過剰診療はしない.「ヨンヨン」抜歯はしない。
下記の記述は正に、きたざわ歯科(かみあわせ研究所)の「診療哲学」「診療方針」であり、
患者様には、分かりやすく説明するように心がけているので、ご安心ください。
過剰診療はするな:後戻りできない矯正に関する治療とは、抜歯である。特に「ヨンヨン抜歯」、小臼歯4本抜歯はしてはいけない。初診のとき、ディスクレパンシーがあるからと抜歯宣言することはとても危険だ。まして、抜歯をしてから矯正に着手などしてはいけない。抜歯をしないでスタートすることである。そして途中経過の中で最小限の抜歯をするのなら、それはトラブルになるまい。現在はレントゲンも撮らないで手術をしたとなると大騒ぎになる。抜歯は手術なのだから、慎重に慎重に行うことである。また、矯正専門医からの抜歯依頼に応じてはならない。抜歯を手がけた者の方が罪が重い。その点もGP開業医は知っておくことだ。
抜歯をするな:抜歯が必要だと矯正専門医が診断するのなら、そのように診断した人が抜歯をすればよいのだ。矯正専門医だなんていうのは、自称に過ぎず、「歯科医」のはずである。歯科医なら抜歯ぐらいできるはずだ。抜歯ができない歯科医なら、レベルの低い歯科医だ。そんな歯科医は咬合理論なんて分かってはいないと思う。分かっていると矯正専門医が言うのなら、総義歯を咬合理論にあわせて作ってみろと言いたい。総義歯の具合の良いものなど作れるはずがないのである。何もできませんというのが、専門と誤魔化している由縁である。「歯科」が既に専門であるわけで、その中で更に専門というのは少しおかしい。
(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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