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https://suinikki.blog.jp/
2024年11月06日
古村治彦です。
※2024年10月29日に佐藤優先生との対談『世界覇権国 交代劇の真相 インテリジェンス、宗教、政治学で読む 』(←この部分をクリックするとアマゾンのページに飛びます)が発売になります。予約受付中です。よろしくお願いいたします。
2024年米大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプ前大統領(副大統領候補はJ・D・ヴァンス連邦上院議員[オハイオ州選出、共和党])が民主党のカマラ・ハリス副大統領(副大統領候補はミネソタ州知事ティム・ウォルツ)を破り、不連続の形であるが、2度目の勝利を収めた。不連続の2度目の勝利は1892年のグローヴァー・クリーヴランド大統領以来のことで、歴史的なカムバックとなった。
ここで、宣伝になって恐縮だが、上記の佐藤優先生との対談『世界覇権国交代劇の真相』(秀和システム)の第2章の内容が現実のものになったと私は感じている。対談は7月末に行われたが、大きな流れはあれから変わっていなかったのだということを認識した。改めて読み返してみると、この対談で、私たちは「なぜハリスが駄目で負けるのか」「何故民主党が駄目なのか」という敗因を分析していた。また、激戦州について予想をしていてそれもそのまま実現している。このブログをお読みいただいている皆さんには是非手に取ってお読みいただきたい。ブログを現在の形式で存続させるためにもよろしくお願い申し上げます。
このブログでは冷静に、アメリカでの報道と各種世論調査の結果と、それに私の分析を加えて、「横一線であるが、トランプがややリード」と言うことをずっとお伝えしてきた。私は選挙結果を予想した訳ではないので、「当てたぞ、凄いだろう」と言う気はない。これまで同様に淡々とお伝えしていくだけのことだ。
選挙直前に、民主党内部で既に敗因分析とハリス選対と民主党執行部に対する責任論が出ているということもこのブログでお伝えした。11月5日付の記事をお読みいただきたい。記事でご紹介したアメリカでの論稿に敗因がほぼ網羅されている。問題はそれが選挙前に出ていたということだ。
ハリスの個人的な能力のなさと言うことはもちろんあるが(経験のなさで言えばバラク・オバマやビル・クリントンもなかった)、民主党自体の問題も大きい。そもそもがハリスは2020年の大統領選挙民主党予備選挙で早々に撤退に追い込まれている。民主党員や支持者がハリスでは駄目だという判断をしたことになる。それから4年経って急にハリスが良い候補者になることはない。それでもハリスが候補者になって、全国大会で指名される頃には「ハリスは凄い、素晴らしい」の大合唱で支持率も上がっていた。しかし、時間が経過するにつれてトランプが盛り返し(ハリスの人気が落ちていった)、ついに逆転と言うことになった。ハリスは民主党の組織的な機能不全と、ジョー・バイデン政権のインフレ対策や不法移民対策の失敗という2つの重荷を背負わされたという点で気の毒な面がある。また、主流メディアやインフルエンサーたちが浮かれ気味に「ハリス有利」「ハリス圧勝」というような無責任な報道や言動を繰り返したことが民主党側にマイナスに働いたと言うこともあるだろう。
それにしても、2020年にはバイデンが奪還した「青い壁(ブルーウォール、blue wall)」をトランプが取り返したということについて民主、共和両党はその手法について学ぶべきであろう。2020年のバイデンの勝利は、「地上戦の人」バイデンの真骨頂だった。バイデンは連邦上院議員36年、副大統領8年の叩き上げ政治家、選挙の勝者であり続けた人だ(大統領選挙予備選挙などでは負けてはいるが)。バイデンが経験と知識、人脈、選挙マシーンをフル稼働させれば選挙に勝利することはある意味では容易なことであった。しかし、2016年のヒラリー・クリントン、2024年のカマラ・ハリスは空中戦の人たちだった。また、五大湖周辺州になじみがないというのも痛かった(ヒラリーはシカゴ出身であるが)。トランプも五大湖周辺州になじみがある訳ではない。しかし、五大湖周辺州の白人労働者たちの支持を集めることができた。それが今回の勝利につながった。民主党がトランプに勝つためには地道な草の根選挙、地上戦を強化することが必要であり、共和党はこれから地上戦を徹底することが重要になってくる。
今回の選挙はこうした点から、「トランプが強かったというよりも、ハリスが弱かった」ということが適切な分析と言うことになるだろう。一般得票数でも負けるということは、惨敗である。結局、アメリカの西海岸と東海岸の各州でしか勝てなかった。民主党優位の州でしか勝てなかった。それが全てだ。故野村克也氏の言葉「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」である。
(貼り付けはじめ)
トランプが大統領選挙で二度目の勝利、ありえない逆転劇を達成した(Trump wins presidency for second time, completing improbable comeback)
ブレット・サミュエルズ筆
2024年11月6日
『ザ・ヒル』誌
https://thehill.com/homenews/campaign/4969061-trump-wins-presidential-election/
共和党の大統領選挙候補者ドナルド・トランプ前大統領がフロリダ州ウエストパームビーチのパームビーチ・コンヴェンション・センターでの選挙当夜ウォッチパーティーの会場に登場
ディシジョン・デスクHQ(DDHQ)によると、ドナルド・トランプ前大統領が大統領選挙に勝利し、不名誉な状態でワシントンを去り、政治的将来が不透明になってから約4年後に2期目を確保すると予測されている。
DDHQは、トランプがペンシルヴァニア州とアラスカ州で勝利し、獲得選挙人数が270に達したと発表した。
トランプは、予想外の展開が相次いだ選挙でカマラ・ハリス副大統領を破った。選挙運動中にトランプが巻き込まれた刑事裁判、トランプ前大統領に対する2度の暗殺未遂事件、ジョー・バイデン大統領が選挙戦から脱落したことによる民主党の候補者交代など、予想外の出来事が相次いだ選挙であった。
トランプは、ホワイトハウスを失い、その後再びホワイトハウスを獲得した大統領としては、1892年のグローヴァー・クリーヴランド大統領以来、120年以上ぶりのことだ。
トランプは、約100日間にわたるハリスとの選挙戦の末、ホワイトハウス獲得に必要な選挙人数270を確保した。選挙当日まで、主要激戦7州の世論調査では、両候補の差はほとんど見られなかった。
トランプ元大統領は最終的に説得力のある勝利を収め、ジョージア州を列に戻し、ノースカロライナ州を保持して「青い壁(blue wall)」を打ち破った。トランプは一般投票では僅差で勝利すると予想されているが、2016年では一般投票数では勝利できず、共和党がそれで勝利したのは1992年以降一度だけだった。
トランプ前大統領とその伴走者(副大統領候補)であるJ・D・ヴァンス連邦上院議員(オハイオ州選出、共和党)は、バイデン政権時代のコスト上昇、南部国境での移民急増、海外での不安定な情勢に対する有権者の不満を利用し、自身の政策への回帰を有権者に訴えた。
出口調査によると、トランプはラティーノ有権者たちから大きな票を獲得し、地方部での得票を伸ばし、トランプ陣営が積極的に訴えた若者層ではハリスとほぼ互角になった。
トランプは、国家史上最大の強制送還作戦の実行、2017年に署名した減税の延長、外国からの輸入品への普遍的な関税の賦課、トランスジェンダーの若者への保護の撤回、教育省の閉鎖、環境規制の抑制を公約に掲げている。彼はまた、政権に忠実な人物を集めようとしている。
トランプは、女性有権者の投票で大差をつけられると予想されていたのを跳ね返した。ハリスは、トランプが最高裁判事に選んだ3人が2022年にロウ対ウェイド判決を覆すことに他の保守派と加わったことを受け、中絶権の問題に集中した。今回の大統領選は、ロウ法廃止後初めて実施された。
共和党が連邦上院で過半数を奪還したため、トランプ大統領の当選は、連邦最高裁に対する保守派の掌握を強化するチャンスを与える可能性がある。
トランプは2016年にホワイトハウスを僅差で制したが、2020年の再選には敗れた。彼は選挙後の数週間、不正行為が蔓延しているという証明されていない主張を推し進め、2021年1月6日にはバイデンの勝利の認定を阻止しようとした彼の支持者たちによる国会議事堂への暴力的な襲撃に至った。
トランプは2020年の選挙で敗れた後、政権に留まろうとした試みをめぐり、2023年にワシントDで連邦告発によって起訴された。しかしトランプは、この問題を監督しているジャック・スミス特別顧問の解任に速やかに動くことを示唆しており、自分に対する重大な訴訟案件に介入することになる。
トランプ大統領の1期目での言動は、元閣僚や側近たちから批判を浴びてきた。彼は2023年に4つの別々の司法管轄区で起訴され、5月にニューヨークで34の重罪で有罪判決を受けた。彼は最初の任期中に2度弾劾され、好感度は40%を切って退任した。そして2021年、後任の就任式に出席することなくワシントンを去った。
多くの政治家や評論家は、トランプを政治的に死んだものとほぼ宣言しており、ミッチ・マコーネル連邦上院多数党(共和党)院内総務(ケンタッキー州選出、共和党)は2021年2月の連邦上院議場での演説でトランプを激しく非難した。しかし、マコーネルは2021年1月6日の連邦議会議事堂暴動を巡るトランプ大統領の弾劾裁判で有罪判決には投票しなかった。
もしトランプが有罪判決を受けていれば、彼の政治的キャリアは終わり、ホワイトハウスへの再出馬は不可能になっていたかもしれない。その代わりに、彼は現在、共和党を彼のイメージにさらにシフトさせる立場にあり、マコーネルの上院院内総務としての地位は来年1月で終わる。
トランプの政治的終焉を予想した一部の人々がいかに間違っていたかを示すように、トランプは忠実な支持基盤のおかげで共和党候補に当然のように当選し、7月には暗殺未遂を乗り越え、共和党大会で党の全勢力を背後に結集させ、世論調査でバイデンをリードしたことで、大統領就任への最後の道(glide path)を歩んでいるように見えた。
しかし、バイデンは7月末に選挙から撤退し、代わりにハリスが民主党有権者を奮い立たせ、記録的な資金を集めた。トランプは当初、対戦相手の変更に対応するのに苦労し、9月の討論会での不安定なパフォーマンスは、レースが拮抗する中、共和党をさらにいらだたせた。
しかし、選挙戦終盤の世論調査では、トランプは黒人有権者とラティーノ有権者に強さを見せ、得票を伸ばした。いずれもトランプを勝利に導いた重要な票田である。
トランプの選挙陣営は、外部グループと提携して激戦州の有権者たちにリーチするというこれまで試されていなかった戦略に依存しており、この方法でハリス陣営の強力なインフラを克服することに成功した。
78歳のトランプは、大統領に選出された国の歴史上最高齢であり、2020年のバイデンよりわずかに年上である。彼は以前、そうすることに問題はないと言っていたにもかかわらず、詳細な医療記録の公開を拒否している。
トランプは、不連続で2期で大統領を務める史上2人目の大統領となるが、憲法修正第22条によって任期が制限されるため、2028年に再選を目指すことはできない。
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トランプが2度目のホワイトハウス勝利についての5つのポイント(5 takeaways as Trump wins White House for a second time)
ナイオール・スタンジ筆
2024年11月6日
『ザ・ヒル』誌
https://thehill.com/homenews/campaign/4975849-trump-harris-2024-presidential-run/
2024年11月6日水曜日、フロリダ州ウエストパームビーチで開催された選挙ウォッチパーティーに登壇する共和党大統領候補ドナルド・トランプ前大統領、メラニア・トランプ夫人、バロン・トランプ氏
ドナルド・トランプ前大統領は水曜日の早朝、前代未聞のホワイトハウス争奪戦でカマラ・ハリス副大統領を破り、1世紀以上の期間の中で、非連続の勝利を収めた初の大統領となる、異例のカムバックを果たした。
このカムバックには多くの理由がある。
トランプは2020年の大統領選挙での敗北を覆そうとし、支持者たちを駆り立てて連邦議事堂にデモ行進を行わせ、暴動と連邦議員たちの避難につながった出来事から、政治家としてのキャリアは終わったと思われていた。
このカムバックの前に、トランプは史上初めて2度の弾劾訴追を受け、4件の刑事事件で起訴され、民事事件では性的虐待の責任を問われ、刑事裁判では34件の業務記録改ざんの重罪で有罪判決を受けた。
しかしトランプは、熱狂的に忠実な支持基盤に支えられていた。その支持基盤のほとんどは、腐敗した政治、法律、メディアの体制によって不当に犠牲になってきたという彼のシナリオを信じている人々だ。
トランプ前大統領は早朝、フロリダ州ウエストパームビーチで支持者たちに「私たちは誰一人として克服可能だと思っていなかった障害を克服した(We overcame obstacles that nobody thought possible)」と語り、自身の勝利を「アメリカ国民にとって素晴らしい勝利(a magnificent victory for the American people)」と呼んだ。
トランプはまた、ジョー・バイデン大統領の業績に対する国民の不満からも勝利を得た。
これから主要なポイントを挙げていく。
(1)ハリスにとって早い段階から全てがうまくいかなかった(It all went wrong from early on for Harris)
ハリスにとっては早い段階から悪い兆候が出ていた(the writing was on the wall)。
1つ目の警告サインは、トランプがフロリダを制するという非常に早い段階での予測だった。結果そのものに衝撃はなかったが、世論調査の平均が予測した6ポイント差のおよそ2倍の差をつけてトランプが勝利したという事実は、ハリスにとって不吉なものとなった。
トランプにとって有利なパターンは夜の大半にわたって続き、ヴァージニア州やニュージャージー州といった安全と思われる民主党優位の州でさえハリス選対にとって不愉快なほど長い期間決着がつかない中、トランプは各激戦州で序盤にリードを奪った。
ハリスは、ワシントンの歴史あるハワード大学でのイヴェント会場を、聴衆を前にして話すことなく後にした。彼女は水曜日午後以降に演説する予定だ。
(2)人口統計学上の大きな驚き: ラティーノ男性がトランプに大きく傾く(The big demographic surprise: Latino men swing heavily to Trump)
投票日前、多くのメディア報道は、トランプが黒人有権者、特に黒人男性、あるいは若年層の有権者に浸透するかどうかに焦点を当てていた。
実際、少なくとも現在の出口調査によれば、これらの人口統計グループ内の変化は控え目であり、新しいデータが追加されるにつれて多少変化する可能性がある。
しかし、1つだけ本当の衝撃があった。
CNNの出口調査によると、ラティーノ男性が圧倒的な差でトランプにシフトした。
2020年、これらの出口調査では、ラティーノ男性はトランプよりバイデンに59%対36%の23ポイント差で投票していた。
火曜日に行われたCNNの出口調査では、54%対44%の10ポイントの差で、ハリスよりもトランプに投票していることが明らかになった。
この33ポイントという驚くべき差は、鋭く、不快感をもたらす疑問をもたらすだろう。
トランプ支持者たちは、彼の文化的保守主義(cultural conservatism)とより良い経済に関する公約が流れを変えるのに役立ったと主張するだろう。
しかし、その説明では、なぜラティーナ女性の党派支持率がごくわずかしか変化しなかったのかが理解できない。
ある程度の性差別を含まないもっともらしい議論を見つけるのは難しい。
ハリスは結果として、2016年のヒラリー・クリントンに次いで、トランプに敗れた2人目の民主党女性候補となった。
(3)中絶問題は変化を生むことができなかった(The abortion issue failed to make the difference)
民主党は、連邦最高裁がロウ対ウェイド判決を破棄してからあまり時間が経過していない2年後に、女性たちがかつてない数の支持を集め、全米初の女性大統領を選出するという考えに多くの期待を寄せていた。
しかし、それは起きなかった。
確かに性別でのギャップは大きかった。しかしこれまでの出口調査では、性別でのギャップが4年前よりも意味のある形で大きくなったとは示されていない。
それどころか、CNNの出口調査によれば、女性は2020年に15ポイント差でトランプよりバイデンを支持した。今年の出口調査では、ハリスはわずか10ポイント差で女性有権者の支持を受けていた。
だからといって、中絶が共和党に勝利をもたらした争点に変わったのではない。本当にそうではない。
例えば、フロリダ州での中絶に関する投票イニシアティヴは、可決に必要な60%の賛成を得られなかった。しかし、約57%という明確な多数派がこの問題のリベラル側に並んだ。
それでも結論としては、中絶問題はハリスが必要としていたほど強力なものではなかったということだ。
(4)民主党内で深刻な争いが起きるだろう(There will be serious Democratic infighting)
選挙の結果を民主党は大混乱に陥った。民主党の候補者であるハリスが、党内の多くがアメリカの民主政体に対する非常に危険だと考えている人物トランプに敗れた。
そのため、すぐに指弾(finger-pointing)が始まるだろう。
民主党員の多くはバイデンが7月に選挙戦から離脱するに至った一連の出来事に固執するだろう。バイデンの撤退は6月下旬の大統領選挙候補者討論会での大失敗の後に起きた。
「バイデンならハリスよりうまくやれた」と考える人の数は非常に少ない。
しかし、バイデンが一期目で退かないという決断を下したこと、そして党がハリスに対して競争的な予備選に消極的であったことは、そのようなプロセスがあればハリスを強化できた、あるいはより優れた候補者を輩出できたと考える人々にとっては、大きな事後の非難(second-guessed)の材料になるだろう。
ハリス陣営からのメッセージ発信もまた厳しい精査の対象となるだろう。
トランプが「ファシスト」であると主張することにハリスが時間を費やしすぎたが、これは単なるお説教以上の効果がなかったのではないか?
リズ・チェイニー元議員(ワイオミング州選出、共和党)のような人物とキャンペーンを張ることで、共和党に不満を持つ有権者を取り込もうとした試みは、常に失敗する運命にあったのではないか?
労働者階級の懸念にもっと精力的に焦点を当てれば、トランプの訴えを抑えることができたのではないか、それとも、もっと冒険的なメディア戦略を採用していれば効果があっただろうか?
ある程度、これらの疑問は不当なものになるかもしれない。ハリスが経済面で直面した逆風、そして世論調査の評価が平凡な大統領の代理として直面した逆風は、克服するにはあまりにも厳しかったのかもしれない。
しかし、だからといってこのような疑問が出るのを止めることはできないだろう。
(5)トランプは共和党政権をうまくまとめるだろう(Trump might well have unified GOP government)
トランプは連邦上院で、そしておそらく連邦下院でも共和党が過半数を占める状態で進むことになる。
民主党は連邦上院では、常に苦戦を強いられ、いくつかの州では守勢に回った。
共和党優位のウエストヴァージニア州は、民主党から無所属に転じたジョー・マンチン連邦上院議員が引退を表明した時点で敗北がほぼ確実と見られていた。ウエストヴァージニア州では共和党のジム・ジャスティス知事が正式に選出された。
その他では、シェロッド・ブラウン連邦上院議員(オハイオ州選出、民主党)が共和党のバーニー・モレノ候補に議席を奪われた。現職のボブ・ケーシー連邦上院議員(ペンシルヴァニア州選出、民主党)とタミー・ボールドウィン連邦上院議員(ウィスコンシン州選出、民主党)も苦境に立たされているが、現時点では、逆転して勝利する可能性は残されている。
連邦下院では、水曜未明になっても情勢は不透明で、決着には数日かかるかもしれない。しかし、共和党が僅差で過半数を維持する可能性は確かだ。
もしそうなれば、共和党の圧勝ということになる。
タグ :#アメリカ #大統領選挙 #共和党 #ドナルド・トランプ #J・D・ヴァンス #民主党 #カマラ・ハリス #ティム・ウォルツ #ペンシルヴァニア州 #ジョージア州
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「https://note.com/drgngod/n/n78642e0edc4a?rt=email&sub_rt=daily_report_followee_notes 」
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ドナルド・J・トランプ氏は、カマラ・ハリス氏を圧倒的な勝利で破り、第47代アメリカ合衆国大統領に就任した。これは、正直な歴史家がおそらくアメリカ史上最も歴史的な大統領選挙と考えるであろう選挙である。
昨日の選挙は2016年の再現であり、ディープステートの不人気な経済政策、覚醒主義、国境開放、そして国家を破産寸前に追い込み、国民が食料品やガソリンを買うのに苦労することになった犯罪的な戦争挑発行為に対する厳しい非難だった。トランプ氏の勝利はディープステートに関するあらゆる事柄に対する国民投票だった。
決定的な瞬間は、ディープステートが不正行為で勝利をつかもうとしたノースカロライナ州でトランプ氏が勝利した午後11時19分(東部時間)に訪れた。ウェストパームビーチにあるトランプ氏のマール・アー・ラーゴ本部の雰囲気は、慎重な楽観主義から歓喜に変わった。一方、昨夜は敗北を認めず、代わりに支持者らに水曜の朝に声明を発表すると告げた負け惜しみのカマラ・ハリス氏は、幽霊のように視界から消えた。
トランプ氏の勝利は、MAGAの有権者が民主党のいわゆる「ブルーウォール」の防壁を驚くべき速さで破壊するにつれて、急速に激しくなった。トランプ氏はペンシルベニアとウィスコンシンで楽々と勝利し、ほぼすべての偽の世論調査でハリス氏の勝利が予測されていた激戦州でも勝利を収めた。
注目すべきは、ディープステートが2020年に成功したように選挙を盗もうとする秘密の試みにもかかわらず、トランプ氏の復活が実を結んだことだ。
エリック・M・スミス将軍の事務所の情報筋は、ホワイトハット、レッドハット、民間ボランティアが、ノースカロライナ州、ジョージア州、ペンシルベニア州で「数万」の不正な郵送投票を積んだトラックを破壊し、アリゾナ州、ネバダ州、ウィスコンシン州で投票用紙をひっくり返す投票機を「遠隔操作で無効化」するなど、9つの州で27件の選挙不正を阻止したとリアル・ロー・ニュースに語った。
「今回は2020年の繰り返しを防ぐための情報と人員があった」と情報筋は語り、ホワイト・レッド・ハット連合は投票機の改ざんや共和党の投票抑制の疑いで200人以上の選挙管理官も逮捕したと付け加えた。
「これは我々のノルマンディーだった」と彼は寓話的に語った。「幸い、優れた情報のおかげで、路上で流血沙汰になる必要はなかった。トランプ氏と同様、我々は記録的な数の愛国者が投票に来たことに感謝している。おかげで我々の仕事が楽になった。選挙は勝ったが、戦争はまだ終わっていない」
同氏はさらに、スミス将軍はトランプ大統領の勝利演説の直前に祝意の電話をしたとも付け加えた。
「…あなたの仕事はまだ終わっていない」とトランプ大統領は彼に言った。
「JAG にはまだ何十万もの未公開の起訴状があり、私たちは今、任務をスピードアップできることを祈っています。誤解しないでください。諜報機関は今朝、満足していません。トランプ大統領が彼らを解体し、資金提供を停止すれば、私たちの仕事は楽になります」と私たちの情報筋は語った。
」