『トランプ革命』は「決して、日本国民を助けるためだけの「もの」ではないのだ。」「どうも『神谷宗平』が「改憲」して『日本を中国にぶつけるための』重要人物になる、ようだ」・・・「国民は『深謀遠慮の構え』で「極東の『平和』を優先させる思想」を堅持していかねばならない
「石破総理の辞任」には
もう少し「複雑なメカニズム(事情)」
があるのだ・・・
『
投稿日:2025/09/13 20:22
【3193】 石破辞任表明(9月7日)
の背後で起きている日本政治の危機
について説明する。副島隆彦
副島隆彦です。今日は、2025年9月13日(土)です。
石破首相が、辞任表明した。
9月7日(日)の午後6時の記者会見の場で。
石破茂は、
よく、頑張った。
偉かった。
最後の最後まで、
日本国民の為に努力した。
そのように、多くの国民が思っている。
★「日本でも厳然として『不正選挙が実施されているのだ』」★
「
自民と維新の票を、参政党と国民民主党に移した
日本でも不正選挙がおこなわれている
副島隆彦です。 以下の文は、昨日書いた、ある編集長宛ての、私のメールである。
・・・さまへ。 石破首相が追い詰められて、辞任した(7日、午後6時)。私がこの事で、なんと発言するかを、気にしている人たちがいることがネットから分かる。 私は、石破辞任で、石破たち自民党ハト派の勢力が力を失って後退するのが不愉快だ。
それでも、政治(特に政局=せいきょく=。これは特に首相選びのことを指す政界用語)は、どんどん動いてゆく。私にも、公開ニューズしか手に入らない。 結局、
小泉進次郎
が自民党総裁選に出る、と決まった。多数派工作(たすうはこうさく)をしたあとだ。 ズルい男だから、なるべく 敵を作らないで、自民党を割らない(分裂させない)で、かつ、維新や 参政党、国民民主 を、自分の方に取り込む、という作戦に出ている。
小泉本人は、知能の低い人間だ(そのことは経団連の大企業連合体のトップたちも知っている)が、小泉のブレインに、それなりの手練(てだ)れたちがいて、小泉を上手に振り付けるのだろう。
他の
高市早苗
では、話にならない。ところが、テレビ、新聞(統一教会メディア)では、この女が自民党内で最高支持だ、と。ほんとかよ。 この女の、鬼婆(おにばばあ)並みに、目が吊り上がって、引き攣(つ)って、美容整形が崩れたあの顔には、日本の女たちが引き下がる(ドン引きする)。
ヨーロッパ各国の首脳になっていた、Moonies の女政治家たちと同じ、目の吊り上がった、狂った表情だ。
小林鷹之
(コバホーク。こいつも、東大時代からの統一教会員である、
勝共連合サークルの活動家 )でも、まとまらない。
出典『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』
(副島隆彦 著、秀和システム 2022年7月刊)P109
自民党ハト派勢力の次の代表になった
◎林芳正(はやしよしまさ)◎
は、長州・防府(2つで山口県)の大商人の秀才の家系で、立派な人物だ。
安倍晋三にイジメられながら、参議院でずっと我慢に我慢の人だ。 そ
して、安倍晋三の死で、
ついに 山縣有朋(やまがたありとも)以来の、
日本の腐り果てた政治の元凶である長州閥(ちょうしゅうばつ)を滅ぼした。
林は、「宏池会(こうちかい。吉田茂の系統)のプリンス」
と呼ばれる、温厚な政治家だ。
林は、秀才だから、自分の英語で、差しで、駐日アメリカ大使たちに、
「あんまり、日本を操(あやつ)らないでくださいね」
と言外(ごんがい)で言える、能力の高い男だ。
自民党を支えている 全国の自民党員のうち、
経営者や資産家たちで、政治的に温和で健全な者たちが、
石破の次の我慢強い政治家として 林に期待する。
そして、
「日本は、アメリカばっかりでなく、
中国やロシアとも 仲良くして、
商売(経済的繁栄 )をやらないといけないのだ。
今のままではいけない 」と、分かっている。
これに対して、アメリカが、裏から、上から、いいように、
使嗾(しそう)する
▼参政党たち、反共右翼
がいる。
日本国民の中のしっかりした人間たちが、彼らの危険さを見抜いて、
そして十分にそれに備えることが出来るか、だ。
「日本を中国にぶつけよ。アメリカは、そのうしろから、軍事支援だけをする」の戦略に、
騙されないだけの、分厚い国民層を、
これから、私たちがどれだけ作れるか、だ。
▼公明党(創価学会)
は、自公の連立政権にいて(国の資金が、自分たちの末端にまで回って来るから)、政権与党にしがみつきたい。
しかし維新や参政党らの反共右翼は、統一教会という自分たちの宗教(信念 )を強固に持っているから、
創価学会を毛嫌いする。だから公明党を政権から追い出したい。
彼らは互いに内部でも抗争して、激しく嫌い合うから、連立を維持できるか分からない。
小泉進次郎 は、公明党と分裂してでも、
維新、国民民主、参政党 と組もうとするだろう。
そして、憲法改正の道へ、
「中国と戦争が出来る、
正常な国になろう」 、か。
私は、自民党は、もう分裂したほうがいい、と考えた。
石破茂のような、国民思いの重厚な、温厚保守の勢力と、
高市たちのような反共右翼(安倍派の残党たちが中心)の勢力の、
2つに分裂すればいいのだ。
この考えを、日本国民の中の 政治に関心のある者たちも抱いている。
しかし、この考えはあまりに傍観者であり稚拙だ。
極めて危険な政党である
参政党の出現
を前にして、こういう安易な考えは成り立たない。
自民党の大分裂は日本の戦後政治の大変動となる。
▼参政党(統一教会=幸福実現党が変身、変態 した集団)は、
裏からアメリカが仕組んで、嗾(けしか)けている政党だ。
米大使館のCIA と、
ベッセント財務長官
(大悪人のジョージ・ソロスの右腕だった男)と、
ワシントンDCの国防省の No.3である
国防次官の
エルブリッジ・コルビー
(上掲の本の顔) たちが、
日本に
大規模な不正選挙まで仕掛けて、
操(あやつ)っている。
だから、この私でも、
「自民党はさっさと分裂しろ」などと、今は簡単に言えない。
ますます日本に政治混乱が起きて、アメリカの思うツボだ。
アメリカ(トランプ政権)は、
参政党(政党別である 比例で、742万票を取った)を、
このあとも、ますます操(あやつ)て、大きくする計画である。
▼参政党の神谷崇幣(かみやそうへい)というのは、
アメリカが操った、戦前の右翼の大物である、
血盟団(けつめいだん)の「一人一殺(いちにんいっさつ)」の
井上日召(いのうえにっしょう)と同じなのだ
。私は、このことを、うしろの方で書く。
私は、今度の参院選の直後(7月22日)に書いた。
「自民党が、急激に600万票も減った。前回の衆議院選の
1880万票 から、1280万票に減った。
こんなことは有り得ないことだ。
いくら自民党が、裏金問題(安倍派と森喜朗 がやった)
で非難されている、と言っても。
600万秒の激減は異常事態である。
そして、維新の会が、450万票も減った。
前回の800万票から430万票に、である。
減った自民党の600万票と 維新の減った分を合計すると、
1000万票
である。
その反対に、参政党が、前回の200万票弱から
740万票まで急激に増えた。
500万票も増えた。
そして国民民主(玉木雄一郎代表)が、
350万票増えた。
350万票から760万票にである。
すなわち
減った2党の票の合計 1000万票が、
キレイに別の2党に割り振られて、合わせて丁度
1000万票なのである。
この巨大なインチキを、私たちは目の前で見ている。
冒頭の 上 ↑ のグラフに載せた通りだ。
こういうことが、7月20日に、
白昼(はくちゅう)公然と、
この国で行われたのだ。
他の弱小の政党たちの浮き沈みは、ここでは無視する。
一国の政治に大きく仕組まれた
これほどの悪事を前にして、
不正選挙(voter fraud ボウター・フロード)だ。
民主政治(デモクラシー)の根幹を崩すことを、犯罪者どもがやった。
こう言わないで、他に何というのだ。
残念ながら、このことを主張しているのは、日本では私だけだ。
他には誰もいない。だーれも言わない。
私のこの言論は、完全に無視されている。
だが、それでも構わない。
誰か、たった一人でいいから、
正気(しょうきに)になって、
本当のことを、はっきりと言わなければいけない。
私、副島隆彦は、黙らない。
私が主張している
この「日本で不正選挙が公然と行われた」に対して、
何か言いたい人は言ってください。
この日本の今の政治の動きの複雑さを、
どうせ、私は、自分の文章で、
読者をこれ以上は、十分に説得できない。
参政党の日本における急激な出現と、台頭を指して、
「日本にも右派(うは)ポピュリズムが出現する。気を付けよう」
という言論となって、
主に、アメリカ政治を専門にしている
アメリカの手先の若手学者たちがゾロゾロと示し合わせたように、書き出した。
ただし、この若手学者たちは、
本物の、真実の ポピユリズム populism 民衆主義(みんしゅうしゅぎ)が、何なのか知らない。
アメリカ政治のこの250年間を知らない、低能(ていのう)の日本知識人たちだ。
ちょっとはアメリカ政治史を勉強しているように見える、
前島なんとかと言う上智大のデブ(この男は、幸いなことに統一教会ではない) でさえも、
ポピュリズム の真実を知らない。
だから、日本の低能の新聞記者たちが、
全員で決めつけて、「右へ倣(なら)え」で、
ポピュリズムを、
✖「大衆迎合(げいごう)主義」と、必ず、必ず、訳すことになっている。
バカ野郎どもめ。
ポピュリズム(〇 民衆主義)の 正しい訳語は、
〇「 民衆の大きな支持の上に立つ政治」だ。
日本で言えば、田中角栄が、
まさしく
本物の「ポピュリスト政治家」だ。
※(ポピュリズム ≠ 大衆迎合主義)※
もうすぐ、大きく真実がバレて、学問的にも、大間違いだと指摘されて、
それで、大恥をかいて、自分たちの学力が、
「現代のアメリカ政治の研究者」と言えるものではない、と気づくだろう。
多くのアメリカの偉大な政治家、政治運動家たちが、
この ポピュリスト である。
そしてたくさんのポピュリストの政治家たちが暗殺された。
それが真実のアメリカの政治の歴史だ。
どこの国も、政治の世界は血で塗られている。
ポピュリズムとは、アメリカ民衆の圧倒的な支持を得て、
「首都ワシントンに巣くっている金融財界の手先の汚れた政治家ども と 官僚たちを、叩きのめせ。
同じく、ニューヨークのきたない大財閥どもも、叩きのめせ」という、ア
メリカ民衆の怒りのことだ。
ポピュリスム(民衆の大きな支持の上に成り立つ政治)は、
同時に、そのまま、誠実で、勇敢なポピュリスト政治家たちが強固に唱えた、
「アメリカ・ファースト !」だ。
この思想は、「アメリカの青年たちを、兵隊にしてヨーロッパや外国での戦争に連れて行くな。アメリカの若者たちを外国で死なせるな。アメリカ人が、また 騙(だま)されて、ヨーロッパや外国での戦争に参加させられることに、反対する」という 思想だ。
これを、アイソレイシィニズム isolationism
あるいは、アメリカ・ファースト! America , first ! と言う。
これは、「私たちはアメリカ国内の自分たちアメリカ国民の生活の事が、優先 first だ。
諸外国の事は、2の次 second セカンドだ」という思想だ。
だから、アメリカ・ファーストの正しい訳語は、
〇「 アメリカ国内優先(こくないゆうせん)主義 」だ。
この訳語は、25年前に私が作って自分のアメリカ政治研究の本に書いた。
それを、✖「アメリカ第一主義」と、訳して、バカども目が、この巨大な誤訳に、
まだ気づかないとしたら、お前たちは、白痴(はくち)の、痴呆症で、知恵遅れだ。
例えば、「私(アメリカ、日本)が、一番」とか、私(アメリカ、日本人)が第一」と、
訳して、それで、何か意味が通るのか、
自分の脳でじっくり考えて見ろ。
敗戦後に米軍と共に日本に入ってきた「レディ・ファースト」も、
「女性が第一」とか「女性が一番」とは訳さないだろう。
これは、「女性を優先して(先に通す)」という意味だ。
だから、レディ・ファーストは、 〇「女性優先主義」だ。いくらなんでも、これで分かるだろ。
だから アイソレーショニズムを
✖「孤立主義」と訳すのは、不正確な訳語 を通り越して
作為的な誤訳(ごやく)だ。
アメリカ帝国が、諸外国から切り離されて孤立するということはない。
アメリカ・ファースト!
も
アイソレイショニズム
も
ポピュリズムも、
故に、「アメリカ国内の国民の生活を大事にして、優先する。
外国の事には、なるべく関わらない」という思想だ。
空の英雄、チャールズ・リンドバーグが、
初めて使って、自分の政治運動にした。
リンドバーグは、このために、自分の息子を誘拐されて殺された。
外国に軍隊を出して攻め込んで行く
(外国への干渉主義。インターヴェンショニズム interventionism )、ということをしない、という思想だ。
極悪人たちは、すぐに言う。
「自分は、平和主義者で、平和を一番、大事にする。
だが、相手が攻めて来るから、それとは戦わないといけない。
やむを得ない戦争だ」と、必ず言う。そ
う言って、国民を戦争へと搔き立てる。
人類の歴史は、いつもいつも、こうだった。
だからアメリカの、深い知恵に支えられた一般民衆は、「戦争で一番、ひどい目に遭うのは、自分たち貧しい国民だ。私たちの息子が、すぐに徴兵令(ちょうへいれい、draft ドラフト「引っ張ってゆく」という意味)で取られて戦争に連れて行かれる。そして死ぬのだ」と知っている。
だから、
ポピュリズムと
アメリカ・ファースト ! と
アイソレイショニズムは、
同じ意味の、同じ、
「長い歴史に裏打ちされた、本物のアメリカの民衆の思想」だ。
それを、参政党の 神谷崇幣たちが、
私、副島隆彦のアメリカ研究の本と、
私の「属国・日本論」を逆手(さかて)に取って、
意識的に、捻じ曲げて、自分たちのいいように、使っている。
お前たちの、その穢(きたな)らしい、歪(ゆが)みつくした、汚(よご)れて、卑劣なやり方を、
私、副島隆彦は、許さん!
絶対に許さん!
神谷宗平たちは、
「日本に右派ポピュリズムが現れた(それが参政党だ)」と、
自分たちの息のかかった新聞記者や若手の政治学者に書かせて、
連携しながら、着々と動いている。
実際に、ドイツの 極右(きょくう)政党(ナチスの思想を一部引いている、ドイツ民族主義)
の Afd(アー・エフ・デー。この政党も急激に大きくなった)
と、
アメリカのトランプ支持派を名乗る人気者の 男(31歳。9月10日に、射殺された)を、
わざわざ日本に呼んで招いて(誰たちがだ?)、
神谷崇幣と「私たちは(反(はん)移民、反(はん)外国人 と言う点で、同じ考えですよね」と、
計画的に対談させている。その証拠の記事を載せる。
MAGA派(トランプ支持派)の若手のイデオローグの
ラッセル・カーク(高校中退の、右翼活動家 )は、
9月7日に、日本に来ていた。
そして10日に、アメリカのユタ州の大学の集会で、
180メートル先から狙撃銃で撃ち殺された。
日本に来て、たったの3日後だ。
(転載貼り付け始め)
〇 「銃撃死の米政治活動家カーク氏、7日に東京の参政党イベントで講演、神谷氏「深い悲しみ」」
2025年9月11日 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20250911-K4IIMQCF5RAJJNWL4/
参政党の神谷宗幣代表は11日、トランプ米大統領に近い保守系の米政治活動家、チャーリー・カーク氏が西部ユタ州で討論中に銃撃され死亡したことを受け、「深い悲しみと衝撃を禁じ得ない」と追悼した。自身のX(旧ツイッター)に、日本語と英語の追悼文を寄せた。
参政は9月7日、東京都内でカーク氏を招いて講演会を開いていた。神谷氏は「短い時間において、氏は単なる来賓ではなく、共に未来を築く同志となった。年末の氏主催イベントで再会することも約束していた」と振り返った。「氏は、私たちに多くの重要なメッセージを遺してくれた。たとえその命が奪われても、氏の志とメッセージが奪われることは決してない」と悼んだ。
参政党の神谷宗幣代表(左)と米保守系政治活動家のチャーリー・カーク氏(神谷氏のXから)
さらに「氏から受け取ったものを大切にし、正確に伝え、力強く広めていくことで、その遺志に応える所存だ」などと決意を表明し、「チャーリー、安らかにーまた会いましょう」と結んだ。
神谷氏のXによると、7日の講演会には1200人超が参加し、若者への教育と政治参加、グローバリズムとの向き合い方、反グローバリズムを訴える勢力の連携について、カーク氏から学んだという。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。
続いて、ドイツで「反(はん)移民」で急激に大きくなっている、
AfD(アー・エフ・デー)の共同代表の男だ。
もうひとりの共同代表の女は、もうちょっとは、大衆受けする、美人のやり手女だ。
こいつらも、アメリカに、上手に操(あやつ)られて育てられた。
日本と全く同じだ。
他の国々も同じような感じでやられている。
それぞれの国に、アメリカ大使館があって、
弱小国たちを、アメリカ帝国がいいように操(あやつ)っている。
親会社が、子会社の人事まで、決めてしまうのと似ている。
(転載貼り付け始め)
〇 「参政党の神谷宗幣代表、ドイツ極右政党AfDの共同党首と意見交換」
2025年8月5日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA05A4O0V00C25A8000000/
参政党の神谷宗幣代表は8月5日、自身のX(旧ツイッター)にドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のクルパラ共同党首と会ったと投稿した。事務所で1時間ほど意見交換したという。
(ここにこの記事の、両者の写真を貼る)
参政党の政策などを説明し、クルパラ氏から「ぜひその路線を堅持してやってほしい」との言葉を受けたという。神谷氏は近く欧州を訪問する意向も示した。同氏はAfDに親近感を持つと語ったことがある。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。
再度、石破辞任に戻る。
石破は、アメリカに 最後の最後まで、
80兆円(5500億ドル)の融資金(loan ローンだ。日本海外協力銀行の)を渡さなかった。
日本国(民)の利益のためだ。
それで、
自分が辞任することで、
アメリカに打撃を与える、という 最高度の 戦略を取った。
トランプは勝ち誇って、6月22日に、勝手に言った。
「この日本から来る資金5500億ドル
は、アメリカが自由に使える 投資(investment インヴェストメント)だ。ひも付きでないぞ」と。
日本国内の、自民党内の、統一教会、安倍派の裏金議員 ども
と
統一教会系のメディア(フジ産経、読売、時事通信 etc.)たちによる 「石破引きづり下ろし」
は、
大きくは、アメリカから(だから、コルビーたちだ)の指図でずっと続いた。
石破への痛(いた)めつけだ。
「石破頑張れ」
の日本国民の支援の勢力
(中心は、穏健な自民党員の ハト派の経営者、金持ちたち。経営者としては従業員に厳しい )が、
どこで、大きく、次の形で 表面に出て来て、自民党ハト派勢力として、日本国を守るか、だ。
自民党は分裂してもいい。
だが、参政党 と 国民民主という
統一教会系の 奇怪(きっかい)な勢力の計画的な出現に対して、
私たちは、もっと 真実を暴き立てて、その正体を晒(さら)さないといけない。
このように、 大きく、大きく物事(ものごと)を考えることが出来なければ、
私は、日本の 国家戦略家 を自称する能力と資格は無い。
副島隆彦です。
さて、ここから後は。今の急激な参政党の神谷崇幣の出現と台頭は、
戦前の、テロリストの右翼集団の 血盟団(けつめいだん)の 一人一殺(いちにんいっさつ)の、 首謀者の 井上日召(いのうえにっしょう)と全く同じだ。同じく、アメリカに深くあやつられた。このことを書いてゆく。
この血盟団の 井上日召 と、その親分の、 山本玄峰(やまもとげんぽう)が、戦前の テロ事件を、次々に起こしたのである。そして、それが、「5・15事件」(1932年)と、「2.26事件」(1936年)にまで、ずっと繋(つな)がっているのだ。2.26の あの、血気に逸(はや)った、愛国の真情の、皇道派(こうどうは)の、青年将校たち の 純粋な決起であった。などど、そういうことではない。もっと大きな真実を、私たち日本国民は、知らないといけない。
この山本玄峰の三島の龍沢時(りゅうたくじ) に、戦後も長く、右翼の 四元義隆(よつもとよしたか)、中曽根康弘(なかそねやすひろ)、田中清玄(たなかせいげん)、安倍晋三、や右翼の財界人たちが、多く集まった。
戦前の 日本を、 昭和の戦争へ、そして、 中国侵略へ、アジア諸国への侵攻、そして、英米との戦争へ(これは必敗) も、すべて、アメリカとイギリスに仕組まれてやらされたのだ。 この大きな見方が出来なれば、現実政治や 政治思想を 考える知能(思考) など無駄である。
日本国内の、内部だけの、日本人だけで政治が動いたのではない。すべて、外側からの大きな力で、やらされたのだ。
以下に載せる、私の弟子の吉田祐二くんの文で、井上日召 の師匠の 山本玄峰が、アメリカのハーディング大統領に単独で会いに行った、と書いている。
禅僧 山本玄峰(1866-1961)と第29代の米大統領の ウオレン・ハーディング(1865-1923)
「 山本玄峰(やまもとげんぽう) の伝記で注目すべきは、・・・
1923年(大正12)、玄峰58歳の折り、通訳もつけずに一人旅に出たという。ハワイを経由してアメリカ へ・・・・驚くことに、玄峰は当時のアメリカ大統領ハーディングに面会しているのである。『玄峰老師』は以下のように記している。」
とある。 第29代の米大統領の ウオレン・ハーディング(1865-1923)は、右翼体質の、KKK団に入っていた、汚職で汚れた大統領として有名だ。そして、強権発動で、中国の利権にも、アメリカが手を広げようとして、「日本を中国に嗾(けしか)ける」戦略 を実行に移した。
そのために、実際に人殺しと、政治家暗殺を実行できる、日本の行動右翼の代表として、山本玄峰をアメリカは選抜した。そして、その忠実な子分の 井上日召 に、十分な資金とピストルなどを大量に与えた。これが、昭和のかずかずの暗殺事件で使われた。
小沼正(こぬまただし)や、菱沼五郎(ひしぬまごろう。三井の団琢磨を殺した )、佐郷屋留雄(さごうやとめお。浜口雄幸首相を殺した)たちに、資金と ピストル、銃弾を与えて、 政治家と財界人たちを「一人一殺(いちにんいっさつ)菩薩行(ぼさつぎょう)」で、殺しを実行させた。
それは、「 多殺(たさつ)一生(いっしょう)残生(ざんせい)を恥ず」と続く。
すなわち、「 多くの人を殺すことになるよりも、自分が捨て石となって、いまのうちに、君側の奸(かん)である 日本民衆に嫌われている、腐敗した財界人と政治家たちをひとりずつ、殺す方が、良いことだから、そうするべきなのだ」 という テロリズムの思想で動いた。
井上日召は、金鶏学園(きんけいがくえん)の安岡正篤(やすおかせいとく)の所にっても、口ばっかりで、実際の行動をしない人だ、と見限った。東大の香水右翼学者の上杉慎吉(うえすぎけんきち)も、口ばっかりだ、と見限った。
もっと大きい組織は、田中智学(たなかちがく)の八紘一宇(はっこういちう)の
なのだが、ここも動かない。 頭山満(とうやまみつる)の玄洋社(げんようしゃ)や内田良介の黒竜会(こくりゅうかい)は、大アジア主義(欧米列強に対するアジアの団結の思想 )を捨てて、大陸浪人たちの、陸軍特務機関の下働きの飢えたテロリストを抱えていた。 ここと、井上日召は連携している。
戦後も、井上たちは、不思議なことに 長生きしてる。 自分が、「一人一殺」で、
政治要人(天皇の重臣たち)を殺しに行って実行して、それで、敗戦後も、のうのうと長生きしている、というのは、どうにも解(げ)せない。本当なら、刑死するか、自殺するか、まわりに口封じで殺されるか、なのだ。
ところが、そうなっていない。ということは。やっぱり、戦後世界で、反共(はんきょう)運動で使える、日本の右翼たちということで、アメリカが温存したのだ。
前記の菱沼五郎(ひしぬまごろう。浜口首相を撃った)に至っては、戦後、名前を変えて、茨城県議会議員になり、県の漁連(ぎょれん)の会長にもなって、県議会議長にまでなっている。こいつらは、何と、1970年代まで生きている。恐るべき真実だ。 誰も、もう、こういう話はしなくなった。私、副島隆彦が、穿(ほじく)り返さないと、誰も知らなくなった。
もっとそれよりも、50年遡(さかのぼ)ると、汚職だらけのハーディング大統領よりも、前の クリーブランド大統領も、その前の、グラント大統領(南北戦争の勝利の軍人)も。グラントは、引退後、軍艦で世界一周をして、1880年代、
東京に2か月以上いた。このときに、明治天皇の側近のワルたちで、宮中派(きゅうちゅうは)と呼ばれる、明治維新で、一番、ズルく立ち回って生き残った者たちと、グラントが繋(つな)がったはずなのだ。
この時、日本側の田中光顕(たなかみつあき)内大臣 が、きわめてワルい男だ。
こいつは、坂本竜馬と中岡慎太郎が居た、京都の伏見屋を襲撃した中にいた(1867年11月15日。この2か月後の12月9日が、王政復古のクーデター。その一か月後が、鳥羽伏見の戦いだ。裏で英国の戦艦隊が動いていた。全部、岩倉具視がやった )。 田中光顕は、「中岡から、最後の言葉を聞いた」だと。お前が、佐々木只三郎たちと、2人を殺したのだ。
竜馬と中岡(陸援隊の隊長)が、殺されて、それに復讐して襲撃した、陸奥宗光(むつむねみつ)もおかしな男で、自分だけは死なない。 榎本武揚や西郷隆盛を擁護して、何年も牢屋に入った、ことになっているが、その形跡がない。
すぐに要職に復帰して外相になっている。
この田中光顕(たなかみつあき)は、攘夷運動のいろいろの所に入り込んで、危なくなると、そこからうまく逃げ出した、生来のスパイ人間だ。 こういうワルが、帝国側から、上手に使われる。人類の歴史は、いつもこういう構造を持っている。
もうひとり、1901年に、暗殺された米マッキンレー大統領がいる。この政治家は、オハイオ州知事時代に、窮迫した貧乏白人たちに自分で食料を届けたような善人政治家なのだが、大統領選挙では、徹底的に、ニューヨークの金融財界人たちの世話になった。
マッキンレーが、ずっと選挙で、戦ったのは、アメリカを代表する、ポピュリスト政治家の、 ウイリアム・ジェニングズ・ブライアンである。
ブライアン(宣教師あがりの演説家) には、アメリカ国民から、圧倒的な人気があった。それでもおかしな選挙をやられて、マッキンレーに2回負けた。
このマッキンレーが、射殺されたああと出て来たのが、セオドア・ローズヴェズルトだ。アメリカ民衆には人気が合ったが、砲艦外交(ほうかんがいこう)で、アジアやアフリカの貧乏な国々を、「言うことを聞け」と脅して屈服させた大統領だ。
彼らの子分が、日本に来ていて、たとえば、アルフレッド・マハンという「海上権力論」で有名な、戦略学者が、日本側に、忠実な子分たちを作った。
今の今と、まったく同じじゃないか。
アメリカとしては、「この男は、本当に人殺しが出来る。よし、この男を日本のテロリストの代表(首領)として、育てよう。そのための資金も渡そう」と、いうことだ。そうやって、日本を、ドロ沼の 戦争態勢へと、引きづり込んでいった。
このことの、現代版が、まさしく、参政党の神谷崇幣である。そしてこいつを、アメリカがあやつって、「日本を中国にぶつけさせる」という、東アジア(極東、きょくとう)での戦略を、実行に移した。 私たち日本国民は、この事に、早く気づいて、身構(みがま)えないといけない。
20年前の、2005年の「郵政民営化」で、言えば、日本国民の財産を奪い取るために、小泉純一郎や竹中平蔵や新浪剛史(にいなみたけし)を選抜したのと同じだ。 日本の郵貯、簡保の300兆円を奪い取った(ゴールドマンサックスが今も管理している)。この目的のために アメリカによって、首相にさせられた 小泉純一郎は、それまで 自民党内にたったのひとりの子分議員 も同志も 持っていなかった。全部、アメリカが仕組んでやらせたのだ。
以下に、13年前の、 今日のぼやき の 2012年10月の、吉田祐二くんの、文章を載せるので、皆で、しっかり読んで下さい。
(転載貼り付け始め)
今日のぼやき 「1336」 番
【昭和史の謎を暴く】 井上日召(いのうえにっしょう)と山本玄峰(やまもとげんぽう)は何者であったか? 井上準之助を暗殺した血盟団(てつめいだん)事件の本当の首謀者は誰か? 吉田祐二・筆 2012年10月14日
https://snsi.jp/boyaki/1336/
吉田祐二です。今日は2012年10月14日です。
戦前期日本の政治シーンを観察していくなかで、大きく取り上げられる事件が五・一五事件(1932年)と二・二六事件(1936年)である。このふたつの事件によって影が薄くなっているが筆者が重要だと考える事件が五・一五事件の3か月前に発生した「血盟団事件」(けつめいだいじけん)である。
「血盟団事件」とは、井上日召(いのうえにっしょう)という人物が指揮した暗殺事件であり、前大蔵大臣・井上準之助(いのうえじゅんのすけ)と三井財閥巨頭・団琢磨(だんたくま) が殺害された。
そのほかに当初暗殺ターゲットにしたのは、三井財閥代表・池田成彬(いけだせいひん)や 重臣の西園寺公望(さいおんじきんもち)、前外務大臣・幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)、前内閣総理大臣・若槻禮次郎(わかつきれいじろう)、
貴族院議長・徳川家達(とくがわいえさと)、内大臣牧野伸顕(まきののぶあき)、枢密院議長伊東巳代治(いとうみよじ)、内閣総理大臣犬養毅(いぬかいつよき。 このあと 5.15事件で殺害 )らがいた。しかし、成功したのは井上準之助と団琢磨の2名のみであった。
(ここに 2人の写真)
井上日召 と 暗殺された井上準之助
井上準之助は拙著『日銀 円の王権』のなかで取り上げた、日本の金融政策を指導した中心人物である。松方正義(まつかたまさよし)と高橋是清(たかはしこれきよ)に次ぐ、欧州ロスチャイルド財閥およびそのアメリカの出店であるモルガン商会のカウンターパートであり、当時の日本を代表する人物であった。・・・・
・・・・・山本玄峰(やまもとげんぽう) の伝記で注目すべきは、・・・
1923年(大正12)、玄峰58歳の折り、通訳もつけずに一人旅に出たという。ハワイを経由してアメリカへ・・・・驚くことに、玄峰は当時のアメリカ大統領ハーディングに面会しているのである。『玄峰老師』は以下のように記している。
(本文中の 引用開始)
当時アメリカの大統領はハーヂングでありましたが、老大師は訪問してエンブレースなどなさった。(中略) またアメリカの秘密結社として有名なK・K・Kの規約書などを、言語の通じない老師がどうして手に入れてこられたか、不思議と言われております。(103ページ)
(引用終了)
山本玄峰は、そのような大統領に会いに行ったのである。ということは、当時アメリカで勢力を競い合っていた欧州ロスチャイルド系のアメリカ代表であるモルガン派勢力と敵対するということである。日本におけるモルガン派勢力とは、モルガン商会の代表トーマス・ラモントと懇意にしている井上準之助ということになる。
ゆえに、井上準之助を暗殺した血盟団事件とは、世界史的な文脈でみると、ロックフェラー対モルガンの、日本における代理抗争であったとみることができるのである。
一方で、山本玄峰は本当にそのような役割を果たしていたのだろうか? 日本で有名とはいえ、一介の僧侶がそのようなことを画策できるのだろうか?
それについては、「アメリカの秘密結社K・K・Kの規約書」を玄峰が持っていた、という事実がヒントになるかもしれない。実はハーディング大統領は白人至上主義者の団体であるK・K・K(クー・クラックス・クラン)のメンバーであったと言われている。ウィキペディア英語版の「アメリカ政治におけるK・K・Kメンバー Ku Klux Klan members in United States politics」の項をみれば、そこにハリー・トルーマンと並んでハーディングの姿を認めることができる。
K・K・Kとは、アメリカにおける極右勢力である。そして山本玄峰もまた、戦前日本における右翼人脈の中心にいた人物であった。決して表には出ないが、世界的な右翼のネットワークのようなものが存在したと想定してみると、山本玄峰という人物がどのような役割を果たしていたのかを思い描くことが出来る。
それでは、井上日召とは何者であったか? おそらく山本玄峰という右翼の親玉から命じられた殺し屋(ヒットマン)であったろう。・・・・・
https://snsi.jp/boyaki/1336/
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。
私たち、日本国民は、このようにして、
目下、進行している、日本政治の危険な動きに、注目しないといけない。
石破茂たち、
日本の真面目な国民思いの、
穏やかな保守の政治家(それを支えている全国の温厚保守の経営者や金持ちたち)
を必死で 応援して、日本国に迫りつつある危機を、
しっかりと自覚しと、闘わないといけない。
今日は、ここまで。 副島隆彦記
」
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- 2025/8/11/どうも「歯周病」は(通常、常識的には)「感染症」とは「言わない」のが正解である、様だ。
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