まれる。
また、治したという程度をどのあたりにおいているのかも怪しい。
患者の要求に100%、全て応えるのは不可能だが、
レベルの低いもので終るというのもいかがなものであろう。
ただ、歯を抜いていないことは一つの救いであり、
歯を抜く矯正なら後からでもできるということになる。
失われたものを元に戻すことはできない。
最悪の方法は、初診の段階で4本抜歯を決定することである。
歯は最初のころは絶対抜くべきではないのである。
非抜歯矯正こそ正道で正論である。
そこから出発して、
例外的な重症のケースの場合に限り1本の抜歯などを行うことである。

DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より

(一般臨床歯科医GP向けの文章ですのでご留意、ご注意ください。)

DBA 故阿部和弘著「間違いだらけの抜歯矯正」より
(一般臨床歯科医GP向けの文章ですのでご留意、ご注意ください。)この本のはじめに:この本は警告書である。総合矯正医より、単一矯正医への警告書である。総合矯正医だなんて、他のことができないのを逆手にとって、エリート然としているモノ矯正医に対してである。歯科そのものが専門職である。それが故に医科と分かれ、歯科医がいるわけである。医学の中が医科と歯科に分かれているということが、誰が見ても歯科が口腔内に特化した専門職ということでということである。専門職の中を細分化し、歯科から分離し、矯正専門医というのは甚だ不自然である。それというのも、矯正専門というの人は抜歯もできなければ、カリエスの処置も、ぺリオの処置もできない。ましてや補綴など全くできない。そういういびつな知識の者に咬合理論もないだろうし、咬合のことなど言う資格があるのだろうか。ないからこそ、平気で健全な小臼歯を4本も抜歯することを依頼できるのである。依頼を受けた歯科医は、「どうして、この程度で4本も抜歯するのだろうか」と、罪悪感にかられるという。しかし、依頼を受けたことと、抜歯をすればお金になるからと、共同正犯の如きことを行っている。正に、全て患者の方に立った発想ではない。お金儲けの発想と、今までの行為の惰性上の話でしかない。しかし、アメリカを見よ。この健全歯の4本抜歯によって何が起こったのかを。裁判の山である。歯科医側が負けることが続出している。特にGP諸君!抜歯が必要ないと思ったら抜歯に手を出してはいけない。そうしないと、君も共同正犯に加えられる恐れがある。少なくとも紹介状を持たせ、それに対し異議のないことの確認を証拠として残しておくことだ。抜歯した4本の歯は元に戻すことはできない。不可逆の行為なのであるから、それによって老人性の顔になったとか、咀嚼できなくなったとか、いろいろの体調の変化を言われたとき、どうしようにも手がないのである。そこで行われたことは人工的な手法で歯を動かしているのだし、動かすために歯を抜いたのである。ただ単に抜歯したということではない。人工的に意図的に大量の臼歯を抜歯し、前歯6本全てを隙間がなくなるまで動かしているという事実である。この事実を元に戻すことはできない。かつて、富士見病院事件というのがあった。必要もないのに、婦人から子宮を除去しまくったという事件であるこれをほぼ同じことが考えられるのはアメリカの医療訴訟から学ぶことができるわけである。GPの諸君、どうか必要ない抜歯に手を貸すことはやめてほしい。歯ならびの悪いことは病気である。したがって、正しい歯ならびにすることは大切な医療行為である。医療行為であるが故に尊いのである。しかし、患者側に不利益になる行為はできる限り避けなくてはならない。医聖、ヒポクラテスの言葉を今こそ学び、医の原点に戻るべきであろう。
GPのために  この本はGPのために書いている。GPとは開業歯科医であり、独立し、開業している人であるから、歯科医のプロの中のプロといってよいであろう。大学にいる学生とか、卒業後に大学に残って間もない歯科医の卵とかとは違う。したがって、ここに書かれていることが本当かどうかはすぐに分かることだ。一般大衆を相手に、金儲けのことだけを考えている本とは違う。したがって、プロの人にプロとして、本当のことを伝え、そして歯科界の向上になればという思いなのである。都合の悪い人は、反論したり無視するだろう。それでもよいと思う。正しいことを正しく伝えることが正義であると私は考えている。長いものには巻かれろという考えはいけない。また自然科学の中には、そんなものはあり得ない。無知か、性根が悪いのかどちらかになろう。どちらもよくない。歯科の発展のため、国民の利益のため、日本の将来のためにも、正しいことを正しく伝えてゆかなくてはなるまい。ましてや、歯科界のためにもである。そういうことで、読者層をGPに置いている。一般大衆を相手にした暴露本とは違うことをまずお断りしておきたい。したがって、問題点は鋭く切り込んでいくけれども、これが必ず役に立つことと考えている。また、同じようなことが二度三度出てくるが、それは問題が大きいところであり、しっかりと認識していただきたいことだからである。
DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より
(一般臨床歯科医GP向けの文章ですのでご留意、ご注意ください。)

 

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