ミスユニバースを目指すなら歯を抜くな(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
ミスユニバースを目指すなら歯を抜くな:(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
ミスユニバースは世界的な美人コンテストである。一時は、日本代表は世界の強豪と競り合って優勝し、2位になりと大活躍でした。国際的な美人コンテストはどういうことか分かっているイネス・リグロン(フランス人)のコーチ力もあろう。しかし、今まで日本人が立て続けに優勝したり、2位になったりと上位入賞が毎年というようなことは無かったのである。これは世界的な美人の基準が変わってきたことが大きい。アメリカなどのアングロサクソン系民族はコンテスト向きの顔をしていない。コントラストがはっきりとしているのが最近の美の基準である。へこんでいるより、出ている方がよい。かつてのアングロサクソン系の美人は古代ギリシャのミロのビーナスのような顔に憧れていた。ところが最近の美人の基準はラテン系の方になってきた。ラテン系とは地中海を中心にした国々の人の顔である。イタリア、フランス、スペインというところが代表格である。どちらもコーカサイドであり元々は同じ人種であるけれども、北欧、東欧、地中海、アラブ中東、インドまでとコーカサイドも幅が広い。その中で、ラテン系が現代美人ということになる。これは男女平等とか、女性の社会進出とかも一つの理由と原因であろう。ともかく陽気で健康的で、目鼻口などが個性的でハッキリしているということだ。小さいのより大きい方が良いともいえる。口元にしても、現代美人の基準は横顔ではない。正面からの笑顔なのである。口元はふっくらとして、口唇は厚くぽってりとしているのが良い。大笑いをして歯を十分に見せ、白い歯が口中に広がっているのが良いのである。最近の審美歯科などの本を読んでみると良い。また最近のことを書いている矯正に関することも読むと良い。歯ならびや口元の基準は、横顔は全く無視されている。正面から見て、鼻筋と人中、そして上顎の中切歯が一直線が良いのである。上顎と下顎の正中線の一致など強調しているものはない。それは大笑いしたとき、顎はどちらかにずれて正中の一致などないし、離れるし、下唇に隠れて見えないということで下顎は美容上で重視されない。それより、上顎の歯が大臼歯部まで真っ白に見えるのが良いのである。口角部に陰ができることを口角のトライアングルのブラックとして嫌うのである。小臼歯を4本抜歯すると口元は小さくなり、引っ込み、魅力的でなくなる。このことは失敗例として、最近の矯正の本には載っているところなのだ。日本で行っている小臼歯の4本抜歯の矯正は日本と韓国だけが行っている変な時代遅れの矯正法なのである。(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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