☆★【3137】ウクライナ戦争のインチキの和平会議は大失敗。・・・」副島隆彦の学問道場よりetc(対立軸はロシアvsNATO(ネイトウ)でロシアの勝ちなのです。我が国内の報道はイマイチ、という事です)
「
『20カ国・地域(G20)の新興国のうち、首脳を派遣したのはアルゼンチンだけ(副島隆彦注記。日本の岸田首相は、イタリアG7のあと、スイスまで来て、会議のレセプションにだけ参加して、たったの3時間で、さっさとスイスから離れた。だから、日本の首脳も参加しなかった。世界の動きを察知して、「いくらなんでも、これでは」と日本政府は、機敏に動いた。副島隆彦の注記終わり ) 大半は閣僚や特使レベル。中国はロシアが招待されていないことを理由に不参加。』
【3137】ウクライナ戦争のインチキの和平会議は大失敗。・・・
副島隆彦です。 今日は、2024年6月16日(月)です。・・・今日は以下の一本の政治記事を載せて解説する。私、副島隆彦が、現実世界の世界政治の分析を再開します。 以下の記事は、インチキの、ゼレンスキー寄りの、西側(ザ・ウエスト)によるお膳立ての 世界中の国を招いての和平会議(わへいかいぎ。 peace talks ピース・トークス)だ。 大失敗した。 アジア、アフリカ、中南米の 150以上の国は、これにそっぽをむっけて無視した。 ここに参加しなかった 本当の仲裁者(ちゅいさいしゃ。ミーディエイター)である 中国が参加しなかった。和平交渉の一方当事者である、ロシアも参加していない。茶番劇(ちゃばんげき)を通り越す、みっともない醜態(しゅうたい)を晒(さら)した、今の西側=the Deep State ディープ・ステイト の 弱体、勢力衰退をよく表している。
以下の日経新聞の記事は、私、副島隆彦が、内容を明瞭にする為に、いろいろと切り詰めての主旨(しゅし)をはっきりさせた。 これからは、私は、客観報道のふりをしている大手の記事やテレビ報道の文どもへも、この文の切り詰め、明瞭化を、遠慮なく実施する。
(転載貼り付け始め)〇 「 スイスでの ウクライナ和平会議(ピース・トークス)は、新興国の支持伸びず 失敗」
2024年6月16日 日経新聞
6月15日、世界平和サミットで演説するゼレンスキー氏=AP
(このゼレンスキーの顔写真を 載せて下さい)
【ビュルゲンシュトック スイス中部 =田中孝幸 】ウクライナが提唱する和平案の「世界平和サミット」は16日、2日間の日程で閉幕。会議後の共同声明は和平
に向けたウクライナの「領土保全」を要求したが、新興国の多くは賛同しなかった。(副島隆彦注記。世界には、192か国の国家がある。このうち、
人口10万人とかの、小さな島国の微小国が30ぐらいある。これらは除外して考えた方がいい。旧大英帝国の植民地=信託統治領。ドミニオンやトラスティだ。
話にならない小国たちだ。アフリカ54か国 、南米30か国、、アジア諸国20か国のほとんどは、愚劣なゼレンスキー政権を支持せず、冷ややかに、かつ
しらけて見ている 。副島隆彦注記終わり)
この会議は( 和平交渉の一方の当事国であるのに、この場に参加さえしていない) ロシアに国際的な圧力を加えるが狙いだった。だが期待していた新興国(の多くは、反対に回り、出席さえせず )支持はなかった。有力な仲介国も不在。和平への道筋はない。
ウクライナのゼレンスキー大統領は6月15日の会議で、和平への第一歩として今回のサミットの意義を強調した。
ウクライナは今回、参加国数を最重視した。共同声明のポイントも核を巡る安全保障と食料安保の強化と、捕虜やロシアに連れ去られた子供の帰還の3点に絞り、
中立的な国が出席しやすくした。
(副島隆彦から。ここに記事の中にある 一枚の簡単な表を載せて下さい)
主催国スイスの発表では、「計100の国・機関が参加した。首脳を派遣したのは57カ国だけ。大半がすでにウクライナを支援している欧州(NATO加盟の32国)以外の、欧州域外から首脳を送ったのはわずか20カ国だった。20カ国・地域(G20)の新興国のうち、首脳を派遣したのはアルゼンチンだけ(副島隆彦注記。日本の岸田首相は、イタリアG7のあと、スイスまで来て、会議のレセプションにだけ参加して、たったの3時間で、さっさとスイスから離れた。だから、日本の首脳も参加しなかった。世界の動きを察知して、「いくらなんでも、これでは」と日本政府は、機敏に動いた。副島隆彦の注記終わり ) 大半は閣僚や特使レベル。中国はロシアが招待されていないことを理由に不参加。会議に参加した92カ国中、ウクライナが主導の共同声明に賛同したのは約80カ国だけ。新興国の支持が少なかった。西側諸国と中ロの対立に巻き込まれたくないからだ。会議を準備したG7の高官は「大半の新興国はウクライナ支持色が強い会議への関与を嫌がった」と明かす。ウクライナがロシア軍の攻撃に劣勢であることも一因。ロシアのプーチン大統領は6月14日に、「和平の条件として併合を宣言した4州からのウクライナ軍の撤退」を要求した。両国の大きな隔たりを印象づけた。サウジアラビアのファイサル外相は会議で、「和平交渉にはロシアの参加が不可欠で困難な妥協が必要だ」と指摘。トルコのフィダン外相も「ロシアの参加が必要」と。インスブルック大(オーストリア)のゲルハルト・マンゴット教授(国際関係学)は「仲介役を担える有力な新興国が不参加の今回の会議は失敗。次の会議はロシアが参加し、サウジなどグローバルサウスの国で開催されるようだ」と語る。その布石とみられる動きとして、ゼレンスキー氏は6月12日、サウジを予告なしに訪れてムハンマド王太子と会談。国営サウジ通信は、「王太子は、紛争解決に向けた国際的取り組みを支持する」と報じた。(転載貼り付け終わり)副島隆彦です。私が上記の記事の文を短く切って縮めた。文中で、唯一重要な一行は、「欧州域外から首脳(首相か大統領か国王 )を送ったのはわずが20カ国だった」だ。ウクライナをあやつる英と米 の大失敗で、敗北だ。一方当事者のロシアも参加しないような、和平会議(peace talks ピース・トークス)など無意味だ。馬鹿どもが、愚劣に画策しているのか。世界に自分たちの無力の恥をさらしている。
このうち准当事者であるNATO(32か国。ウクライナに兵器と弾薬を、公然と供給している )と、G7( 西側主要国。のうち 米、加、日本 )を除くと、何とアジア、アフリカ、中南米からは、たったの17か国。 しかも、この表の中の、フィジーやパラオ など、人口10万人とかの微小国(びしょうこく)を除くと、現在の、西側の手先の国は、アルゼンチン(最近、出てきた、ミレイという強硬なコスト・カッターの大統領)と、チリ(反共に転じた)と、ケニア、ガーナ、リビア (カダフィを惨殺したあとの弱小傀儡政権)とソマリア、そしてカタール (アメリカの手先の 狡猾な、アラブ諸国 の中の、中立国)の だけだ。 本当に、これでは、丸裸(まるはだか)だ。現在の世界政治の力関係が、はっきりと分かる。 日本を含めた、赤っ恥の、この表の8か国は、世界の笑い物(もの)だ。すなわち 世界中からの 笑われ者だ。私たちの日本国は、まさしく、その筆頭であり、情けないアメリカの属国、哀れで、惨めな英米の 下僕の国だ。恥を知るべきだ。 副島隆彦注記終わり。
副島隆彦拝
」
「https://x.com/naoyafujiwara/status/1802440198573510927」
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