[最新の政治問題]2025/11/21/❶・・・「台湾有事が起きたら存立危機事態 (自衛隊の出動)だと見なす」発言
❷[最新の政治問題]2025/11/21/❷・・・「高市政権の経済政策の全て」
重たい掲示板
「③副島隆彦です。
このように、高市早苗は、自分の政権の継続の為に、安全運転を心がけている。彼女に助言する者たちの指図に従って慎重に動いている。
台湾問題は、中国の国内問題である。台湾は、中国の領土に一部である。それに対して、日本が、「台湾に中国が軍事侵攻(武力の行使)をする場合には」と、いう想定で、2015年に「安保関連3法」を強行可決した。当時は、安倍首相の、「日本の敵基地攻撃(を可能にする)論」までが出て来た。 今も着々と、与那国島や石垣島、宮古島に、日本の迎撃用のパトリオットの短距離ミサイル網が、作られている。

出所 〇「「ライン越えた」 高市首相の台湾有事答弁、にじむ「安倍路線」継承」(毎日新聞 2025年11月12日)
私、副島隆彦は、台湾は、あと3年で、住民投票によって、戦争になることなく、中国の省(しょう)のひとつである 中国の23番目の省である、台湾省になる、と予言している。 台湾人2400万人の9割は、中国と戦争なんかする気はない。 自分たちは平和的に中国の一部になってゆけばいい、と思っている。自分たちは、豊かになった中国の一部だ、と。 自分たちは、中国人であり、本土と全く同じ普通語(プートンホア。北京官話。マンダリン)を話している。
しかし、それを、法輪功(ほうりんこう。日本やアメリカでは統一教会)の政権である民進党(みんしんとう)の頼清徳(らいせいとく)のような、反共右翼の政権を、アメリカが作らせている。アメリカに、伝統的な政治勢力として、チャイナ・ロビー China Lobby と呼ばれる政治家の思想派閥が、今も残っていて、台湾を自分たちのものだと考えている。 日本の高市たち統一教会の政権と全く同じ感じで、アメリカによって政権が作られる。国民からの支持は、本当はほとんど無い。
石破茂たち自民党ハト派の、戦争はしない、の、国民思いの、政治家たちの政権を、アメリカは嫌って、平気で、属国に政治に手を突っ込んで来て、不正選挙(ヘンリー・クラヴィスが買った富士ソフト社の違法集計ソフトの「ムサシ」を使った)をやって、アメリカの言うことを従う、高市政権を作った。
台湾は中国の領土である(一つの中国)。これは世界基準の考えである。連合諸国に集まる196カ国のほとんどが、そのように考えている。日本国内でだけ、「いや、戦後の世界体制を作るためのカイロ会談(蒋介石が参加した)を、厳密に解釈すると、台湾の地位は、どこにも所属しない。だから台湾は中国に領有されない」と、主張する、統一教会系の 学者や新聞記者たちがいる。
そのために日本国民が、混乱して、「台湾は中国とは違うんだ」と考えてします。世界の圧倒的に多くの国々の政府 190カ国は、「ひとつの中国」One China 「台湾は中国の一部」を承認している。台湾と国交をもっているのは、バヌアツとか、とても国家とは呼べないような、7つぐらいの人口20万人とかの、極(ご)く小さな島国だけだ。この事実を、日本国民が知らない。
新聞たちが書こうとしない。
日本政府も、1972年の、田中角栄首相の訪中での「日中共同宣言」(国交回復)や、その後の、1996年の「日中友好条約」(福田赳夫政権)で、「この一つの中国」を承認している。
今の台湾にある、台湾独立論(「台独」たいどく)など、論外である。
日本国民の9割も、多くの韓国人も、台湾人も、圧倒的に多数の人々は、中国と戦争なんかする気はない。 かつ「中国が攻めて来る」ことなど無い。今の中国人は、政府も人民も、大人だ。頭がいい。それを無理やりでも、「中国が攻めて来たら、どうする」という言葉で、扇動して、人々を脅えさせて、自分たちの歪み尽くした精神に、同調させようとする。いざという時の、国防を慎重に考えるのが、現実主義(リアリズム)の政治学であり、優れた人間の取る行動だ、と、偉そうにする。
その挙句(あげく)が、「日本も核兵器を持たなくてはいけない」という主張だ。 私の周囲にも、そういう愚か者が、何人かいる。自分では、十分に考え尽くしたあとでの結論だ、と思っている。北朝鮮と中国とロシアの核に対して、日本も自衛のための核を持つべきだ、論だ。
この愚か者たちは、 「一体、誰が、日本の核保有を許さないのか、分かってるのか」という、私、副島隆彦からの質問に答えようとしない。日本の核保有を、絶対に認めないのは、アメリカである。 アメリカにとっては、日本が核を持つことは、北朝鮮の核兵器と、まったく同じなのだ。
このことを、この日本国内の、反共右翼の自分では愛国者だ、と強固に信じ込んでいる者たちが、理解しようとしない。
アメリカが、日本の自力(じりき)での核武装を、絶対に許さない。ロシアや中国が許さないのではない。このことを分かりなさい。
このことを、自分を育てたマイケル・グリーンに、言い続けて、そして、アメリカに殺されたのが、安倍晋三だ(2022年7月8日死)。安倍晋三は、マイケル・グリーンに、向かって、20年間、言い続けた。「日米同盟(The US Japan Alliance アライアンス)に従って、日本が、ロシアと中国と北朝鮮に備えて、核を持つことは、アメリカにとっていいことでしょう」と、安倍は、言い続けた。 安倍は、頭のてっぺんから、日米同盟で、日本はアメリカト対等だ、と信じ込んでいた。 真実は、米と日は、帝国ー属国の関係だ、ということが理解できなかった。
もっと強烈な反共右翼は、「日本は、核兵器を持って、もう一度、アメリカと戦争して勝つのだ。広島、長崎への復讐をする権利が有る」とまで、密かに思っている。こういう狂った者たちまでいる。ここまで来るとその知能は常軌を逸している。
だから、安倍晋三は、三菱重工と東京電力と自衛隊の一部を使って、密かに核兵器の製造を始めていた。それをアメリカ政府は察知した。だからアメリカの政治権力者たちの最高度での、根回しが行われて、それで、「安部を処分せよ」と決まった。そしてその決断は実行された。
マイケル・グリーンは、「安倍よ。もう、私はお前を庇(かば)うことは出来ない。私がいくら言っても聞かないのか。勝手にしろ」と怒って、その年の5月に日本を脱出した。その2か月後の7月に安倍晋三は処分された。これが政治の世界での真実だ。
そして、今の高市早苗は安倍晋三とずっと一緒に長年、政治活動をした人間だ。誰もが知っている。
安倍晋三たち統一教会の幹部たちは、アメリカ合衆国にとっては、北朝鮮の核と、日本の核は同じものだ。アメリカに向かって飛んでゆくことも出来るのだ。アメリカの国家安全保障(プライマリー・アジェンダと言う)に関わるのだ。だから日本の核保有を絶対に許さないのだ。このことを、日本の反共右翼たちは、どうしても理解できない。
かつ、核兵器を持つと、そこに向かって、敵国から核兵器が飛んで来るのだ。このことを恐ろしさを、分かるべきなのだ。だから、日本は核兵器(ニュークレア・ウエポン。ひと昔前は原子爆弾 アトミック・ボムと言った)を持つべきではないのだ。 かつどこの国とも戦争をするべきではない。
日本国民は、いくら高市たちが、中国との対立を煽っても、まったく動こうとしない。皆、じっと黙っている。意見なんか言わない。中国政府を批判しない。「日本に来ている中国人たちのマナーーは悪いね」ぐらいしか言わない。
「戦争なんか、させられてたまるか。もう、2度と、日本人は、英と米には騙されない」という深い決意が、日本民族の魂(たましい)の中にあるからだ。
この今の日本国民の深いところでの戦争反対の決意が、どのようにして、作られたか。その理由を私はずっと考えていたら、分かったのだが、どうも、私、副島隆彦が、その原動力(ダイナモ)らしい。 私は、ずっと自分の本で、この30年間、「もう、英と米には、日本は騙されない。戦争をさせられない。アジア人どうし戦わず。戦争だけはしない」という言論を、この30年間、私はずっと書いて来た。
たくさんの本でこのことを書いて来た。そしてそれが日本国民の間に少しづつ広まっている。私、副島隆彦の言論が、今の日本国民に静かに、すこしづつ影響を与えている。私はこのことを自覚して、自負している。
今の台湾人の中の、わずか100万人ぐらいの、法輪功(統一教会)の人間たちが、中国との戦争を主張している。だが、彼らは、どんどん追い詰められている。あまりにも愚かだからだ。 彼らは、国家分裂主義者(シセショニスト secessionist )として、その名簿が全部出来あがっている。だから、中国政府は、彼らを、「台湾が中国に戻って来た時に、裁判にかけて死刑にする」と明言している。
だから、この100万人は、やがて台湾を脱出して、半分は、アメリカのカリフォルニア州に、そして、半分は、日本の東京の 湾岸などの高級、中級のタワー・レジデンス(高層住宅)の住居に、亡命してくる。その準備のために、彼らが買うので、日本の東京の主に湾岸の、中古の高層の鉄筋アパートの値段が高騰している。」