「ワクチンなんかより自然免疫のほうが明らかにいい」(医学的にも当たり前) | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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「ワクチンなんかより自然免疫のほうが明らかにいい」(医学的にも当たり前)


和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」より

「またモーニングショーを見ていたらコロナの後遺症を大騒ぎしていた。どうしてもコロナを怖い病気ということにしたいようだ。新聞の片隅に北朝鮮の金正恩が北朝鮮でのコロナ終息を宣言したというニュースが出ていた。2000~2500万人と推定される人口の国で477万人が発熱したそうだが、死者数の発表はわずか74人とのことだ。いくらでもデータ改ざんを行える国であるにせよ、周囲の人間がバタバタ死ぬのであれば、改ざんはすぐにバレてしまう。やはり相当死者は少なかったと考えていいだろう。北朝鮮はワクチンを拒否し、通常の解熱剤で対応したことが知られている。決して衛生状態もよくないし、マスクを国民にいきわたらせることはできなかったようだ。その北朝鮮がこんなに死者数が少ないというのが、今後のコロナ対策のヒントにならないだろうか?おそらくは、運よく、強毒だった時代にはやったのでないから、大勢の人が死なないで済んだという側面もあるだろう。あるいは、栄養状態も医療も悪いので、人口構成が比較的若いということもあるのかもしれない。平均寿命は71.6歳と推定されているが、若いうちに死ぬ人がそれだけ多いということだろう。日本より15歳も若い。出生率は1.9人らしいが、日本や韓国よりははるかに多い。要するに人口構成が日本などと比べて若い人が多く、85歳以上の超高齢者が少ないことが、死者の少ない原因かもしれない。しかし、日本でも欧米でも少なくとも中高年の人間がもっと死んでいる。ワクチンも打たず、まともな医療をやらないで100人も死なないということを嘘だと断じるより、そこから学べるものがあるという考え方もできるだろう。実際、日本はワクチン接種後死亡だけで、今年の7月22日現在、約1800人の人が死んでいる。人口が日本の6分の1の国がワクチンを使わないで100人も死んでいないのなら、こんなものは使わないほうがましという考え方もできるかもしれない。コロナに濃厚医療をやらないより、普通の風邪のような扱いをしたほうがいいという考え方もできるかもしれない。苦しい思いでみんなにマスクをさせることも実はかえって悪いのかもしれない。もちろん、可能性ベースでの話だが、切り捨てる前に検討の余地はあるだろう。私がコロナが始まってから、もっとも違和感を覚えるのは、人間の自然免疫というものがまったく無視されているということだ。コロナに対する免疫をつけるという話は、ワクチンだけでしかできないという話になっている。自然感染で得られた免疫よりワクチンのほうがいいという話もさんざん聞かされた。ところが、今、欧米のように人々が自由にできない理由として、欧米と違って、感染した人が少ないから自然免疫ができている人が少ないからだというような、前言を翻すような話が平気でなされている。ウイルス学者の宮沢孝幸先生と直接話を聞いたところでは、ワクチンなんかより自然免疫のほうが明らかにいいとのことだ。スウェーデンのように集団免疫を獲得しようとした国で、最終的な死者が欧米のほかの国と大して変わらなかったということからも、自然免疫がバカにならないことが推定できる。わざとでも軽いコロナにかかったほうがいいとまでは言わないけれど、ワクチンだけに頼るのでなく、自分の免疫力も高めておいた方がいいのは確かだ。私は仕事がら、コロナになった高齢者をたくさん知っているが、ほとんど症状を出さなかった人は少なくはない。そういう人の多くは、栄養状態もよく、ふだんから動いている人が多い。以前、免疫学者の奥村康先生に伺ったことがあるが、自粛暮らしをしていると確実に免疫力が落ちるそうだ。コロナが流行る前なら、風邪にかからないようにビタミンCを摂るだの、栄養をつけるだの、あてにはならないが乾布摩擦をするだの、運動をするだので免疫力をつけることが強調された。マスクで防護し、何にでもアルコールをかけて無菌にしようとすることは、かえって人間の抵抗力を落としかねないことは確かだ。感染免疫学者の故藤田紘一郎先生が『清潔はビョーキだ』という著書を書かれているが、実際、多くの免疫学者は過度な潔癖症や不潔恐怖でたとえば、トイレの便座を消毒しないと不安になる人とか、一日中、アルコールで手を拭いている人は逆に免疫力を落として感染症にかかりやすくなるというような指摘をしている。
やはり免疫システムを過保護にしてはいけないということなのだろう。コロナ後(これが日本の場合、いつになるかわからないのだが)に、免疫力、抵抗力の弱い人間が大量に生まれないか、つい心配になってしまう。たまたま、本が売れて以来、高齢者の健康関係の本をいくつか作っている。私がそこで主張している重要なテーマは、日本はがんで死ぬ国だということだ。血圧を下げろ、血糖値を下げろ、コレステロールを下げろ、塩分を控えろなどというのはすべて心疾患や脳血管障害で死ぬ国の健康常識である。日本は長年、脳卒中が死因のトップだったので、血圧にすごくナーバスになっていて、塩分を控えすぎる傾向にあるが、歳をとってからは低ナトリウム血症のほうが心配だし、そもそも塩辛いものが好きなのにムリムリ味の薄いものばかり食べさせられているとストレスになってしまう。このストレスが免疫機能に悪影響を与え、がんになりやすくなってしまう。確かに昔は140や150の血圧で脳卒中を起こしていた。ところが今は、くも膜下出血はともかくとして脳内出血はほとんどないのが実情だ。要するにたんぱく質を摂る量が増えて、血管がつよくなったから、そうそう血管が破れなくなったのだ。その後、食生活の欧米化で少し虚血性心疾患が増えたが、これにしても日本では大したことがなかったのに、体重を減らせ、肉を食べるな、コレステロールを下げろという話のオンパレードになった。日本の医学者と称する人間は、栄養学も知らないし、一般の人の食生活も知らない。こんなことでは、医学者と名乗れても医者とは言えない。アメリカ人が肉を一日300g食べ、日本人は80gだったのに、日本人に肉を減らせという話になる。栄養学を無視した東京帝国大学卒の医師森林太郎(ペンネームは森鴎外)は脚気を感染症と勝手に決めつけて、彼が軍医の責任者だった日露戦争では戦死者の3倍の脚気死者を出した。ついでにいうと、肉を食べないと、あるいはコレステロール値を落とすと、免疫機能が下がり、がんになりやすくなる。欧米と比べて、日本が癌で死ぬ人が多いのはそのためだろう。
いずれにせよ、心疾患で死ぬ欧米と違って、がんで死ぬ日本では免疫機能の維持が長寿や健康に重要な意味をもつ。日本のバカ医者たちがそれに気づくのはいつのことだろう?今回のコロナ騒ぎでも免疫力については完全に無視され続けている。さて、韓国では、旧統一教会が安倍元首相の追悼のための大イベントが行われ、トランプがビデオメッセージを送るほどの盛況だったようだ。どのくらいのギャラを払ったのか知らないが、世界の元首相クラスも集まっている。まさに安倍氏が死んでからも統一教会の宣伝塔になっているわけだが、関係の深さを疑われても仕方ないし、それに対する抗議もないようだ。国葬はまさにこんな感じになるのだろうが、出席する面子はあまり変わらないのではないかと邪推してしまう。少なくともこの国の政治家がこんな宗教とズブズブの関係になっていることは、非常に不快だ。私も以前、この宗教から脱会した男子学生(かなりの名門大学の学生だった)の精神療法を頼まれてやったことがあるが、週1回50分の治療では、なかなか宗教への思いを断ち切れない苦悩が何年も続いたのを覚えている。その人は特別にお金を巻き上げられたわけではなかったが、その後霊感商法なども話題になり、今回の山上容疑者のように家庭が破滅した人たちも少なくない。前回も問題にしたように、こうやって吸い上げられた金の調査がまったくといっていいほどなされていない。自民党や野党の政治家にいくら流れているかも不明だ。政治家も、一般企業からの金は足がつくので宗教団体から金を得るという構図ができているのかもしれない。今はインターネットの時代なので、祝電であれ、イベント出演は証拠が残り、それを拡散されてしまうので、これは簡単に認める。知らなかったで済ませることもできる。しかし、金をもらっても、それが表に出ることはないし、絶対に認めないだろう。宗教という隠れ蓑があれば、いくらでもいい加減な金が政治家に流れ、その金を集めるために、いかに悲惨な暮らしをさせられる人が出ても知らんぷりだ。そして、この構図の疑惑を巨大宗教に忖度しているのか、どこのマスコミも報じない。私は世界の三大宗教が、イスラム教徒、ユダヤ教と、拝金教の三つになったと考えている。今はキリスト教徒だって仏教徒だって、あるいは神父だって、僧侶だって、神や仏より金のほうを選ぶ。まさに拝金教だ。新宗教と呼ばれるところの多くも金が大事で、統一教会などは、その代表格だ。金より死後の世界を大切にする人が多いイスラム教や、ほかの宗教の信者を拝金教に変えながら、内部では金より知を大切にするユダヤ教は、まだ世界的宗教といえるが、残りの宗教のほとんどは(私にみるところユダヤ教徒によって)拝金教となっている。拝金教は集めた金で、トップが贅沢をするだけでなく、卑しい政治家に金をまいて言いなりにさせる。おそらくは統一教会だけでなく、いろいろな新宗教が政治家に金をばらまいているのだろう。
金をもらえば宗教団体のイベントに喜んで参加する卑しい政治家が日本だけでなく海外にもたくさんいることが今回の追悼イベントで明らかになった。国葬とこのイベントが海外で、両方報じられたら、海外の人たちからみて、おごそかさを覗けば差がないように思われるのではないかと思うとぞっとする。◎和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」」