矯正の2大犯罪治療 DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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矯正の2大犯罪治療 DBA「間違いだらけの抜歯矯正」より


矯正の2大犯罪治療:ヒポクラテスの誓いではないが、医療の本質として、患者さんに取り返しのつかない害を与えることは避けなければならない。矯正にも、少なくともそうした方がメリットがとても大きいという以外に行うことではないことがある。取り返しのつかないことの一番は、★歯を抜いてしまうということである。抜いた歯は、2度と元に戻すことはできない。したがって、抜歯することは慎重に慎重を重ねることであって、安易に抜歯をするべきではない。ましてや、4本も1度に抜歯するなどということはあり得ない話である。治療時間や治療効果のことを考え、最小限の抜歯ですることである。当然ながら、抜歯をしないことがベストであり、一本だけの抜歯はベストに次ぐベターということだ。抜歯することは治療終了までの何時でもできるわけだから何も急ぐことはない。ほんの些細なことのために、一生の健康を台無しにしてはいけないのである。健康あってこその楽しい幸せの人生である。取り返しのつかないことは厳に慎まないといけないことだ。4本抜歯する矯正、しかも早々と抜歯する矯正は間違っている方法である。もし、4本抜歯するのであれば、矯正を担当する者がするべきである。他の医院に依頼などしてはいけない。それは4本抜歯は、アメリカの例では裁判になり、ほとんどが負けているからである。抜歯をした歯科医も責任があるのであるから、GPは手を出すべきではない。★もう一つは舌側から拡大ネジとかによって横に拡げることである。歯列を横に押せば、傾斜し、咬合からはずれてしまう。このようなことはクロスバイトをつくったり、完全に脱線してしまう。こうなると、このような知識しか持っていない歯科医では治すことはできないだろう。抜歯することと臼歯の横への拡大はなすべきことではない。

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