すばらしい笑顔DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より
すばらしい笑顔DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より
笑顔こそ人間社会の潤滑油である。笑顔で満たされている社会は明るく陽気で楽しい社会となる。このような社会はイキイキとし、人生の幸せを一杯含んでいる。まさに、素晴らしい笑顔である。ところで、笑顔のことを考えてみて頂きたい。笑顔は相手がいて、コミュニケーションのツールとして最高のものなのである。人の顔には表情があり、感情が出るわけである。それも、瞬間に出てくる。感情が高ぶるとそういう表情になり、穏やかであれば、そういう表情になる。そのような一般的なことをまとめて性格というわけである。性格が良いとか性格が悪いという第一歩は、顔の表情を通して声との合成で語られる。顔の美しさと性格の良さをもって、人は人を評価していると思ったらよい。性格の良さは内面的な表現であるし、活動的な顔の表情とも言える。ウエイトは性格の方である。美しい顔でも性格が悪くては、人は相手にしない。性格の良し悪しは目と口とに出てくる。目は口ほどにものを言いというように、目には内面の心が出てくる。目の印象の良くない人はやはり敬遠される。これは目にはその人の性格や、その時の心が映し出されているからである。口は、もう一面での性格を表している。目が内面を映し出すのなら、口は今現在と表面を映し出していると言ってよかろう。その言動は直接的に相手の心をつかんだり動かしたりする。今現在の主役はまさに口なのである。口は話し、笑い、喜び、泣きと表情そのものである。この表情に良いものと悪いものとがある。良い表情の人は性格の良い人と思われ、その逆の人は性格の悪い人と思われがちである。良い表情の最高で最良のものが笑顔である。良い表情のためには綺麗な歯ならびが必要なのである。笑わない時は歯は見えない。しかし、笑う途端に歯が見える。陽気という表現になるほど活発に笑う。ところが、歯ならびにコンプレックスがあると、笑うことこそ苦痛となり、引っ込み思案となる。この繰り返しが性格を形作って行く。このことは説明するまでもなく、お分かりのことと思う。素晴らしい美しい顔や、素晴らしい笑顔には綺麗な歯ならびはどうしても必要なのである。そのことが分かっているアメリカなどの欧米では歯ならびに関心が強く、歯ならびの悪いのを放置しているのは、教養のなさとみなされる。常識の欠如している人は就職のときに不利になり採用されない。個人の能力を採用の中心にしているアメリカでは、不利になることは治そうとするのである。そのことは悪いことでも、変なことでもない。できることをしない人は良くない人という考えである。日本もやっとその方向に進みだしたと言えよう。
(DBAより)DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より
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歯科矯正コラム一覧
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- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
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- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより