ヒポクラテスの誓(ちか)い DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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ヒポクラテスの誓(ちか)い DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より 


ヒポクラテスの誓い:古代ギリシャの医師で「医学の父」と言われているヒポクラテスである。これは医師の倫理、任務などについてギリシャ神への宣誓文となっている。現在では欧米諸国の医学校での先生ともなっている。ドイツのベッテンベルグ大学で1508年に医学教育に採用されたのが最初である。その後、1804年にフランスのモンペリエ大学の卒業式で宣誓(せんせい)された。現在はアメリカのほとんどの医学校の卒業式に誓(ちか)われている。このように医師にとっては重要なものとして伝承されているのである。歯科大学での卒業式での誓いは聞いていないが、医師の仲間と歯科医が考えるのであれば、ヒポクラテスの誓いは伝承してゆくべきであろう。

医の神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイア、およびすべての神々よ。私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。

・この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。

・著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。

・自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。

・依頼されても人を殺す薬を与えない。

・生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。

この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを亨受し、全ての人から尊敬されるであろう!

しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜(たまわ)るだろう。

DBAより)DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より 

次回からは「間違いだらけの床矯正法」が始まります。乞うご期待。