report のカタカナ表記は、✕ リポート ではない。レポートが正しい。
(副島隆彦の学問道場:重たい掲示板より)
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
✕ リポ-ト は、間違いだ。
以後、日本人は、素直に、◯ レポート と書くべきだ。
r ɪ pˈɔː t
☞音声記号を、/ repɔːrt / と書けば、いいだいけのことだ。
[2424]report の カタカナ表記は、✕ リポート ではない。レポートが、正しい。
投稿者:副島隆彦投稿日:2019-07-22 01:48:54副島隆彦です。今日は、2019年7月22日(月)です。昨日の参議院選挙の投票の結果のついての、私の考えは、このあと、書きます。その前に、私は、自分が、拘(こだわ)っている、以下の 問題を 書いて載せます。Report という 英語の単語がある。このreport の 日本語のカタカナ 表記は、✕「 リポート 」でありません! そうではなくて、「レポート」が正しい。こういう、どうしようもない、 つまらないことに思われることを、私は、これから、詳しく書きます。どうしてこういうことになったのか。その謎解きをする。report のカタカナ表記は、レポート でいい。 「リ」ポートは、間違いだ。だから、日本国民は、以後、✕ リポートと 書くことを、止(や)めなさい。 「レ」ポート でいいです。なぜ、こういうことになったのか、その謎解きをする。 私は、この20年、ずっと、このことが、気になっていいた。どうして、こういう、どうしよーもない事を、私が、今の、この参議院選挙が終わって、今夜、ずっと開票放送がある時に、書くのか。 私、副島隆彦 だけに、とって、こういうことは、真剣な、悩みとして、いつも有る。 直接のきっかけは、ここの重たい掲示板に、下 ↓ の方に載った文で、田中進二郎くん が、 「突撃リポートする」と書いた。それを私が、彼が、「表題(見出し)を変えて下さい」と 追加で書いたので、 その際に、「突撃レポート」に、私が、書き変えた。 私にとっては、この、「 リポートとレポートの違い」は、切実だ。
この問題を、これから徹底的に書く。
私、副島隆彦は、細心の注意も払って、こういう 言語(げんご。word の 全体集合のこと。日本語、のように、ひとつの 国民の 言語のこと。 ランゲッジ、language ) の研究も、ずっとしてきた人間だ。 神経質に、コトバ の ひとつひとつの使い方を、英語 English との関係で、注意深く考えてきた。だから、私は、コトバ の 問題の 専門家でもある。NHK が、「 それでは、この問題について、現場から、リポート します 」 と ニューズ番組の中で、使い始めたのは、20年ぐらい前だろう。 その前は、正しく、〇 レポートと 言っていた。それを、何の、決定で、NHKの 現場で、上の方からの指図(さしず)も、有ったのだろう。なぜ、 間違いの、 ✕ リポート にしたのか? その謎に迫る。こらー! 今、 気になったから、ついでに、今、言う。 news は、日本語カタカナ表記では、 ニューズ と濁るんだ。それを、どうして、もう 80年間ぐらい (戦前から)、news を、 ✕ ニュース と、日本国民全員で、話し、書き続けるのか。 news は、 n – e – w – s は、 uncountable noun アンカウンタブル・ナウン 「不可算名詞(ふかさんめいし)」であるのに、複数形(プルーラル plural )の 表記にして、- s を付けた。 その 読み方は、〇 「 ニューズ」だ。スに濁点の「点々」だ。英語辞書にも、そのように、きちんと、注意書き付きで、書いている。 ✕ ニュース の表記 は、間違いだから、日本国民全員で、やめなさい。「 そんなの、無理だよ、いまさら、どうにもならないよ」 ということはない。 変えられる。私たちは、合理性であるべきだからだ。この問題は、これ以上書かない。
✕ リポート になぜなったのか。
リポートは、間違い で、 〇 レポートと書かなければいけない。正しい、「レ」ポートで、良かったのに、それを20年ぐらい前に、NHK が、誰の指矩(さしがね)か知らないが、意識的に、リポートと書き、かつ、アナウンサーどもが、言うようになった。NHK が率先してこれをやった。何でこんなことをしたのか――その原因まで含めて、私が、今から、説明します。日本の学習用の、中学・高校で使う、英和(えいわ)辞典がある。そこに5万語ぐらい単語(ワード、word 言語学では、「語、ご」 という) が載っている。 搭載語(とうさいご)と言い、一つずつの単語を、 headings ヘッデイング という。 report の発声記号 を、 日本の 英和(えいわ)辞書では、 /rɪpɔːt/ と書いてある。これが問題なのだ。 ここから、大間違いが始まったのだ。
/rɪpɔːt/ と 書いているものだから、 「私は、ちょっとインテリなのよ。高学歴なのよ」と、気取ったバカが、群れをなして、それで、✕「リポート」に、変更、改悪、してしまった。 元の、 〇 「レポート」でいいのに。英米人(英語国民)は、「レポート」と 発声している。 自分が、知っている英米人(おカナダ人、オーストラリア人も含む )が、どう発声するか、自分で、聴いて、確かめてご覧なさい。 レポートと 発声している、と 分かるから。だから、いくら、NHK 始め、バカ・メディア 6大テレビ放送局(ネットワーク)が、✕リポート と アナウンサーどもに、言わせても。それでも、〇「レ」ポート派 が、消えないのだ。 だって、どうしても、レポートと、英米人が、話しているのだから。今の日本でも、「レポート用紙」と使う、日本人の方が、多数派だ。多数派の国民は、「レポート用紙」、「レポートを提出します」 と、使っている。「リポート用紙」「リポートを提出します」と、 使う、馬鹿の、いいかっこしい、は、少数派だ。 一体、何が起きているのか、だ。どうして、こういう極めて単純な、カタカナ語のコトバの使い方での混乱を、引き起こしたのか。 こんな、馬鹿みたいな、ほんの僅(わず)かの、些細(ささい)な、細かい こと、に、どうして、副島隆彦は、こんなにシツコク、執拗(しつよう)に拘(こだわ)るのか。これから、が、謎解きだ。 日本の英語辞書が、report の音声記号を、 / repɔːt / と書けば、それで、済んだことだ。これで、なにも間違いではない。これを、長く引き伸ばして、表記すると、/ re pɔː t / 「 レ・ポー・ト」 と、書いてあれば、こんな、恥っさらしの、 おかしなカタカナ表記問題の、間違いは、起きなかったのだ。 誰が、こんな間違いを犯したのか。
発音(はつおん)記号、正しくは発声(はっせい)記号(フォネティック・サインズ)を扱う学問を、音声学(おんせいがく、phonetics フォネティックス )という。この分野の学者たちが極めて少数だが日本人にもいる。英語だけの音声学者が、東京外語大学とかに、いる。このようにして、「この語をどのように発声するか」で、フォネティック・サイン( phonetic sign )が付いている。 この音声学 ( おんせいがく、phonetics フォネティクッス )という学問分野を、さらに細かくして、一つ一つの「音(おん)」の、 記号の音標(おんぴょう、音素。 フォウニーム phoneme )というのがあって、その語を、この音素にまで、分解して研究する、小さな学問を、音素学( phonemics 、フォーニミックス)という。これ以上、細かい話は、皆が、こんがらがるのでしない。やめる。英語の音声学で使う、発声記号の 方式、体系 には、大きく、2種類が ある。インターナショナル・フォネティック・アルファベット( International Phonetic Alphabet, IPA )である、「国際音声アルファベット学会」 が 定める、アメリカが中心の学会と、いまだに、古くさい、イギリス式の音声学の、伝統を守ってる、 オックスフォード大学が作って今も握りしめている、「オックスフォード方式のフォネティック・サイン」の体系がある。アメリカ合衆国の 国民が主体の、ウェブスター大辞典などに載っている、この国際音声記号 ( IPA )のことは、今日は話しません。イギリスの、 一番、今も売れている、国民的な英語辞典であるOALD (オウ・エイ・エル・ディー・) という辞書がある。 OALD とは、 Oxford Advanced Learner’s Dictionary 「オックスフォード・アドヴァンスド・ラーナーズ・ディクショナリー」 の略称(アブリヴィエイション)だ。直訳すると、「オックスフォード大学が定めた上級学習者用の英語辞書」だ。このOALDは、何と、今の、アメリカの大学でも大学生向けの英語辞書として使われている。だから権威がある。イギリスの辞書の方が、英語教育では今もアメリカよりは格が上ということだ。日本人が国語辞典を、岩波書店の「国語辞典」や「広辞苑」や、角川書店「大辞林」の辞書を、今も使っていることと同じだ。このOALDに載っている発声記号が、今は、どんどん、変化している。30年前の昔は、OALD は、 report の表記を、/rɪpˈɔːt/ としていた。 これを長く引き延ばして書くと、 / r ɪ pˈɔː t / だ 。 これが問題なのだ。今は、変っている。
昔は、私たちの世代(今の60歳代から上)の日本人は、 発声記号は、[ ] の、カギ括弧の中に発声記号を入れて表記した。しかし、この30年間ぐらいで、世界標準に合わせて、 / / と、斜線と斜線の間に、発声記号を入れるようになった。
繰り返し書く。report の英和辞書の、発声記号 は、/ rɪpɔːt / と書いてある。これが問題なのだ。
/ rɪ / これを、素直に読めば、 「リ」となる。 このように書いてあるものだから、だから、日本人で、勝手に「自分は高学歴だよ」と、自惚(うぬぼ)れている馬鹿たちが、NHKの中の馬鹿や、日本語学者で、「外来語のカタカナの表記の専門家」を自称する馬鹿たちが、みんなで、
「 おお、 / r ɪ p ɔː t / と書いてあるじゃないか。だったら、リポートだ」で、20年ぐらい前に、 やらなくてもいい、余計なことにして、「リポート」を正しいと、してしまったのだ。
ヨーロッパ語の音声学の知識なんか、何もないのに、RI の表記は、 「リと読むものだ」と、英語学者たちから、中学・高校の英語教師を含めて、皆で、リポートが正しいと思い込んでいる。
ところが英語を実際に、英語国民すなわちイギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、カナダ人などの言葉を、耳で聞いてごらんなさい。「レポート」と発声している。だから「り」ポートは、間違いなんだ。
レポート でいいのに、、リポートと言い変えたことが、その後、どんなに日本国民が、この些細な外来語(カタカナ表記)で、迷惑したことか。「 煩わしいなあ。私は、どうしても、レポートだと 思うんだけどね」 と、勘の鋭い、真面目な人たちは、とずっと思っている。だから、「レポート用紙、レポート提出」が、根強く、消えないのだ。ここでは、余計なことをした者たちのせいで、皆が、被害が受けた。そんな、つまらないことに拘泥(こうでい)するのは、お前みたいな、ヘンな人間だけだよ、副島隆彦、お前は、過剰に神経質なんだよ、他の人は、みんな、そんなことは、どうでもいいことだと思っているよ、と、私に言う人は、もう一度、自分の脳(頭)に向かって、自分で自問しなさい。自分は、どう書くか、話すか、を。どうして自分の耳では、どうしても report という英語 は、 〇「レポート」と聞こえるのに、リポートと、私たちは、無理やり書かされるようになったか。ここに竹林滋(たけばやししげる)という男が出てくる。 竹林滋が、実はこの日本における、音声記号あるいは発声記号の権威だった。東京外語大学の英語学、就中(なかんずく)、英語音声学の権威だったようだ。 まだ、生きているだろうと、思ったら、彼は、私が、今、調べたら、2011年に亡くなっていた。私は、この竹林滋教授 と、なんと、今から33年前に、電話で40分間ぐらい話している。1986年 だったと思う 。竹林・外語大学教授は、その時の、私への対応は、真面目で誠実だった、と思い出す。私はその時、大手予備校の代ゼミで教え始めて3年目の頃だった。「私は予備校の教です。あなたが、研究社の英和中(ちゅう)辞典と、ライトハウス辞書の、発声記号の責任者と聞きました。研究社の編集部からお聞きしましたので、失礼かとは、思いましたが、質問のお電話をいたしました。 電話番号は研究社の人から聞きました」と、私は言った。すると、「そうですよ」と向こうは、こころよく受け答えをしてくれた。その時は、すでに竹林滋は、名誉教授だから、もう外語大学は辞めていたのではないかと思う。この人が、後に、その3年後に、怒り狂って、研究社に大勢のの新聞記者、テレビ局を集めて、記者会見までして、私を、研究社と共同名義で、裁判に訴えた。営業妨害の、名誉毀損を訴えの内容にしていた。この事件のことを、今でも知っている人は知っている。『欠陥(けっかん)英和辞典の研究』『英語辞書大論争』『欠陥(けっかん)英和辞典の研究』(宝島社、1989年刊)の裁判だ。これは1989年の本で、この年は、昭和天皇が1月に崩御(ほうぎょ)した年だ。だから、平成元年である。この年の、9月に、 出た本だ。 その直後から、ワーワーは大騒ぎになって、その年から次の年にかけて、ずっと騒がれた。私は、その時36歳だった。この『欠陥英和辞典の研究』の話は、今日は、これ以上しない。私は、 「竹林先生。この report の、rɪ の ɪ は、大文字のI(アイ)を小さくした形ですよね」 と、聞いた。 そしたら、「ええ、 そうです」と言った。 私は、続けて、 「しかし竹林先生、どう考えても、report の 英語の発声は、 レポートと、 イではなくてエですよね 」と言ったら。なんと、 竹林滋(たけばやししげる)は、私に「 ですからね、実は、この I という 記号は、 エ と イ の中間の長さです。
エの半分の長さなんです 」 と、 私に教えてくれた。 「そうなんですか。エとイの半分の長さだから、だから、このイギリス式の発声記号(音声記号、フォネティック・サイン)は、大文字の Iをそのまま、小さくした、小文字扱いの、Iになるんですね。小文字の、 i 「アイ」とは、違うんですね 」と、私は、聞いた 。 「そうです。 その通りです 」と、竹林は答えた。 私、「そうだとすると、日本国民のほとんどは、英語の勉強をしている人たちが、、この I を、この形のまま、小さくしても、小文字のiと一緒だと思っていますよ。だから、リポートだ、と 思い違いをしていますよ 」と言った。そしたら、竹林は、「ええ、それが問題なんですよ」と、やや慌てた感じになって、答えた。「この表記が生む、誤解のことで、私も悩んでいるのです。研究社に変更するように、申し入れているのですが」と言ったのだ。 私は、これを聞いて、唖然(あぜん)とした。私が、その頃、よく見かけた、学習用の英語の本などに載っている音声記号は、まさしく小文字の i を使った、 [ ripɔːt ] としてあるものがたくさんあった。 長く引きのばして表記すると、[ r i p ɔːt ] である。大文字のI アイ の小文字である i ( 上に、マルポチ、クロマルがついている)、この i の 記号にしてある学習参考書が、今もたくさんある。この現状を、普通の英語教師たちでは、問題視する能力がない。だから、こういうことになってしまった。 つまり、「エ と イ の 中間の 長さ の音(おん)」 が、「音声記号 の I をそのままちいさくしたもの」だったのだ。私は今から33年前の、あの時、数えたら、36歳だった。 私が、竹林教授に、「 レポートの音声記号の表記を、/ re pɔːr t / と e 「エ」と 書いたらどうですか。その方が、「レポート」である、原音に近いです 」と言ったら、竹林は、「そういう考え方もあります」と言った。恐るべき正直さと言うか。「 この / rɪpˈɔːt/ の 音声表記だと、普通の日本人は、「エ」じゃなくて「イ」と、呼んでしまいますよ。この系統の言葉を、すべて。それだと、困ったことになりますよ。現になっています 」と、私が、言ったら、「そうですね」と、竹林は、すんなりと、私に同意した。これにも私は驚いた。私が、「日本の英語辞書の音声記号で、あなたが、Iの大文字をそのまま、小さくした字形を使ったので、それで、イになったのですよ。エのままでよかったのに 」と、 私が言ったら、「いや私は反対したいんです」と、竹林滋は、自己弁護して、言った。「いや、私より、上の日本人の英語学者たちが、そういうふうにやってきたから、私はそれに従ったのです。本当はエでいいですよ」 とまで、彼は遂に、言った。私の追求に対して、学者としての、良心の呵責(かしゃく)があったのだろう。これが33年前に有った事実だ。そして、その3年後、すなわち今から30年前に、私は、自分が書いた『欠陥英和辞典の研究』で、竹林指月たちから、ヒドい目に遭った。 向こうは、そうは思っていなくて、私から、ヒドい目に遭った、と思っただろう。事実、このあと、研究社は、日本国民に、見離されて、次第に、潰(つぶ)れたも同然になった。研究社はふたつの会社から成るのだが、そのうちのひとつの 社長は、その混乱のさなかに、脳卒中で、死んだ、そうだ。 私を嫌う 大学英文科 出(で) という 英語教育 の利権屋の集団から、私は、「あなたは、人殺しだ」と、悪口を言われた。 竹林たちは、宮内庁から、勲2等とかの勲章をもらえなくて(裁判で争ったりすると、貰えなくなるのだそうだ)失意の内に、死んでいったろう。私、副島隆彦は、今からでも、『欠陥英和辞典の研究』と、その続編の、『英和辞書大論争(だいろんそう)』(同じく、宝島社、半年後に出版) を、元のまま、何も手を加えないで、復刊したい。
そして、何が真実であったかを、今の世に問いたい。何度でも、しつこく、書きますが、 英和辞書の 音声記号を、/ repɔːrt / と書けば、いいだいけのことだ。 。それを日本の専門家たちが、イギリス式か何か、偉そうなものにこだわって、英語国民(英米人)向けの、古い明治時代からの、音声記号をそのまま採用し続けているから、✕「リポート」というおかしなカタカナ語になってしまって、私たちを困らせているのだ。いいですか。例えば、 Amazon effect 「アマゾン・エフェクト」という言葉がある。アマゾン社 の ネットでの私たちの生活への影響力の大きさ、という意味だ。 日本人の多くは、この effect を、 「イフェクト」と、読み続けている。それで自分は、頭がいいと思い込んで、英語が出来る、と思っている。こういう人たちが、イフェクトと読んでいる。バカなんです。 正しい読み方は、エフェクト だ。「エ」フェクトと、決まっている。これの音声記号も、英和辞書に、 / ɪfékt / と書いてあるからだ。 「エの半分の長さだ」とと、バカなことを言うから、こういうことになった。エの半分の長さはイ、というバカなことを言うべきでない。 effect は、素直に、エフェクトと読めば(発声すれば)いいのです。他にも、「経験」という英単語 の、experience / ekspí(ə)riəns / エクスペアリアンスがある。これも、多くの日本人は、✕「イクスペアリアンス」だと思っている。そのように発声しながら、不安に思って、どう発声しようかと、悩んでいる人が、実は、たくさんいる。一言で言うと、権力、体制側のバカ学者たちの言うことを、諾々と、聞いているから、こういうことになった。この他にも、同じように、日本人に、間違えて発声されている英単語がたくさんある。数千語ある。 大事な英単語でも、2000語ぐらいある。私が、これらの訂正作業 を、コツコツと、やらなければいけない。 手間が掛かることだが、私は、この音声記号と カタカナ表記問題を、書いて行かなければいけない。もう一つだけ、例を挙げる。 今もずっと、イギリス国内で、国論(こくろん)が真っ二つに割れて大騒ぎである、Brexit 「ブレグジット」という言葉がある。これは、「ブリトンBritain(英国、 ✕ ブリテイン ではない ブリトン だ) が、EU(イーユー)から、エグジットexit(離脱する)」の合体語だ。このような、省略、略記する(アブリビエーションabbreviation する)と、ブレグジットとなる。ところが、多くの日本のインテリたちは、このブレグジットと、発声できない。この文字の、字体からBrexit を、✕ ブリグジットと読んで、それで、自分で、不安になって、困っている。私は、そういうインテリたちが、自分の目の前に、いることを知っている。 日本人のほとんどが、素直に、◯ ブレグジットと読めない。ブ「レ」グジットと、はっきり書く力がない。どうしても、ブ「リ」グジットになってしまう。なぜなら、しつこく、前述したとおり、ブレグジットのエをイだと思い込んでいるからだ。バカなんだ。日本国民が、全員合わせて、きわめて悪質な、英語公(こう)教育を受けているからだ。「 NHKよ、いい加減にしろよ」と、 私は、ずっとたったひとりで、この20年間、✕「リポート」表記、発声問題で、ずっと怒っている。このことを、私は、これまでに、このことを、書いた(言った)ことがない。初めて書くことだ。日本人は、30年前には、正しく、◯「レポート」と書いて、発声していたのに。どうして✕「リポート」にしたのか。とんでもないことなんだ、ということだ。国民的な大被害だ。他にもまだ、たくさんある. exit(エグジット)というコトバは、 例えば、映画館や劇場に行けば、正面の端の方に必ず書いてある。「非常出口」と共に英語で書いている。昔は、この電光掲示板が、もっと大きくて、映画を見るのを邪魔していた。それを確か、細川護熙(ほそかわもりひろ)が、首相になったときに、「県知事時代に、あれは目障りだから、やめて下さい。と言っても、どうにもなかった」と言った。 劇場で大きく「EXIT」と書いて光っているから、それがイヤだ、と。この非常口の電光掲示板が。以前よりは小さくなった。この、EXITを、 ✕ イグジットと読むバカが、今も たくさんいる。すなおに、サラリと ◯ エグジットと読めばいいのに。ほとんどの日本人がそれができない。ところが私がこういうことを主張すると、「いや僕は、分かっていましたよ」という人が出てくる。私は、あらゆる種類の知ったかぶりがキライだ。不愉快だ。 この 間違いの 原因と、理由を、私は、竹林滋(たけばやししげる)という、日本の英語の音声学の権威だった男と話した。もう何をか言わんやだ。 e は、「イではない、 エだ、だから、エとはっきり読めばいい」のだと。それで、英語教育で十分なんだ。ところが、細かく言うと、イと読む場合がある。それは短く読まざるを得な場合だ。例えば、「信じる」の believe は、◯「ビリーブ」だ。これを、✕ベレーブと読むわけにはいかない。エなのにイという場合が確かにある。そういう場合があるから、混乱が起きる。しかし、私が、こういうことを書くと、横車(よこぐるま)が入って、「そもそも、英語の単語を、カタカナ表記できるはずがない。カタカナ表記自体をやめるべきだ」と、原音主義を唱える、バカが出てくる。私は、たくさんのカタカナ(外来語の表記)で生きて来た、私たちの現実を無視したことは、言わない。私は、すべての英単語を音声記号で書く事が出来る。そういう訓練を自分でやった。アメリカ英語では、このように書くのだとか、辞書に小さく書いてある。例えば、日本人はあまり自覚がないが、映画の、 メリー・ポピンズ、と、メアリー・ポピンズ の区別がつかない。ちょっと頭のいい人は知っている。アメリカ英語では、Mary は、メリーである。イギリス英語では、メアリーだ。だから、 Mary has a little lamb. は、 「メリー・ハズ・ア・リロル・ラム」と歌うと、アメリカ英語だ。日本では「メリーさんの羊」という。昔は、子ヤギと言っていたが、間違いで、子羊だ。メリーには、かわいいという意味もあるが。イギリス英語では、メアリーだ。スコットランド女王の メアリー・ステュアートMary Stuart。Maryの発声記号は, / mé(ə)ri / です。ここの、エア に、音声記号のə(シュワー)の音が出てくる。イギリス英語では、エア、となって、シュワーなしの、はっきりした メエアリーでいい。アメリカ英語だと、これは ə(シュワー)になる。 ə(シュワー)は、e がひっくり返った、曖昧母音(あいまいぼいん)だ。だから「メリー」になる。こういう問題がいっぱいある。これ以上、今日は、細かいことを言わない。音声記号(フォネティック・サイン)からの、外来語=カタカナ表記の問題が、日本にもたらした被害を私は本気で改善しようと思っている。私が、独自で、自力でやらなければ済まない。他の人たちでは、その自覚と、能力がない。私は、サミュエル・ジョンソンという 辞書学者を、尊敬している。彼は、英語国民のために、自力で、貧窮の中で、英語国民向けの 国語辞典としての 英語辞典を、自力で苦労して、作った(編纂した)。 それが、今も、オックスフォード大学製 と 競争している、ロングマン Longman 社の英語辞書である。 優れた言語学者の サー(の称号を、のちに貰った)サミュエル・ジョンソンの魂が、私に乗り移っている。私が、死ぬまでの間に、私のこれまでの、200冊を越す出版物での、 言論と知識の業績に対して、日本国は、私に、文化勲章をくれるだろうか。本当に、 「今からでもいいから、元のレポートに、して戻せ」と、このように、副島隆彦が書くと、本当にそうなっていく。なぜなら「ハッ」と気づく人が、そうだよなあ、と自覚するからだ。私が、日本語の翻訳語 の表記で、これまでに、訂正して、それが、徐々に変更、改善されたものが、実際に、これまでに、数百語、かなりある。✕ リポートと、これまでに書いて来て、なんだか、不愉快だなあ、と思っている人が、実はたくさんいる。 「どう考えてもレポートだよ」と。 それなのに周りが、「リポート」になってしまったから、文句が言えない。日本人は、知識人が知識人でない国だ。だから私のような人間が頑張るしかない。こういう、コトバの表記の 訂正問題は、私が日本国民に与えることのできる、贈り物、プレゼントだ。こういう細かいことを、私は今からコツコツと、書いて、説明して、周りの人たちを、静かに説得する。私が、30年前に書いた、『欠陥英和辞典の研究』(宝島社、1989年10月刊) と、その半年後の、追撃戦の続編 の「『英語辞書 大論争(だいろんそう)』(宝島社、1990年5月刊)の 2冊は、今からでも、そのまま復刊して、当時、私が、何を書いて、何を訴えたのかを、今からでも、日本国民に知ってもらいたい、と真剣に思っている。 (ここに、あとて、この2冊の本の表紙を貼る) 拠(よ)って 件(くだん)のごとし。以上、私が、証明したとおりである。 ✕ リポ-ト は、間違いだ。以後、日本人は、素直に、◯ レポート と書くべきだ。副島隆彦拝
(副島隆彦の学問道場:重たい掲示板より)
院長の独り言
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- つづき(1)・・・「第1章ワクチンの未来を信じるな」☆レプリコンワクチンは危険!☆
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- Incredible! Marvelous! Perfect!トランプ歴史的勝利!・・・①世界中から米国の軍隊を引き揚げる(世界中の戦争・軍事紛争をすぐに止める) ②DeepState(軍産縮合体・戦争屋他)の最大の「打ち出の小槌」「かねもと」「貯金箱」であった日本政府を根底から解体・再生する・・・これからは国会議員も含めて我々が考えを変えていかねばならない様だ!『けじめ』『処罰(しょばつ)』は必要なのでしょう
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- 残念ながら「日本はもう『法治国家』から『放置国家』になった」様です・・・これを誰が処罰するのでしょうか?!
- 「財務省の裏金_ BRICS首脳の晩餐会でも日本の裏金が話題に」・・・「日本はおそらく、良い方向に進みつつあるのでしょう」・・・「」
- ☆「Que Sera Sera ~~~ Whatever Will Be, Will Be」・・・「(人生は)何とかなるさ!」・・・
- 「コロナ利権の闇と医師会」
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 「今の平和憲法を守り(憲法改正反対)」「アジア人どうし戦わず(日中戦争反対。日本と台湾と韓国の軍隊をアメリカによって中国に嗾(けしか)けさせられない)」・・・そうしてシブトク生きのびる・・・
- 「Que Sera Sera ~~~ Whatever Will Be, Will Be」・・・「(人生は)何とかなるさ!」・・・(ウソつきはダメよ!)
- ②圧倒的な凄(すさ)まじい音響に驚愕(きょうがく)した・・・映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』②
- ①圧倒的音響に痺(しび)れた!映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』日本でも公開中!(トランプが再選されない場合は)近未来、本当に起きる事の様だ・・・
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより
- ⑥「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む」 四 鋳造冠(ちゅうぞうかん) 2024/10/16/2(導入時より『補綴処置の質は無残な劣化した代物(しろもの)』であったようである。)
- ⑤「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはらとしろう)秋元 秀俊 (著) 」を読む⑤ 三 ギージーの嘘 2024/10/16/1
- ④「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはらとしろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む④「二 粉砕学」
- ③「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはらとしろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む③ 一 転向2 2024/10/12