自民党総裁選は9月27日、党本部で投開票され、田中角栄元首相の「最後の弟子」石破茂元幹事長(67)が第28代総裁に選出された。

父は鳥取県知事や自治相を務めた二朗氏。銀行勤務を経て、父と親しかった田中角栄元首相の勧めで政界入りを志し、1986年衆院選で初当選した。田中氏を「政治の師」と仰ぐ。

2018年には、新潟県柏崎市西山地区にある田中角栄元首相の生家と記念館を訪れた。

ゆかりの品が展示されている記念館を視察した後、生家を外から見て回り、敷地内にある墓の方に向かい頭を下げた。

政治改革を訴え、93年に自民を離党。復党後の2002年に防衛庁長官として初入閣した。12年総裁選では1回目の投票で1位だったが、…

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