2次元的矯正法と3次元的矯正法
矯正の方法もいろいろとある事はご存知の通りだ。その中で2次元的な矯正法と3次元的な矯正法とがある。どちらが優れた矯正法かといえば、3次元的な矯正法の方が優れているのは当然のことである。2次元的とは平面ということであり、水平的な力しか使うことができない矯正法である。その代表が床矯正の方法である。エキスパンジョンスクリュー付きの床矯正装置といっても、エキスパンジョンスクリューで横に押す力だけなのである。顎を拡げるとか何とか言って、スクリューを開いてゆくわけだ。つまり、横に押しているだけのことで、2次元的な力でしかない。この方法で治すといっても限界があり過ぎる。 顎が拡がったのではなく、傾斜移動で傾いただけのことである。傾斜移動は歯根部お3分の1のところで回転し斜めに傾いているだけである。これは85%以上の確率で後戻りしてしまう。全くといっていいほど動いていないケースや完全に脱線状態よろしくはずれて咬合をしなくなったものもある。こうなると、こんなことをする床矯正では全く治せないということになる。
DBAスーパーモダン矯正法は、3次元的な矯正法であり、ブラケットを用いてワイヤー等で治してゆく方法である。これはほとんど歯体移動であり、上下左右と立体的に動かすことが可能なのである。これこそ、本当の本物の矯正であって、床装置による方法はインチキというか、時代遅れの矯正テクニックである。
必ず3次元的コントロールのできる
ブラケットとワイヤーの矯正法を選ぶことである(DBAより)
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