口腔育成といういい加減「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
口腔育成といういい加減:人間の歯とか歯列というものは、とても複雑な過程によっている。それも一つの要因だけではない。歯の数、歯の大きさ、形、位置、しかも歯槽骨や身体の成長、筋肉の強さや大きさなどまだまだ多くの要素がある。これら全ての要因を考えると、人間の歯や歯列の発育や調和というものを、たかがエキスパンジョンスクリューの付いた床装置でできるなどというのは、あまりにもいい加減なものである。こんなもので、究極的な理想咬合の状態に到達することなどはないということに気がついて当然だと思う。発育途上にある12歳以下においては正常か異常かさえ簡単に決定することさえ難しいのである。明らかに、不正咬合があるのならまだしも、予防だ育成だということすらおこがましいダマしのテクニックであろう。こういうインチキくさいもので、お金を巻き上げられ、口腔内の育成どころか無茶苦茶にされている現実を見て黙っていることはできない。自然の発育こそ大切なのである。明らかに不正の方に向いてきた時だけ少し時間をかければ、すぐ正常にすることができる。12歳までなら6ヶ月以内である。対症療法こそベストであり、それ以外は自然の成長にまかせるに限る。不正咬合の要素の中で、不正咬合がどのようにして起こり、いかにして予防できるかということは、正常に発育している中で説明などできない。発育途上にものに、自然の発育を妨げるようなことはすべきでない。まして、床装置などするべきことではないのである。「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
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