△セファロ読本△プロローグ△ベッグ法の開発 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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△セファロ読本△プロローグ△歯科矯正学の歴史

ベッグ法の開発

1950年代はツィードテクニックが最新にして最良のテクニックとして、

矯正治療の中心になった。

当然ながら、

ヨンヨン抜歯といわれる小臼歯を4本抜歯し、

セファロの分析もし、ワイヤーを使用するというものである。

ワイヤーも治療終了までに

10回以上も交換するという煩雑さであった。

ところでオーストラリアにベッグがいた。

ベッグはアングルスクールの卒業生であり、

出身地のオーストラリアに帰り矯正専門医として開業していた。

オーストラリアには矯正治療のできる歯科医は少なく、大変繁盛した。

多くの患者さんがあの広大なオーストラリアの各地から来た。

それをどのようにしたら毎月1回の治療とか、

トラブルにならない方法は何かと考えていた。

そこで思いついたのがオーストラリアンワイヤーである。

アングルをはじめツィード法は角のワイヤーを使っていた。

それと違い、ラウンドワイヤーを使い、

ステンレスのワイヤーを使うということである。

ステンレスのワイヤーを用いることによって、

ワイヤーを細くすることができた。

アングルの発明したリボンアーチ用のブラケットを用いること

との併用によって、

1ヵ月に1回の来院でも大したトラブルが生じないことに気づいた。

(DBAより)