歯科医師にとって悩ましい問題その1「歯科医師の評価はなぜ低いのか・・・」・・・近代口腔科学研究会雑誌創刊50周年記念講演会の案内より
『・・・近代口腔科学研究会雑誌は今年で創刊50周年を迎えました。今の歯科界からは想像できませんが、この雑誌が創刊された当時は、わが国の歯科界が経済的な繁栄を謳歌していた時代でした。しかし、・・・』
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近代口腔科学研究会雑誌創刊50周年記念講演会
―歯科医師の評価はなぜ低いのか、こうすれば高くなる―
講師 飯塚哲夫先生※
※(飯塚哲夫:医療法人菁莪会 口腔研クリニック 理事長・名誉院長 歯学博士
フランス国立歯学アカデミー外国人会員
学校法人知音学園理事長
埼玉歯科衛生専門学校校長
特定非営利活動法人日本歯科医療水準評価機構理事長
近代口腔科学研究会理事長
歯科医師臨床研修指導医)
近代口腔科学研究会雑誌は今年で創刊50周年を迎えました。今の歯科界からは想像できませんが、この雑誌が創刊された当時は、わが国の歯科界が経済的な繁栄を謳歌していた時代でした。しかし、その当時から今日の歯科界の凋落を予言するような論文が、この雑誌には数多く掲載されていたのです。この雑誌の面目躍如でしょう。実は、こういった経済的に恵まれていた時代でさえ、歯科医師の社会的評価は医学部を出た医師と比べると明らかに低いものでした。つまり、当時の歯科界の経済的繁栄はその社会的評価に見合うものではなかったので、その凋落を予想することは自然なことだったと言えるでしょう。
歯科医師という職業は、これからも、そのような低評価い甘んじなければならないものなのでしょうか。数ある医師の中で歯科医師だけが低い評価を受けている本当の理由は何なのでしょうか。それまで決して社会的評価が低くなかった歯科医師は。いつ、どのような理由で、他の医師よりも評価が低くなったのでしょうか。それがわかれば歯科医師の社会的評価を上げる方法を見出せるはずです。そして、歯科医師の経済的評価もそれにつれて上がって行くはずです。このたびの講演は歯科医師という職業や、歯科医療の根元にかかわる問題に踏み込み、歯科医療従事者が間違いなく希望を見出すことができる内容になると思います。今回の講演会は、このような根元的な問題を真剣に考えている歯科医療関係者に限定した講演会にしたいと考えています。
50周年記念講演会実行委員長 高尾 亮輔
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