最悪のシナリオの床拡大法「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
:最悪のシナリオの床拡大法:ここでもう一度強調しておきたい。人を不幸にするようなことはしてはいけないのである。これはヒポクラテスの誓いにもあるように医学の基本的な考え方なのである。将来性が豊かな子供の芽を摘み、将来性を台無しにしてしまうような床拡大による間違った方法は行ってはいけない。もう一度、間違いだらけの小児歯科の術式をよく理解していただくとともに、間違った考え方の口腔育成などというとんでもないキャッチフレーズの床拡大法は行ってはならない。2次元的な方法しかできない拡大であり、それによって生じる「すれ違い咬合」や「顎位の定まらないデュアルバイト」そして、「チンキャップなどによる顎関節の異常と医原性の病気をつくる」からである。これらは一度なると改善は難しく、咬めない、話せない、集中力のない、そういう子供になってしまうのである。お金だけ取るというような下品な考え方は止めて欲しい。そして、そんな子供にしたのなら責任をもつぐらいの覚悟ですることだと思う。「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
カテゴリー
歯科矯正コラム一覧
- 「アライナー(マウスピース)型矯正装置」は注意が必要と思われる・・・
- 正中離開(せいちゅうりかい)ジアステーマは「子ども」でも「早期の着手」が「無難(ぶなん)」である。
- 院長の母校がランキング上位に・・・「東京医科歯科大学は4位」・・・手前味噌(てまえみそ)ながら誇らしい気分です・・・
- やはりオードリーは美しい!Renewal「オードリー・ヘップバーンの顔」:「6歳以下の子供の顔を見て成人した顔を予測することなどできない」
- 『「みにくいアヒルの子」時代』(子どもの正中離開)について・・・多くの歯科医が勘違いしているのでは?・・・
- ☆2022年度夏季休診日等のお知らせ☆夏の甲子園野球を応援しましょう!
- ☆2022年度GWの休診日のお知らせ☆
- 医師いしいじんぺいせんせいの言葉 『5才から11才の君へ』
- これは「デマ」ではありません:「マスク」を外して爽やかな「笑顔」を 発信
- 過剰診療はしない.「ヨンヨン」抜歯はしない。