エキスパンジョンの歴史「DBA間違いだらけの床矯正 」より。 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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エキスパンジョンの歴史「DBA間違いだらけの床矯正 」より。  


エキスパンジョンの歴史:歯列拡大の考え方は原始的な考え方であった.歯ならびを治すために前歯は指で押していたが、奥歯は指ではできないので、同じことを考えて装置が作られた。1860年にサンフランシスコのアンジェルによるビャックスクリューという口蓋拡張装置がある。アンジェルであり、アングルではないので間違わないように。1871年にロンドンのコッフィンにより、コッフィンのスプリングによる歯列拡大装置が考案される。これは弾性ゴムプレートに、弾力のあるW型に曲げたピアノ線を埋め込み、プレートを中央で分離されたものである。バネの働きで歯を押して歯槽骨を外側に圧迫した。そして、1928年にバーグのノードがエキスパンジョンスクリューをスプリングの代わりにつける。それを同年にウィーンのシュワルツがアクティブプレートとして誘導線などをつけて完成させている。現在もこれが使用させていると考えたらよいのであり、随分と古典的なものなのである。したがって、こんな方法で治せるのは限界があり、幸運に恵まれない限り完成度はとても低いものになる。2年間使用しても改善が見られず、患者の不信を買うことは多い。このことは、ほとんど隠され、表に発表されていない。

DBA間違いだらけの床矯正 」より。