参政党を応援する!今決めた!有志の現国会議員は連携せよ! | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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参政党を応援する!今決めた!有志の現国会議員は連携せよ!


■ 『内側から照らす』文責:アドバイザー 小名木善行
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日本書紀は、天照大神を次のように記しています。
「光華明彩(ひかりうるはしく)、上下四方を内側から照らし徹(とお)す神」です。

天照大神は、太陽神であるといわれます。
太陽は天空に輝き、全てを照らします。
けれど、日本書紀は、そんな天照大神が「内側から上下四方を照らし徹(とお)す神」であると書いています。

天空から照らすだけではないのです。
ひとりひとりの心の内に、天照大神がおわし、そんなひとりひとりの心の中に、上下四方を照らす天照大神のお力が備わっている、と書いているのです。

誰の心にも、天照大神がおわされる。
その心の中の天照大神に目覚ていただく人が、ひとり、またひとりと生まれることによって、世界が照らし徹(とお)される。
それが上古の昔からの日本人の思考です。

ですから日本に仏教が入ってきても、すべてを輪廻のせいにするのではなく、誰の心の中にも仏性があると説きました。これなども、完全に日本化した仏教思想ということができます。

誰の心のなかにも天照大御神さまがおいでになると考えるのです。
だからこそ、天子さまは民衆を「おほみたから」にしてくださる。
自分は、まだまだ修行が足りないけれど、生涯をかけて、より良い自分になっていく。
そのように考えるのが日本人です。

このため、時間に関する考え方も、諸外国とは異なります。
世界中、どこの国のどの民族でも、時間は過去から未来へと流れると考えますが、日本では、未来から過去へと時間が流れるとします。
過去は、「過ぎ去った」のです。
未来は、「未だ来ていない」のです。
だったら、現在を一生懸命頑張って、より良い未来を手に入れる。
なぜなら、時間は未来から現在へと向かってきているのです。
どのような未来を手に入れるかは、自分次第なのです。

過去一生懸命努力をしてきた(それは事実です)。
けれどその努力が、一瞬にして水の泡になってしまった(よくある話です)。
それでもくじけずに良い未来を手に入れるために日々努力するのです(それが現実であり、人の世です)。

みんなが腹いっぱい飯が食えるようにと、長い時間をかけて土地を耕してきた。
そこに農作物を植え、雑草を取りながら、大事に大事に食物を育ててきた(←ここまでが過去)。

ところがある日、やってきた台風による土石流で、育てた作物が全部流されてしまった。
けれど俺たちはくじけずに、また一から土地を耕していこう(←ここまでが現在)

そうすればきっと良い未来がやってくるに違いない(←これがまだ来ぬ未来)。

・・・さて、上の例で、台風被害で、全てが流されてしまったのは、自分の過去の努力の「せい」でしょうか。
あるいは台風の「せい」でしょうか。

なんの「せい」であるにせよ、田畑が土砂に埋まってしまったのは現実です。
ならば、二度と土石流に埋まらないように、田畑の場所を変えるか、強い堤防を築いて水害の発生を防ぐか、あるいは土石流に埋まった田畑から土砂を取り除いて、(また台風がやってきたら土砂に埋まってしまうかもしれないけれど)、もう一度、同じ場所に田畑を営むか。
その選択ひとつで、やってくる未来は、いまとは別な形に変わります。

いささか厳しい言い方になるかもしれませんが、近年、「こんな日本に誰がした!?」というわけで、それは
「戦後のGHQのせいだ」
「戦後の日教組のせいだ」
「時の総理の某のせいだ」
「アメリカの陰謀だ」
「チャイナの陰謀だ」
等々、現在の日本のていたらくを、過去のせいにしたがる人は多いです。
あるいは「DSの陰謀」などという考え方も、そのひとつといえるかもしれません」

けれど、そうした考え方は、英語脳による思考です。
歩き去った過去の「past」によって、現在が出来ているという思考だからです。

日本的思考は異なります。
過去に何があったにせよ、こういう現在が現実です。
では、どのようにしたいのか。
どのような未来を迎えたいのか。
そのために、自分にできることは何か、と考え、行動するのが、日本的思考です。

欧米列強諸国が世界中の有色人種国を植民地化している。
残された最後の有色人種独立国が、日本だ。
過去、すべての有色人種国は、欧米列強諸国の強大な軍事力の前に滅ぼされ、植民地化された。
だから過去の流れに従って、日本も欧米諸国の植民地になる他ないのだ・・・とは誰一人考えないのです。

そういう強大な軍事力が日本に迫ってきているという現実が目の前にあるのなら、欧米諸国に匹敵する、あるいはそれを凌駕する強力な軍事力を持つ日本になって、俺達は独立を維持し、そればかりか、すでに植民地化された諸国諸民族をも独立に導いて、世界に人種の平等を実現するのだ。
人が人を使役したり差別したりすることのない世界。
それが悠久の大義であり、神々の意思だ。
だから国を上げて、個人も集団も、すべての力を使って、欧米列強と対等に互することができる国にしていくのだ。

そういう決意のもとに、行動してきたのが日本であり、我々の先輩諸氏です。

当時の日本人は、欧米列強諸国の「せい」にしたり、彼らの力の「せい」にしたり、有色人種諸国の敗北の「せい」にしたりは、一切しなかったのです。
そのとき、その瞬間にある現実を前に、必死になって、子や孫たちにとって少しでも良い未来がやってくるように努力を重ねたのです。
それが日本です。
それが日本人です。

戦後の日本はGHQの「せい」でこうなったのではありません。
GHQは、日本を占領統治するために、必要なことをしただけです。
そのGHQが与えた「日本人服務規程」を「憲法」だということにして、戦争の傷跡の残る日本が、日本人が、朝鮮戦争に巻き込まれないように必死の努力をしたのが、吉田茂宰相です。
そして、日本が絶対的平和であることを条件にして、日本の復興、日本人が豊かさを手に入れるために、必死の努力を重ねてきたのが、戦後の日本人であり、戦後の日本の政治です。

ただ、現在の日本はどうかというと、すっかり腑抜けてしまい、歴史を忘れ、諸先輩の努力を否定し、悪いことのすべてを過去のせいにして日々を怠惰にすごしているだけです。
同時に、日本人が望むものは、戦後の高度成長期においては、物欲であり、金銭欲であったけれど、いまの若者たちが望むものは、思いやりであり、やさしさといった、モノより精神性が求められるようになってきています。

やさしさのある世界。
思いやりのある世界。
そして、人々が笑顔で暮らせる世界。
そういうものが、いま、あらたに求められるようになってきています。

過去に何があったかを学ぶことは大切です。
どうしてこうなったのかを考えることも、もちろん大切です。
けれど、いまある現実の中で、何をどうしていくのかは、すべて私達自身の選択と行動にかかっています。

誰のせいでもないのです。
これからどうするのか、なのです。

いまの政治は、過去の流れの中に埋没してしまっていると言われています。
国家国民のために何をしたらよいのかわからずに、政治家が自分のために行動する。
メディアも同じです。
国民もまた、過去のせいにして、日常に埋没しています。
そして、日本人が必死で働く富は、まるごと海外に流出しています。

そうした現実を前に、いま私たちがすべきことは、今起きていることを人のせいにすることではないと思います。
私達自身が、過去を、現代を、学び、そこから考え、未来のために行動を起こすことです。

このように申し上げると、自分ひとりの力ではどうしようもない、という人がいます。
違います。
ひとりにできることは、一隅を照らすことです。
けれど、百人が、千人が、万人が、そして何百万の人たちが、一隅を照らし、照らし続けることで、日本は変わります。世界も変わります。

内側から照らすのです。
そのために参政党があります。