コンプレックスはつくるな(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
コンプレックスはつくるな:子供がコンプレックスを持つようなことはできるだけ作らないことである。それが自信につながる。コンプレックスは一生ついて回り心の中に残るのであるから、人の性格まで変えてしまう。明るい、陽気で聡明な賢い子に育てるには全体のバランスのことを第一に考えることである。まず健康のことである。そして頭の良さなのである。この2つが揃えば、顔は輝いてくることになる。だが、人生はこの状態のままではない。「好事魔多し」というように、順調にいっているときほど、誘惑もある。その時は学力も成績も落ちることになる。一点集中ができなくなるからである。これは思春期とか青春時代に誰でもあることだから、一種の「はしか」みたいなものだ。ところが油断大敵である。ムシ歯になって放置しておくとか、変な歯の治療をするとか、歯を抜くとか、指しゃぶりを始めるとか、いろいろと歯ならびに悪い環境が出てくる。でも大したことないと見過ごしておくことが歯ならびを悪くする。歯ならびは1本ずつ離れた歯でできているけれども点か線でつながっているのである。この連続性が失われるとどこかに変調を来たす。このことが、歯ならびを悪くしているのである。歯ならびが悪いと見た目もさえないし発音もきれいでなくなる。当然ながら滑舌でもなくなる。このようにして、コンプレックスは作られるから、このことには気をつけることである。
(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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