医療訴訟関連シリーズ#3 矯正と医療訴訟
医療訴訟関連シリーズ#3 歯科医にとっても患者さんにとっても嫌な問題を論じることになる。これはある意味避けて通れない問題ではある。DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より(歯科医師向けの文章であることは肝に銘じてお読みいただければ幸いである。):矯正と医療訴訟:アメリカにおいては医療訴訟が多発し、その判決などによって、どういうことがいけないのかということがはっきりして来ている。医療訴訟で負けるのは、小臼歯の4本抜歯である。小臼歯4本抜歯により、口元が平面になり、ラビットフェイスと言われ嫌われる。若さがなくなり、笑顔も明るさがなくなる。陽から陰のイメージになり、どうしてくれるのだということだ。抜いた歯は元に戻せないから、負けだ。抜歯を多くすれば、正常咬合も得ることができない。歯の間に多くの隙間が残る。奥歯に関して言えば、治療前より悪くなっているケースが多くある。こうなると、負けることは多くなり、どうにもならなくなる。これらのことは小臼歯を4本も抜くということから生じている。アメリカで非抜歯が主流になったのは、こういうことも一つの原因である。DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より(歯科医師向けの文章であることは肝に銘じてお読みいただければ幸いである。)
カテゴリー
歯科矯正コラム一覧
- 「医療費控除で「知らないと大損」する意外な落とし穴!国税庁エクセルに潜む“罠”とは?【確定申告】」
- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- 「アライナー(マウスピース)型矯正装置」は注意が必要と思われる・・・
- 正中離開(せいちゅうりかい)ジアステーマは「子ども」でも「早期の着手」が「無難(ぶなん)」である。
- 院長の母校がランキング上位に・・・「東京医科歯科大学は4位」・・・手前味噌(てまえみそ)ながら誇らしい気分です・・・
- やはりオードリーは美しい!Renewal「オードリー・ヘップバーンの顔」:「6歳以下の子供の顔を見て成人した顔を予測することなどできない」
- 『「みにくいアヒルの子」時代』(子どもの正中離開)について・・・多くの歯科医が勘違いしているのでは?・・・
- ☆2022年度夏季休診日等のお知らせ☆夏の甲子園野球を応援しましょう!
- ☆2022年度GWの休診日のお知らせ☆
- 医師いしいじんぺいせんせいの言葉 『5才から11才の君へ』