20230529 ②「決着ついたが終わらないウクライナ戦争 by副島隆彦」 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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20230529 ②「決着ついたが終わらないウクライナ戦争 by副島隆彦」


20230529 「決着ついたが終わらないウクライナ戦争」②

「ウクライナ軍事特別作戦」は『ロシアが「勝ち」』なのだが、日本国内の全てのメジャー「報道」は、「ゼレンスキー応援隊」となり、NATO(ネイトー・西側・バイデン(クーデター)政権)が「勝った・勝った」の「虚偽(きょぎ)」=「おおうそ」報道を「恥ずかしくも」継続している・・・何人かの「正統」評論家・言論人の論述を根拠として提示していく予定です。乞うご期待を!

副島隆彦先生は、世界基準の「真実」を鮮やかに提示してくれている・・・(うそが多い我が国国内の「メジャーマスコミ」は信用に値しない様だ・・・)

「「[3556]5月20日ウクライナ東部のバフムートの陥落を中心に・・2023-05-25 12:00:28副島隆彦です。今日は2023年5月25日(木)です。以下に、ウクライナ戦争の最新のこの5月20日からの記事を集めた・・・
5月5日に激怒するワグネルの創設者プリゴージン「砲弾をもっと送れ」と。その背後に、戦死した自軍ワグネルの兵士たちの死体袋(ボディ・バッグ)が山積みしてあった。副島隆彦です。私がこのバフムートでの戦闘の報道で唯一笑ったのは、プリゴージンが「ゼレンスキーよ。(5月21日に)広島に行ってバイデンから(よくやった。かわいいやつだとおまえのそのチビの体躯の)おでこにキスをしてもらえ」と語ったときだ。それを日本のニューズ報道では故意にねじ曲げて「ゼレンスキーよ(広島で)バイデンのおでこにキスをしろ」と逆に翻訳していた。チビのゼレンスキー(160センチぐらいだ)が長身(190センチぐらいある)のバイデンの額(ひたい)にキスするには椅子の上に乗ってからでないと出来ない。こういう姑息(こそく)なことを日本のテレビ局はあれこれやる。日本語に翻訳して報じるから、世界中にバレないと思って。バカなんだこいつら。いつもいつもアメリカの手先子分で本当に卑屈(ひくつ)なやつらだ。あとは、ゼレンスキーを5月21日に広島空港(北の山の中になって広島市内まで1時間ぐらい書か有る)で出迎えたのは木原誠二(きはらせいじ)官房副長官だけたったひとりだった。木原は、財務省上がりで今の政府でおカネを払う責任者だ。木原はゼレンスキーを激しく睨みつけながら「このヤロー。よくも日本からウクラナイ支援金として5兆円もふんだくったな」とブルブルと怒りに満ちた表情をしてゼレンスキーの手を握り潰しそうなキツイ握手をしていた。すでに5月19日に隣りの山口県の岩国(いわくに)の米軍基地に降り立ったバイデンと岸田はすぐに日米首脳会談をした。親分のバイデンが実際に来ないと属国からのカネの奪い取り巻き上げ徴収はできない。現実の世界政治でやっていることはこういう朝貢(ちょうこう)だ。暴力団の世界と変わらない。アメリカにカネを払う担当の秋葉剛男(あきばたけお)国家安全保障局長(こっかあんぜんほしょうきょくちょう。前の外務省事務次官、3年やった)と木原誠二のふたりはこの日米会談の時に本当にイヤそうな顔をしてぐったりしていた。この時バイデンに10兆円日本は払ったのだ。そのうちの5兆円(400億ドル)はアメリカの財政赤字が火の車(今債務上限=さいむじょうげん=debt ceiling デット・シーリングで騒がれている。31.4兆ドルを越した)だからそれを穴埋めする資金の一部としての5兆円だ。残りの5兆円(400億ドル)はゼレンスキーに直接払うのではないがウクライナ軍に米軍と英軍がただで与え続けている兵器弾薬の代金だ。それをアメリカの軍需産業(マグダネル・ダグラス、レイセオン、ロッキード・マーティン・マリエッタ、ボーイングたち。多連装ミサイルとか榴弾砲のロケット砲などだ。それと戦闘機。戦車ならクライスラー社だ)に払う。英国からは例の”聖(セイント)・ジャベリン”やNLAR(エヌラー)と呼ばれる、携行肩掛け式の小型の対(たい)戦車ミサイルだ。それで英米の最新兵器がウクライナにどんどん運び込まれる。アメリカの軍需産業に払っているカネの半分以上は日本からの資金だ。だからこの5月19日の日米会談の場で「日本が新たに10兆円を払う」ことが決まった。だから次の日のドル円の為替相場がびゅーんと急に3円動いた。それまでの1ドル=135円が急に138円に円安・ドル高になった。今日(25日はさらに139円だ)。これぐらいの巨額の政府のカネが動ないと一気に4円の円安(えんやす)は起きない。このことをはっきりと知っている日本の知識層の人間たちはあまりいない。為替の現場の専門家たちでこの真実を口にしたら殺される。日本は世界政治の中でこんな目に遭(あ)っている。日本のメディア(テレビ、新聞、週刊誌、ネット情報誌)は一切まったくこの真実の報道をしない。それで日本人の中の勘の鋭い国民が「バイデンも、ゼレンスキーもどうせカネ取りに来たんだろ」とぶつぶつ言っている。これが真実の日米関係だ。だからへいこらとアメリカの手先を何十年もやっている者たちでもこのアメリカからの日本資金の毎回毎回のふんだくりにそろそろ業(ごう)を煮(にや)やして「アメリカ、このヤロー」と言い出している。だがそれでも日本国内は統一教会(ムーニー Moonies 。殺された安倍勢力)を中心に結集している愚劣な狂った頭をしている連中が反(はん)共産主義の反ロシア、反(はん)中国の、デープステイトの、燃えるような信念で出来上がっているものだからすべてはそれに押し流される。私副島隆彦がこの大きな見方(概観。アウトルック)で一番大きな所から私たちの日本国を見ている筈(はず)である。ひとり岸田文雄だけが首相だから体を張って意気揚々と元気よくふるまって自分のこの「2023広島G7」の晴れの舞台をボロボロになりながら必死で演じていた。哀(あわ)れなものだ。ウクライナ戦争の話に戻る。東部ドネツク州の最激戦地であったウクライナ軍の要衝(ようしょう)だったバフムートはこの5月20日に陥落した。本当にロシアの民間軍事会社(PMC)の ワグネルが、市内を完全に制圧したようだ。ロシア側の大勝利である。このバフムートの戦いでワグネルは自軍の5万人の兵力のうち2万人が戦死し(このうち囚人兵が1万人)1万人が負傷した。そのようにプリゴージン本人が5月24日に「テレグラフ」で語った。後ろの方の記事に有る。そしてウクラナイ軍の側の死傷者のおおよその数字も語っている。5万人が死に7万人が負傷したと。この戦争で一番正直なのはプリゴージンだ。ウクライナ政府や軍のトップたちはどうも自分の主観希望願望が入ってウソつきが多い。アメリカ政府の軍事部門(ホワイトハウスのNSC)や、英国の参謀本部の発表も誇張されたウソが多い。故意にロシア軍を中傷している。このバフムート戦では市内はワグネル軍が死者を多くだしながら突撃して前進した。ロシア軍の空挺部隊(VDVパラトルーパーズ)が、市の南北の両側面を支援しながらバフムート戦線でもう10か月(去年の7月から)ずっと戦ってきた。今度のバフムート戦でプリゴージンはロシアの英雄になった。それはナポレオンのモスクワ侵攻(1812年)の時それと戦う劣勢のロシア軍の中から百姓上がりのクトゥーゾフ将軍が英雄となった。雪の中を敗走するナポレオン軍をタイガの森の中からクトゥーゾフの軍隊がじっと見守っていた。祖国の危機の時に真の英雄が民衆の中から生まれて来る。さすがにロシアは鷹揚(おうよう)に構える大国だ。プリゴージンは、5月5日に「もっと砲弾を送れ」とロシア軍の幹部たちに向かって鬼のような形相で怒鳴っていた。彼の背後には死んだ自分の部下のワグネルの兵士たちの戦死した死体を詰めたボディ・バッグが山積みになっていた。こういうことが出来て初めて真の国民の英雄が生まれる。ロシア国民はみんなで泣きながらこの映像を見ていただろう。すぐに、ロシア側は内部で分裂していると西側報道は作り話をする。何の根拠もなくこういうウソの報道をする。生きている組織団体は必ず内部で路線を巡って対立が起きる。それはどんな勢力の中でも起きることだ。ロシア側だけの話ではない。愚劣な西側の国民戦争メディアは自分たち自身のその狂ったような反ロシアの偏向(へんこう)報道を内部で冷静に見直すべきだ。それが出来なければ、国民に見放されて自滅する。この欧米(デープ・ステイト)に唆(そそのか)されて出来ている今のウクライナ政府とそれを支援する者たちは世界中でまだ苦し紛(まぎ)れの負け惜しみで「もうすぐウクライナ軍の大(だい)反撃が始まる」とずっと言い続けている。反撃に出て突撃する方が陣地を固めて防御する側よりも最低で3倍の兵力を損耗(そんもう)する。このあと彼らはどういう風に自分たちのこれまでの発言を捻じ曲げて自分たちに都合のいい方向に作り変えてゆくのだろうか。人間というのは、本当に(あさ)ましい生き物だ。この戦争はまだまだ続く。だがそのうちこの冬か来年の始めに中国が仲裁(mediation ミーディエイション)する形で停戦(ていせん。cease – fire シース・ファイア)すなわち最前線(フロント・ライン)での「撃ち方ヤメ」となるだろう。それがその後何回か破られる。がそれでもやがて休戦(きゅうせん。truce トルース)となる。この休戦はそのまま、和平交渉(わへいこうしょう。peace talks ピース・トークス)の始まりとなる。その和平交渉の会談の場所はおそらく中央アジアのカザフスタン国(カリモフ大統領)の首都のアスタナとなるだろう。 副島隆彦注記終わり。・・・副島隆彦注記。 下↓の記事は、負け惜しみだ。両軍はどちらもバフムートの戦闘(攻防戦)を、ギリギリでずっとやって来たのだから、こんな自分たちの夢、願望、主観だけの、元気づけの記事(さすがに産経新聞だ)を書いても、情勢は変わらない。去年の7月から、もう10か月、バフムート市で激しい戦闘があった。ただし、現在も、バフムート市 の郊外の 北側と南側に、ウクライナ軍が、前進し侵攻して来ているのは事実のようだ。 そのウクライナ軍の真つ正面の反対側に、ロシアの精鋭の空挺部隊(VDV)が、陣地を作って対峙しているそして、その背後にロシア軍の野戦砲の部隊と、長距離ロケット部隊もいるだろう。両軍が、睨み合って戦線が出来ている。だからそう簡単には最前線は、変更できない。 副島隆彦記・・・この下 ↓ のBBCのニューズ動画を私も見た。「バフムートは陥落したとロシアが言っているが 」と、記者が質問して、それにゼレンスキーが、英語で 「バフムートには、もう、ウクライナ軍はいない。ロシア軍の兵士の死体だけだ」と、認めた。バイデンが厳しい表情で横にいた。この発言は決定的だ。このゼレンスキーの発言を、ウクライナの大統領室の報道官が、慌てて、急いで必死に否定し始めた。だがもう遅い。この様子がおもしろかった。副島隆彦記・・・副島隆彦注記。ワグネルは、総兵員 5万人で、バフムートに攻勢をかけ(攻撃し)、(去年の7月から、10か月かけて)3万人の死傷者を出した、というのが、大きな真実の数字だろう。そして、2023年5月20日に、バフムートの市街をすべて制圧した。これで、目出度(めでた)く バフムート陥落となった。下↓の朝日新聞の5月25日続報でも、プリゴージンの発言が、正確で正しい。・・・

副島隆彦注記。こら、テレ朝。下 ↓の 記事で、ウソを書くな。プリゴージンは、まず、自分の軍隊である「ワグネルが、世界で最強だ」と言った。その次に、「 自分たちと戦ったウクライナ軍を、世界で2番目の軍隊だ」とエール yell を送った。こういうことを、勝手に以下のように捻じ曲げて報道するのが、負け惜しみに満ちている、日本の 反ロシア報道だ。バフムートの戦いで自分たちが必死で応援するウクライナ軍が敗北して、相当に残念無念で、口惜しいのだろう。防衛研究所の高橋杉雄や、東大先端研の 小泉悠たちは、あれほど、ウクライナ軍が反撃して勝利する、というようなことを、日本のテレビ局の各社で、毎日のように、ずっとしゃべっていた。 この者たちは、今週から後のテレビ番組で、どうやって、自分たちの予測の間違い、失敗を、言い包(くる)めて、取り繕(つくろ)うのか。彼らの顔が歪(ゆが)んで、引き攣(つ)る、その表情を、多くの人が、じっと見守るだろう。テレビで政治報道の番組を見るのが好きなインテリたち、200万人ぐらいは、一体、どういう気持ちで、この”御用(ごよう)足しコメンテイター ” たちが、このあとも、自信たっぷりに、ペラペラと、テレビで話すのを、我慢して見続けるのか。テレビを見ている人も、いろいろだろうから、ということだろう。副島隆彦注記、おわり・・・」