税金は最小限で良いのだ、国家運営はできる!
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これが松下幸之助の思想である
『幸之助論』“経営の神様”松下幸之助の物語
ジョン・P・コッター著
ダイヤモンド社 P240~241より
無税国家論
幸之助は1978年(昭和53)に、
国家予算の一部を毎年積み立てることによって、
将来日本を無税国家にすることができると別の提案をしている。
収支ギリギリの予算配分や、赤字を出すくらいなら、
毎年の歳入の10%を貯蓄に回すべきだという。
この基金の利息は税率を引き下げるために使う。
100年も経てば、政府を運営できるだけの余剰金が貯まるだろう。
貧富の格差が広がらないようにするために、
富裕層の課税は続ける。
平均的な日本国民にとっては、国税庁は消滅することになる。
【副島隆彦による解説】
松下幸之助は、1972年に『人間を考える』という過激とも言える本を出している。
この中で初めて、
無税国家論(国税庁廃止)
と
教育論としての
東大廃止論を提案した。
己れの切実な体験から、
この国で何が最大の制度悪なのかを幸之助は鋭く見抜いていた
日本(人)の歴史を貫く柱は何なのかを、私はずっと考えてきた。私はようやく日本史の全体像がなんとか分かった。だから「歴史についての本」を書いた。日本史のなかに隠されてきた諸々の真実を、極力、表に出しだ。
私は夢物語のような、壮麗で美しい人間絵巻の歴史ものには興味がない。自分の実感で分かる、本当の日本の歴史の真実を探ってゆきたい。
本書「まえがき」より抜粋
副島隆彦 日本の歴史を貫く柱 PHP文庫
日本の歴史を貫く柱 副島隆彦
日本人はいかなる精神で生きてきたのか。著者は中世から幕末、昭和史を一貫して突き動かしてきたものとして、中国の官僚・文天祥の存在に注目する。しかし、その精神は敗戦とともに失われたという。その背景にあった「世界史の構図」とは何か。そこから見えてきた、日本人の歩むべき道とは何か。かつてない視点で日本史の全体像を読み解き、真実を抉り出した論考。『時代を見通す力』を改題。
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「
松下幸之助の「無税国家論」について、調べて下さい
6秒間シンキングしました
松下幸之助の「無税国家論」とは、国家を企業のように経営し、予算の剰余金を長期的に積み立て・運用することで、税金に頼らない「無税国家」、さらには国民に収益を分配する「収益分配国家」を目指す構想です。
konosuke-matsushita.com
背景と提唱の経緯松下幸之助(1894-1989、パナソニック創業者)は、戦後日本の高度成長を支えた経営者として知られますが、晩年は国家の財政運営に強い危機感を抱いていました。高率の税金で国民が苦しむ一方、政府は財政赤字で赤字国債を発行する状況を「前途暗澹」と批判。企業経営の知見を国家経営に活かし、根本的な解決策としてこの論を提唱しました。
mskj.or.jp
- 主な公的発表: 1978年頃(Voice誌「二十一世紀をめざして」)や1979年11月の読売国際経済懇話会講演「私の無税国家論」など。
mskj.or.jp
- 目標として「21世紀末(約100-120年後)に日本を無税国家にする」と長期ビジョンを掲げました。
構想の核心内容企業が利益を上げ、税金・配当を支払った残りを積み立てて体質強化するように、国家も以下のように運営すべきという考えです:
konosuke-matsushita.com
- 単年度予算主義の廃止と剰余金の積み立て
予算を「使い切る」ではなく、効率化(行政のムダ削減、仕事の最適化)で毎年数%〜1割程度の剰余金を生み出し、国庫に積み立てる。 - 積立金の運用
積み立てた資金を運用し、金利・運用益で国家予算を賄う(「ダム式経営」)。
例: 毎年1割積み立てを100年続け、5%利回りで運用すれば、税金を大幅に減らせる計算。mskj.or.jp - 税制の見直し
税制簡素化、徴収コスト削減、富裕税(格差調整)など。行政機構の抜本的整理(不要なコスト削減)も不可欠。 - 最終像: 無税国家 → 収益分配国家
税金ゼロで国家運営が可能になり、運用益が予算を超えれば、国民に還元(公共サービス充実や分配)。サウジアラビアのオイルダラー(石油収入運用)を参考に、資源のない日本でも長期努力で実現可能としました。mskj.or.jp
松下は「百年、二百年かけて」と強調し、一朝一夕ではなく長期的な「百年の計」を求めました。国家を「統治」ではなく「経営」する視点が特徴です。関連活動と資料
- 松下政経塾(1979年設立):この構想を実現する人材育成の場として創設。多くの政治家を輩出。
- 関連書籍: 『松下幸之助が考えた国のかたち 「無税国家」「収益分配国家」への挑戦』(松下政経塾編、PHP研究所)など。講話集としてまとめられています。
php.co.jp
- 肉声講演も残されており、YouTubeなどで聞けます。
評価と現代的意義
- 肯定的: 財政のストック重視、長期視点、効率経営の考えは先見的。GPIF(年金積立金運用)のような公的運用基金の成功例と重ねて議論されることもあります。
mskj.or.jp
- 批判的: 理想論・絵空事、運用リスク、行政改革の難しさなどが指摘されました。当時の財政状況では非現実的との声も。
- 今日的関連: 日本の巨額債務・高齢化・増税圧力の中で、再注目されています。2025年にも勉強会が開催されるなど、税に頼らない国家モデルとして語られています。
prtimes.jp
松下の思想の根底には、「国民の繁栄・平和・幸福」というPHP(Peace and Happiness through Prosperity)の理念があります。単なる税金ゼロではなく、国家と国民の持続的な豊かさを目指した経営哲学と言えます。詳細を知りたい場合、公式サイト(konosuke-matsushita.com)や松下政経塾の資料、書籍をおすすめします。追加の側面(例: 具体的な計算例や批判の詳細)が知りたい場合は教えてください。
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