△セファロ読本△プロローグ△日本における矯正学の進行と現状
△セファロ読本△プロローグ△歯科矯正学の歴史
日本における矯正学の進行と現状
日本の矯正学は非常に遅れをとった。
矯正学の専門書は大正年間に発刊された榎本美彦にものである。
1927年には(昭2)には日本矯正学会も設立されている。
しかし、第2次世界大戦によって進歩はなくなり、
1962年(昭37)から新しい出発点といって良いであろう。
1960年代にはベッグ旋風がアメリカで吹き荒れ、
その改良されたライトワイヤーテクニックの台頭した頃であった。
東京医科歯科大の三浦教授が
ジャラバックのライトワイヤーテクニックを受講し、
日本歯科大の教授がベッグ法に教えを請うたのが
1961年と1962年のことである。
それから日本のおけるブラケットの時代に入って行くわけである。
それまでは舌側弧線装置やFKOなどの床装置など
機能的矯正を中心としたものであった。
しかし、どちらもツィード理論やアングルのブラケットであり、
ベンディングを中心とするものである。セファロも重要視する。
いまや世界でセファロを最重要視している国はない。
それどころか、アメリカなどではセファロ有害諭さえある。
ストレートワイヤー法が中心となり、
ベンディングはできるだけしないのが世界の主流なのに、
今でもベンディングとセファロに固執する
日本の矯正テクニックは再び遅れてしまっているといえるであろう。
(DBAより)
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