
トランプ米大統領。9月2日、ホワイトハウスで撮影。REUTERS/Evelyn Hockstein
[ワシントン 18日 ロイター] – トランプ米大統領は18日、米メディアのCNN、MSNOW(旧MSNBC)、ポリティコの報道に不満を示し、3社をホワイトハウスから排除すると表明した。他のメディアについても出入り禁止にする可能性を示唆し、報道の独立性に対する圧力を一段と強めた。
ただ、専門家は今回の措置が言論・報道の自由を保障する合衆国憲法修正第1条に抵触するとしており、法廷闘争に発展する可能性が高い。
トランプ氏は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「フェイク(偽)ニュースを絶えず報じている」として、
「CNN、MSNOW、ポリティコを
ホワイトハウスから締め出す」と表明。
「即時発効」とも述べた。
さらに「報道機関は米大統領やトランプ政権、米国について報じる際に、作り話やうそを絶えず書いたり報じたりすべきではない」と主張し、「他のフェイクニュースメディアも後に続くだろう」と述べた。
投稿後の18日午後の時点で、3社の担当者はいずれもホワイトハウスで取材活動を続けている姿が確認された。
トランプ氏は記者団に対し、締め出しのきっかけとなった特定の出来事はないと述べ、「過去数年間の報道の積み重ねだ」と説明。「彼らを私の、いや国民の家(ホワイトハウス)に入れる必要はない」と語った。
他社が「後に続く」という発言の意味を問われると、ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストの名前を挙げ、両紙を「フェイクニュース」と呼んだ。
CNNは声明で、ホワイトハウスを取材する自社の記者を支持すると表明。「合衆国憲法の下、われわれには政府による妨害や干渉を受けずに取材する権利がある」とし、「トランプ大統領が警告した締め出しが実行されれば、憲法で保障された基本的権利に対する違法な攻撃となる」と述べた。
ポリティコはXで「現政権および将来の政権について公正に報じ続ける」と表明。「われわれの修正第1条上の権利を制限しようとするいかなる試みに対しても、断固として権利を守る」とした。
MSNOWはコメントを控えた。
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