医療訴訟関連シリーズ#3 矯正と医療訴訟
医療訴訟関連シリーズ#3 歯科医にとっても患者さんにとっても嫌な問題を論じることになる。これはある意味避けて通れない問題ではある。DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より(歯科医師向けの文章であることは肝に銘じてお読みいただければ幸いである。):矯正と医療訴訟:アメリカにおいては医療訴訟が多発し、その判決などによって、どういうことがいけないのかということがはっきりして来ている。医療訴訟で負けるのは、小臼歯の4本抜歯である。小臼歯4本抜歯により、口元が平面になり、ラビットフェイスと言われ嫌われる。若さがなくなり、笑顔も明るさがなくなる。陽から陰のイメージになり、どうしてくれるのだということだ。抜いた歯は元に戻せないから、負けだ。抜歯を多くすれば、正常咬合も得ることができない。歯の間に多くの隙間が残る。奥歯に関して言えば、治療前より悪くなっているケースが多くある。こうなると、負けることは多くなり、どうにもならなくなる。これらのことは小臼歯を4本も抜くということから生じている。アメリカで非抜歯が主流になったのは、こういうことも一つの原因である。DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より(歯科医師向けの文章であることは肝に銘じてお読みいただければ幸いである。)
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歯科矯正コラム一覧
- 「⑭ 十二 種々相(しゅじゅ‐そう)「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはら としろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む」2025/4/17「歯科を職業とする人には、是非読んでいただくことをお願いする。」
- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより