DBAでは、シンプル化とスピード化を目指している
最近の矯正はメーカーがいろいろのワイヤーやブラケットなどを出してくれるからありがたい。その目指す方法はシンプル化とスピード化である。シンプル化の中でストレートワイヤー法が考案された。ベンディングも不用だというのに、ほとんどの症例に対応できるのがストレートワイヤー法である。また、スピード化が次の課題である。
これも、DBAが、米国の最新の歯科矯正学を基に開発したスーパーモダン矯正学では、ほぼ完成したと思っている。12歳までなら95%のものは動的期間は6ヶ月位だと言える。どんな症例にも対応できるのはシンプル化が大きい。またスピード化は歯を原則として抜かないことだ。
乳歯だから抜いてよいのではなく、乳歯だからこそ抜いてはいけないのである。抜歯そのこと自体が、歯科本来の治療目的に反している。したがって健康な歯を抜くという行為は治療ではない。逆に犯罪に近い話だ。歯という健康の基本となるものを抜歯して予防だ、育成だというのは詐欺以外の何物でもなかろう。また、抜歯するから複雑になるのである。シンプル化の逆である。抜歯するから治すスピードが遅くなるのである。歯は抜かないのが当然のことなのであって、健康な歯を抜くなら、その人は歯抜き人であって、他人の口腔の破壊者以外の何であろう。少なくとも歯医者としては2流か3流以下ということになりはしないだろうか。(DBAより)
カテゴリー
歯科矯正コラム一覧
- 「⑭ 十二 種々相(しゅじゅ‐そう)「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはら としろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む」2025/4/17「歯科を職業とする人には、是非読んでいただくことをお願いする。」
- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより