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日本だって、マスクをしたまま葬式に出るなど、最高に無礼な行為だったはずだ。


184回 正義の味方の殺人

和田秀樹 mag2 0001686028 mailmag@mag2premium.com

9:51 (38 分前)

前回、日本の国葬は大喪の礼と同格で、戦後は吉田茂氏しか、その扱いを受けていないし、香淳皇后ですら国葬になっていないという話をした。安倍氏が天皇陛下と同格かということが大して議論もされずに決まったことが畏れ多いと私は思っているわけだが、国葬反対の理由は、金の問題や旧統一教会の問題にすり替わっている。それも立派な反対の理由だが、これでは本当は安倍氏は天皇陛下と同格だが、金をかけるのがもったいないとか、旧統一教会との関係があるから、それを許さないという話になる気がする。日本が一人あたりのGDPや製品の競争力で韓国に負けるようにした責任が不問にされ、名総理とされることは釈然としない。
いずれにせよ、イギリスの国葬と大きな差をつけられた「恥ずかしい」国葬になっているが、さらに輪をかけて松野官房長官が「国葬儀当日は、海外要人を含む参列者にマスク着用を求めるとともに、消毒液設置などの感染対策を行う予定だ」と述べたらしい。
もはや、世界のスタンダードとなっているマスクの非着用だが、この葬儀をきっかけに外国に倣おうというのならともかくとして、外国から、せっかく安倍氏を弔うために訪ねてきた人にマスクを強要するという話に唖然とした。
外国ではマスクをしたまま人と話すのは無礼なことだし、表情を見せるコミュニケーションが大切なので、マスクをしなくていいという話になれば、すぐにみんながはずしている。
日本だって、マスクをしたまま葬式に出るなど、最高に無礼な行為だったはずだ。
こんなに非難を受けてまで安倍氏を国葬にしているのに、今度は、国民やマスコミの批判を恐れて、外国からのお客さんにマスクを強要する。まったく信念や儀礼が感じられない。
思いつきで、安倍氏が天皇陛下並みという畏れ多い扱いをしたのかと思うと外国からの要人にこんな要求をするとは、まさに恥の上塗りだろう。
外国だって、マスクをはずしても、大して感染者が増えないことを科学的に検証し、実際、そうなったことはよくわかっている。
日本の科学や医学のレベルがそんなものかと思われるのも恥ずかしい。
参列者をみても痛感したが、日本の三流国家化に背筋が寒くなる。

実はオーストラリアにきている。
林真理子理事長とともに、日大のニューキャッスルキャンパスの視察にきたのだ。
詳しいことは言えないが、田中元理事長時代に建てたこの新しいキャンパスが、経費をかけるに値するかの現地視察である。
ここからは私の印象論だが、すばらしい建物であり、すばらしいロケーションであったことは確かだ。
それ以上は余計なことは書かないが、なぜこの話を持ち出したかというと、オーストラリアのマスク事情の話をしたかったからだ。
飛行機の中ではマスクを強要されたためか、ろくに眠れなかった。
入国審査の列でもみんなマスクをしていた。
ところが入国審査の係員はマスクをしていない。
もちろん、そこを出るとパラダイスのように誰もマスクをしていないし、タクシーの運転手もマスクをしていない。
そこで、これが世界のスタンダードだと痛感したのだ。
今、留学しようとか海外を見ようとしない若者が増えているが、こういう実際の姿をみてほしい。
いずれにせよ、どこでもマスクをしないでいい解放感はひとしおだ
だからこそ、ろくに重症者も出ていないのに、日本にきてくれた際にマスクを強制された際の不快感が想像をつく。
また、これはとても失礼なことだ。
「お前らは、ばい菌だ。日本人にうつすなよ」と言っているようなものだからだ。
「国葬で、海外の要人にきていただくにあたり、諸外国の事情を調べました。結果的に、マスクはほとんど意味がないことがわかりましたので、来ていただいた要人たちと同じく、皆様にもマスクをしないでいいという宣言を致します」とでも言えれば、岸田首相を見直すが、こんな時もびびって、思い切ったことができないのだと改めて感じた。
こういうビビリだから、開成をでたのに、東大を3回も落ちるのだろう。

実際、マスクに限らず、自粛政策が続くと日本人の健康被害は大きい。
何度も書いたことだが、日光にあたらないとうつ病が増える。歩かないことで足腰も弱る人が増えて、要介護高齢者も激増する。人とのコミュニケーションをとらないと高齢者は認知機能も衰える。
ただ、前回問題にした奥村先生との対談で感じたことだが、今のコロナ政策は、人々の免疫機能も確実に落とす。
現にワクチンを何回もうっている高齢者がかなりの数で亡くなっている。
最初は、感染症学者たちがバカで免疫のことを何もわかっていないから、このような自粛強制政策を続けているのだと思ったのだが、最近、いくらなんでも感染症の研究者が免疫のことを何も考えないことはないのではないだろうかと思うようになった。
要するに、彼らは知っていて、人々の、とくに高齢者の免疫機能を落とすような提言を続け、政府やマスコミを通じて、人々に強制していったのではないかと考えるようになった。
コロナのウィルスが大して怖い病気でないことがわかってくるにつれ、人が死なないと怖い病気と思ってもらえない。
そうすると自分たちが政府を動かすこともできないし、テレビにも出られなくなる。
人が大量に死ねば、怖いウィルスということになって、政府も自分たちの言いなりになるし、テレビにも出れる。ワクチン会社に儲けさせて、自分たちにも金が回ってくる。さらに病院にも莫大な補助金が入ってくる。
要するにコロナが怖い病気だということが利権になる人たちがいる
怖くないウィルスを怖い、死者のでる病気にするためにいちばん手っ取り早い方法は、人々の免疫力を落とすことだ。
外に出ないで運動をしないと人々の免疫力が下がる。
楽しむことをしないと人々の免疫力が下がる。
運動しないことでおなかがすかず、栄養をあまり摂らないと人々の免疫力が下がる。
不安でストレスフルな状態では人々の免疫力が下がる。
マスクや手洗い、アルコール消毒などで免疫を甘やかすと人々の免疫力が下がる。
感染症学者だから、そういうことを知っていて、その方向で政府やマスコミを動かせばよい。
かくして、予定通り人々の免疫力が下がり、重症者がほとんどでない弱毒のウィルスが主流になっても、たくさんの人が死んだ。
おかげで世界でも珍しい自粛政策が続いている。
自分の利益のためなら、人が何人死んでもいいし、何人要介護になってもいい。それが日本の感染症の専門家だ。
そして、世界の先進国で唯一の自粛国家になった。
本当に怖い話だ。

電通の人間が悪いことをしたら、鬼の首をとったように電通批判をする人も目立つ。
オリンピック汚職というのもどんどん広がってくるが、私の読みでは、旧統一問題報道がどんどん広がると政権がもたないから、話題をそらすために政権が検察にけしかけたように思えてならない。
案件が古いし、金額もショボイ。
ただ、大企業の社長が逮捕されたりすると、マスコミは大喜びする
そして人格攻撃もワイドショーの得意技だ。
ただ、やはり電通という会社はマスコミによほど嫌われているのだろうなという想像はつく。
以前、東大卒の女子社員の過労死事件でも、電通はコテンパンに叩かれた。
電通が嫌われるのは、報道の自由を奪うような圧力をかけるからだろう。
たとえば、東日本大震災の前には、テレビで東電の批判をするのはタブーだった。
それが原発事故で重しがはずれた途端にコテンパンの攻撃だ。
公益事業なのに福利厚生がよすぎることも批判の対象になった。
ところが電通の圧力なのか、同じ公益事業で福利厚生がもっといいとされる東京ガスはまったく批判されない。この会社のほうが公益事業なのに、わけのわからない世襲が行われ、その一族が豪邸に住んでいるのに叩かれない。
飲酒死亡事故が起こっても、その加害者の人格攻撃に終始し、アルコール依存の問題には触れない。そして、WHOがアルコール広告の規制を加盟国に呼びかけているのも無視し続ける。
これも電通の圧力だろう。
こうやって、本当のことを言わせてもらえない恨みがあるから、電通がちょっと悪いことをすればコテンパンに叩く。
ただ、電通のほうもその手のガス抜きは許しても、たとえばアルコールの広告規制とか、韓国でパチンコの景品交換が禁止になったこととかはテレビでは言わせない。
おそらく、そんなコメンテーターを出したら、お前らのところに広告は回さないと脅しているのだろう。
アルコール関連死は年間5万人でも、知ったことではないのだ。

テレビと電通がタッグを組んで人が何人死んでもいいという体制が続いているから、コロナ自粛の強制、マスクの強制は終わらない。
それで儲かる奴らの利権のほうが人々の命より大切なのだろう。
人の命より電通が大事な人たちなのだから。
性暴力で自殺未遂があっても、胎児の命が奪われても、読売に嫌われないように報じないのも同じスタンスだ。
しかし、彼らは命が大事だから、高齢者から免許を取りあげろ。
命が大事だから、地方の飲食店がいくらつぶれても飲酒運転(ビール一杯も含む)を厳罰化しろ。
命が大事だから、マスクをしろ。
命が大事だから、会食はするな。
と二言目には命が大事という。
数だけで比べてはいけないが、令和3年の年間の飲酒死亡事故は152件でそのうち対人事故は2割だから、年間わずか30人しか人を殺していない(ほかは死ぬのは自分である)。
しかし、WHOが問題にし、テレビの広告規制によって減らせると考えられるアルコール関連死は年間5万件である。
こんな数で人殺しをし続けているテレビ局が、飲酒死亡事故を非難できるのか?
飲酒死亡事故の多くはテレビも一因になってアルコール依存になった人たちによるものだ。病気のせいだともいえる。
しかしテレビの人殺しは金儲けと自分たちの年収1500万円を守るためのものだ。
どちらが不道徳なのかは一度考えるべきだろう。
私が許せないのは、コロナで偉そうにし、金もうけをしている医者たちも、テレビ局も、そうやって自分の利益のために人殺しをしているのに、正義の味方の面をすることだ。
日本に正義が復活する日はくるのか

◎和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
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