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尾身会長の病院でコロナ患者用病床50%使用せず補助金132億円ぼったくりか?


和田秀樹医師から届いたmagの抜粋を読みましょう

ずっと下の方に全文を載せましたので「脳の持久力のある方々」はお読みください。
ある意味「激辛(げきから)」です。

131回 正義という名の暴力
「・・・しかしながらコロナ患者を引き受けるというのは大儲けにつながるのも確かだ。昨年の5月26日に出された通達では、「重症の新型コロナウイルス感染症患者について、特定集中治療室管理料等を算定する病棟に入院している場合の評価を3倍に引き上げる。」とされている
1日29091点の保険点数つまり約30万円が入ってくる。・・・」

130回 腐りきった日本の小児科
「・・・本来、子どもの命を守るために小児科の医者が頑張らないといけないが、小児科の医者(大学教授たちだけだと信じたいが)の腐敗がひどい。1000人以上の死者が出ても、一例としてワクチンとの因果関係を認めず、かといってそれを否定したのは5例で、あとは情報不足でわからないと片づけている「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」の委員名簿をみると部会長は森尾友宏とかいう東京医科歯科大学の小児科の教授だ。安全対策調査会の調査会長は岡明という埼玉県立小児医療センターの院長。小児科の重鎮が、ワクチンの副反応をがんと認めないのが日本の構図だ。ちなみに日本ワクチン学会の理事として、テレビでワクチン接種の旗振り役をやっている森内浩幸とかいう医者は長崎大学の小児科教授である。小児科というのは何回もワクチン禍を経験しているはずなのに、動物実験ばかりやっている奴が教授になる弊害としか言いようがない。・・・」
「・・・医者に関してもこれでいいのかということが続いている。尾身会長が理事長をつとめるJCHO傘下の病院でコロナ患者用の病床が30~50%も使われていないことが明らかになり、132億円の補助金がぼったくりと批判されている。建前上は、患者が増えた際に受け入れられるようにベッドに余裕を持たせることになっているらしいが、現実に入れない患者がいるのだから、入れるのが当たり前だ。将来の予測より、今困っている人を助けるのが本筋だろう。ただ、コロナ病床は埋まらなくても補助金が出るので、儲けようとする病院ほどベッドの空きが出る。尾身氏の病院がその一例ということだ。政策立案者が儲けを考えて埋まらなくても金が入るシステムにしているのだからまさにマッチポンプだ。・・・」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E7%94%B0%E7%A7%80%E6%A8%B9

 

(全文)
130回 腐りきった日本の小児科
和田秀樹 mag2 0001686028 2021/09/13 8:26 (4 日前)
ついに菅首相がやめた。
私はどういうわけか可哀想に感じてしまう。
確かに、冴えないところがあるし、周りの感染症学者にふりまわされっぱなしだったが、自分の在任期間の記録を作ると、さっさと辞めた前首相よりはるかにましな気がする。少なくともコロナの大事な時期におそらくうつ病だったのだろうが、記録を作るまでの2か月も人前に出ないというのは、あまりに無責任だった。国会を開かないのは前首相と同様に、東日本大震災のときに国会を開き続けた民主党と比べると不誠実とは思うが、そんなに悪い人とは思えない。
それにしても、その後の立候補者は、右翼の急先鋒の高市早苗(自分は夫婦別姓をしているくせに、一般庶民には夫婦別姓を禁じるという、夫婦別姓が許されるのは上級市民だけと考える丸川珠代氏と同じ考えの持ち主のようだ。女性だからといって、女性の味方と言えるのか?)氏とやはり同じ右翼の、塾団体の親玉として面接や小論文重視の大学入試改革を命じてきた(塾に行く方がはるかに有利になるが、いっぽうで有力者の子が入りやすい入試にもなる)下村博文氏を除くと、人気者とか本命とされるのは、みんな世襲議員だ。
菅氏のようなたたき上げは、強いときはいいが、親の代からのつながりがないので孤立無援のような状態になるのが自民党という政党のようだ。田中角栄氏のような実力者ですら、そうなってしまうところが怖い。そこが私のような貧乏人の子せがれが菅氏に同情するゆえんだ。
河野太郎氏にしても、石破茂氏にしても、そして小泉進次郎氏にしても、弱者には厳しい。本人にそのつもりはないのだろうが、一般庶民と同じ学校に行ったことがない(石破氏も小学校から国立の付属だ)のだから、家が貧乏な人を見たことがないのだろう(岸田文雄氏と河野太郎氏は小学校が公立だが、富裕層の住む地域のようだ)。
同じボンボンの習近平氏が所得再分配政策を始めた。
ケインズがいうように貧しい人ほど消費性向が高いので、所得の再分配をしたほうが国民全体の消費が増える。
結果的に貧しい人に厳しいボンボンが政治をやり続ける限り、日本の消費不況は終わらないが、日本国民がマゾなので、大阪維新の会も含めて庶民に厳しい人ほど庶民に人気がある。一般庶民にとってはもっと貧乏な人や生活保護の受給者がみじめな思いをするくらいしか、楽しみがないのかもしれない。
その上、こういう人のほうが、庶民への演説がうまい。
下村博文氏の進める、学力は低くても、面接がうまくて、高校の先生の受けがいい(内申書重視)人が有利になる入試改革が進めば、みんな東大に入りそうな人ばかりだ。
建前では中国よりはるかに自由があるはずなのに、医者が患者をちゃんと受け入れたら起こらない病床ひっ迫のためという感染症学者(尾身という人が理事長をやっている病院では半分近くの病床をちゃんと受け入れていないようだ)の言いなりになって自粛政策を受け入れる。そして、嬉々として憲法で保証されている自由を放棄して平気な庶民が、選挙のときには、世襲のお殿様に票を入れ、中国以上の世襲社会を実現している。
中国が独裁国家なら、日本はそれ以下の封建国家だと認めた方がいいと思うが。

さて、ワクチン接種後の死亡は増え続けているが、ようやくマスコミが注目し始めた。
ワクチンの異物混入問題で、接種後に38歳の男性が3日後に死亡、さらに広島では30歳の男性がやはり接種後3日目に死亡。この方は親御さんが表に出たので世間の注目を集めている。
これについては異物混入のワクチンではなかったという話もでてきて、錯綜しているが、おそらく異物混入が原因でないと私はみている。
もしそうであれば、同じロットのワクチンを打った人にもっと多くの死ぬレベルでなくても、症状が出ているはずだからだ。
偶然異物混入が重なったから話題になったが、これまで1000人以上が接種後になくなり、うち4人は20代なのに、マスコミ、とくにテレビマスコミは一切それに触れようとしなかった。
そして、ワクチン推進派(ほとんどがファイザーなどから金をもらっている連中なのに、COI表示もされない)がどんどんワクチンを勧め、子どもまでにワクチンが打たれている。
何度もいうが20歳未満の子供はまだコロナでは死んでいない。2019年にはインフルエンザで65人の10代以下の子供が死んでいる。それでも、こんなワクチン強要はなかった。
20代が接種率2割で4人死んでいることを考えれば、子どもにワクチンを強要していけば10人やそこらは死ぬだろう。
それでも、ワクチンを強要するのは、子どもが感染源になって大人にうつすからだそうだ。
大人の命を守るために子どもの命を犠牲にするなどという話は聞いたことがないが、コロナはそういう価値観まで変えてしまう本当に怖い病気だ。

本来、子どもの命を守るために小児科の医者が頑張らないといけないが、小児科の医者(大学教授たちだけだと信じたいが)の腐敗がひどい。
1000人以上の死者が出ても、一例としてワクチンとの因果関係を認めず、かといってそれを否定したのは5例で、あとは情報不足でわからないと片づけている「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」の委員名簿をみると部会長は森尾友宏とかいう東京医科歯科大学の小児科の教授だ。
安全対策調査会の調査会長は岡明という埼玉県立小児医療センターの院長。
小児科の重鎮が、ワクチンの副反応をがんと認めないのが日本の構図だ。
ちなみに日本ワクチン学会の理事として、テレビでワクチン接種の旗振り役をやっている森内浩幸とかいう医者は長崎大学の小児科教授である。
小児科というのは何回もワクチン禍を経験しているはずなのに、動物実験ばかりやっている奴が教授になる弊害としか言いようがない。
本来、小児科というものの役割は、もちろん小児しかかからない病気の研究と治療ということもあるのだろうが、同じ病気でも子供に対しては薬の量や種類を変えるなど、小児に対する治療方針を決めていく研究もするはずの科だ。
ちなみに、老人科とかいう科も同じコンセプト(つまり高齢者に対する治療方針を決める)で作られたものだ。
確かに、薬の効き方などは年齢によって違う。
たとえば、SSRIという人間の脳のシナプス内のセロトニンを増やすとされている薬は、私の臨床経験では脳内のセロトニンの減っている高齢者にはとても有用な薬だ。
しかし、18歳未満では有用性が証明できないと厚生労働省ははっきり言っているし、うつ病学会でも25歳まではカウンセリング治療を原則にするように言っている。いろいろな調査研究では、40歳まではこの薬を飲んだ方が自殺決行の意欲が高まるため、服用者のほうがかえって自殺率を高めるとされていて、それ以降は自殺率が服用した人のほうが下がることになっている。
ついでにいうと、40歳くらいまでは、この薬は拡大自殺(自殺をするときに多くの人を巻き込むとか、大量殺人をして死刑にしてもらうという形の自殺)の誘因となるらしく、コロンバインの乱射事件、池田小学校事件、秋葉原事件などなど多くの事件で、この薬の服用が確認されている。
大人には大丈夫でも子供にはよくない薬だっていくらでもある。
小児科のまともな研究者なら、コロナに関しては子供は死なないが、ワクチンで死ぬことがあるから、何歳までは、コロナで死ぬよりワクチンで死ぬ確率のほうが高いと提起して、子どもを守るのが小児科医の務めと思うが、いくらワクチン会社から金をもらっているのか知らないが、日本では小児科医のほうがコロナワクチンの擁護者であり、旗振り役を務めている。
これでいいのか?

医者に関してもこれでいいのかということが続いている。
尾身会長が理事長をつとめるJCHO傘下の病院でコロナ患者用の病床が30~50%も使われていないことが明らかになり、132億円の補助金がぼったくりと批判されている。
建前上は、患者が増えた際に受け入れられるようにベッドに余裕を持たせることになっているらしいが、現実に入れない患者がいるのだから、入れるのが当たり前だ。将来の予測より、今困っている人を助けるのが本筋だろう。
ただ、コロナ病床は埋まらなくても補助金が出るので、儲けようとする病院ほどベッドの空きが出る。尾身氏の病院がその一例ということだ。政策立案者が儲けを考えて埋まらなくても金が入るシステムにしているのだからまさにマッチポンプだ。
実際はその背景にコロナ病床の人手不足があるという。
これもワクチンを打ち終わり、コロナで死ぬ医療関係者が報道でみる限りいなくなっているので危険だからコロナ病床で働かないわけではないらしい。
病院側が金儲けに走るからだ。
大学病院については、入った補助金がそのまま利益になっているようだから(各大学50~100億円という大金だ)スタッフの給料はほとんど上げていなかったり、新規採用もしていないということだろう。
同級生からの情報では、とある有名大病院の危険手当は一日3000円だそうだが、死ぬほど働かされているらしい。
儲けを全部吐き出させるとは言わないが、補助金をもらっているのに人員を増強したり、手当てを増やさないところには返還を求めるくらいしないと悪徳病院の経営者(今回は大学病院がすべてそれにあたることがわかった)の金儲けになるだけでコロナ患者の救済にはならない。
医師法では、「診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」と明記されている。
令和2年6月2日の厚労省からの通達では、「患者が発熱や上気道症状を有しているということのみを理由に、当該患者の診療を拒否することは、応招義務を定めた医師法第19 条第1項における診療を拒否する『正当な事由』に該当しない」と明記されている。
ただし、2019年12月の通知では、「特定の感染症へのり患等合理性の認められない理由のみに基づき診療しないことは正当化されない。ただし、1類・2類感染症等、制度上、特定の医療機関で対応すべきとされている感染症にり患している又はその疑いのある患者等についてはこの限りではない」とされているので現在の2類相当ではコロナ患者を拒否できてしまう。
死亡率がこれだけ下がったのだから、さっさと2類相当にして一般の病院で診れるようにするのが、医療レベルの低い野戦病院を作るよりよほどまともな解決策のように思えるが、現在の自民党の総裁候補でそれを言う人がいない。
毎月、保険料を強制徴収され、税金を払っているのだから、ちゃんと病院に入れるようにしろというのが当然の権利だが、封建国家の日本では税金は年貢と同じでお上が好きに使うもので自分たちのために使えと言えないのだろうか?

131回 正義という名の暴力
和田秀樹 mag2 0001686028 9月13日(月) 8:26 (4 日前)
カジノ疑惑の秋元司被告が有罪になった。
判決文を読むと「公人としての倫理観はおろか、この種の犯罪に関する最低限の順法精神もなく、長期の実刑は免れない」と断罪されている。
公判は公開されているはずなので、守秘義務はないものということであえて言うと、私は、秋元氏の秘書の精神科的な病状の意見書(正式な鑑定の扱いなのかよくわからないが)を書いている。
入院中の一番具合の悪い時期に検事が取り調べを行っているし、一部しか映っていないビデオを見る限り、あまりにカルテに書かれた病状と違い過ぎる。
弁護士さんの話では、本当の取り調べのビデオ撮影を行わず、作られた文章を読んでいる疑いが強いそうだ。
少なくとも精神科医の立場からすると、そのほうが納得がいく。
秋元氏が公人としての倫理観がないというなら、このような検事の取り調べだって、公人としての倫理観がないとしか言いようがない。
事情を知らないのだろうが、ニュース番組では判決文をもとに秋元氏の倫理観をボロクソに言っていたが、裁判官だって、私の意見書を踏みにじるし、検察は平気で違法と言われても仕方のない、少なくとも病人に対する配慮のない捜査をしている。
悪人(と世間や検察やマスコミが決めた人)には何をやってもいいというのは、本当に怖いことだ。
裁判は、合法的な手段で捜査を行って得られた証拠に基づいて行われるものだ。これでは先進国とはとても言えない。
実は、今週は虐待被害者のシンポジウムにスピーカーとして出ていた。
虐待にしても、レイプにしても、トラウマ被害者が置かれている立場は本当に弱いものだし、医療さえもろくに享受できない現状に胸が張り裂けそうになった。
1人の虐待サバイバーの人は、友達がレイプをされ、それに対する警察の対応を話してくれた。
レイプの再現として体育館のようなところで寝かされどうな風にされたか男性の警官に再現させるという。
さすがにつらいので女性の警官をお願いすると、女性はみんな交通警官なのでという話である。
被害届を出しても忙しい、人手不足と言って断っておいて、止まれの標識違反のチェックのためには3人立たせるような組織だから、金になる交通事犯の取り締まりのほうがレイプの犯人逮捕より大切なのだろう。
中国やアメリカは警察がやりすぎるが、日本は警察はまったく働く気がない。
レイプも被害届の3割しか起訴されない。
たままた日本人はおとなしいからいいが、外国人が大量に入ってきたら治安がどうなるかわからない。
京都府警が沢口靖子に感謝状を出したそうだが、刑事ドラマは働かない警察が働いてくれるというイメージを作る(その代わり報道番組に警察情報を垂れ流し、えん罪の温床になるが、報道番組の制作費が浮くのでテレビ局は大歓迎だ)ためのインチキ番組と思った方がいい。

やりたくない仕事では働かず、マスコミが注目する事件では無理筋で起訴し、それを追認するのが日本の裁判官だ。
工藤会のトップに死刑判決が出たが、まともな証拠のない「推認」のオンパレードだった。
そのトップが後で後悔するぞといったのが脅しに受け取られるが、まともな神経なら推定無罪の人間を殺すのはやはり後味が悪いだろう。
正義の味方になった気になると、いくら人を殺してもいいという感覚になるのだろう。
コロナワクチンも20代の死者が10人近くなっても小学生(誰もコロナで死んでいない)に強制接種の勢いだ。ワクチン接種後の死亡報告も1000を超えた。
私自身は暴力団は大嫌いだが、人殺しをしていない人まで殺していいとは思っていない。
こんな馬鹿馬鹿しいいじめより、集団犯罪禁止法を作った方がよほど世の中のためになる。
要するに2人以上で暴力をふるって相手が死んだ場合は、未必の故意と認定して傷害致死にしないというものだ。
これによって、子どもや半グレのリンチ殺人も厳罰化できる。
人間というのは集団になると歯止めが効きにくいのに、被害が大きくなりがちなのだから未必の故意は当然だ。
集団で脅すこともできなくなるから半グレも暴力団も活動しにくくなるだろう。
子どもが集団でいじめるのにも適応できるだろう。
議員立法でもそういう法律を作る動きがないのは、やはり自民党に限らず集団で暴力をふるう(田舎の建設会社などにはまだそういう会社があるらしい)人に友達が多いからなのだろう。
そういう奴を落とすことこそ選挙だと思うが、そうはならない。
そして警察や偉い政治家が気に入らないやくざは見せしめにされる。
山口組だって抗争で何人も殺しているはずだが、山口組のトップにこんな判決を出す勇気のある裁判官はいないはずだ。
少なくとも暴力団だったら何をしてもいいというのは、正義の名を借りた暴力としか思えない。

コロナに関しては正義の味方たちがすっかり偉そうにする世の中になっている。
ほぼ空気感染が明らかになり、マスクや飲食規制が無意味であることが明らかになっても、その押し付けが続く。
私の同級生の北村という医者も、相変わらずマスクの押し付けを続けている。
大学の特任教授という肩書だが、現職の研究者とはいえないはずだ。ろくに勉強しないで「昔の名前」で人々の生活の規制を続ける元凶になっているのに、正義の味方扱いは納得できない。
ラジオを聞いていたら倉持とかいう医者がコロナの怖さを訴えていた。
一生懸命コロナ患者を引き受けていて評判がいいそうだ。
確かに彼が言うように、コロナの患者が在宅で置かれている状態はまずい。
酸素が必要なレベルというのは、これまでの病気なら入院できる。
コロナについては感染者もワクチン接種者も出血傾向が高まるようなので、急変しやすい。
野戦病院を作ると立派と言われるが、日本は諸外国と比べてベッドが多いのが取り柄なので、今の1類とか2類相当の扱いをやめてインフルエンザ並みの5類にするのがいちばん妥当な解決策だ。
そうすれば医師法上、患者を断れなくなる。
多額の補助金をもらいながら、医療従事者にろくに金を渡さないので、スタッフが増えず、患者を断り続けてきたJCHOの尾身理事長よりは、確かに倉持医師は患者を引き受け続けてきたということだから、それなりに高額の給料を払ってスタッフを集めたのかもしれない。

しかしながらコロナ患者を引き受けるというのは大儲けにつながるのも確かだ。昨年の5月26日に出された通達では、「重症の新型コロナウイルス感染症患者について、特定集中治療室管理料等を算定する病棟に入院している場合の評価を3倍に引き上げる。」とされている
1日29091点の保険点数つまり約30万円が入ってくる。
今年の4月12日には厚労省から「令和3年度新型コロナウイルス感染症患者等入院受入医療機関緊急支援事業の実施について」という事務連絡が出され、コロナの受け入れ病床1ベッド当たり1950万円の補助金が出されている。
確かに治療をきちんと引き受けるという点では正義漢だが、30ベッドくらいのプレハブを作ったということだから、もともとはベッドのないクリニックが月に3億円くらいのコロナ関連売り上げの病院にしたということになる。
そういう背景を知れば、そこまで偉い人とは思えないのは私の僻みだろうか?
むしろワクチンを打って医療関係者が死なない病気になったというのに受ける病院がまだまだ少ないということが異常な気がする。
ちなみにこの補助金は「新型コロナウイルス感染症患者受け入れ病院に交付し、その補助金を原資に(A)医療従事者の人件費(B)院内等での感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する経費」と明記されている。
それなのに、そういうことにお金を使っていない現実がある。
『選択』という雑誌が大学の決算資料から調査した数字によると、コロナがらみで増えた補助金がほとんど使われていない大学が多い。
東京慈恵会医科大学は積極的にコロナ患者を引き受けることで知られるが補助金は111億円前年から増えている。それに対してバランスシートの改善は21億円だから、ちゃんとお金を使っているのだろう。
それに対して不正入試で補助金が減らされてきた東京医大は67億円補助金を増やしてもらっているのに64億円もバランスシートが改善している。ほとんど使っていないということだ。
こういう補助金のタダ取りの大学や大病院(JCHOもおそらくそうだろう)にはきちんと調査して返金を求めるべきだ。
日本という国は予算を取る際には、財務省とのせめぎあいが激しいそうだが(これだって、コロナ対策の予算取りはザルそのものだったが)その予算がどう使われたかの精査がほとんどない。
飲食店などへの補助金など、求められたらすぐ払う代わりに、後できちんと精査すべきなのに、逆になっていて、どうどうと店をあけ、酒を出す店が大儲けしているが補助金が遅れるという理由で正当化されている。
ただ、都のほうは店がつぶれてくれたほうが、補助金を払わなくてすむので、わざと遅らせているという説もあるが。

さて、総裁選であるが、どうも石破茂氏は不出馬で河野太郎氏と組むようだ。
私は石破氏も河野氏もまったく信頼していない。
河野氏のワクチン政策には首をかしげることも多い。
ただ、こういう時期に、話がうまいという理由だけで人気者の政治家に一度首相をやってほしい。
例えば、コロナを引き受けない病院に強いことが言えないことや、ワクチンの死者が増え続けることに対する対応など、いろいろな形でボロが出るだろう。
相変わらず国会を開かないという体質も変わらないだろう。
前だったらこの人になってほしい(こういう人はほとんどいないが)、この人にだけはなってほしくないという人がいろいろいたが、今はむしろ嫌な奴になってもらって、ダメぶりがばれるほうに期待している。
そういう点で石破氏が出ないとしたらとても賢い。
化けの皮がはがれないで済むし、河野氏がなれば幹事長にでもしてもらって人事権を握ることができる。
自分のオンボロ派閥を大きくして、コロナが落ち着いてから総理大臣になったほうが、ボロが出にくいだろう。
もちろん経済対策はヘボのままだろうが、30年不況でも、自民党政権が続く国だから、こういうものがバレない国の総理は楽だから。