コース上にクマが目撃され、レースが中止となった柏崎潮風マラソン=17日、柏崎市西本町3

17日午前10時ごろ、柏崎市内で開かれていた柏崎潮風マラソンのコースで、複数の関係者から熊1頭を目撃したと市に通報があった。主催者は大会の続行は危険と判断し、中止とした。けが人はいない。地元の猟友会が現場を確認したところ、足跡などからイノシシの可能性もあるという。

柏崎市によると、目撃されたのはJR柏崎駅から南西に約4キロの山手にある大河内新田の県道で、体長などは不明。大会にはフルマラソン、ハーフマラソンなどに県内外から約2200人がエントリーしていた。

実行委員会には午前10時過ぎ、大会ボランティアから「熊のような動物を見た」と連絡があり、大会本部が対応を協議。正午過ぎにフルマラソンの中止を決め、目撃地点の手前にいたランナー約30人をマイクロバスに乗せて戻った。実行委によると、大会中に熊などが出没するのは初めて。

竹田豊和実行委員長(55)は「残念だが、ランナーや大会ボランティアにけががなかったのは不幸中の幸いだった」と語った。

ハーフマラソンに参加した埼玉県の会社員女性(47)は「山に向かって走るコースなので熊が出ても不思議じゃない」としながらも驚いた様子だった。