最悪のシナリオの床拡大法「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
:最悪のシナリオの床拡大法:ここでもう一度強調しておきたい。人を不幸にするようなことはしてはいけないのである。これはヒポクラテスの誓いにもあるように医学の基本的な考え方なのである。将来性が豊かな子供の芽を摘み、将来性を台無しにしてしまうような床拡大による間違った方法は行ってはいけない。もう一度、間違いだらけの小児歯科の術式をよく理解していただくとともに、間違った考え方の口腔育成などというとんでもないキャッチフレーズの床拡大法は行ってはならない。2次元的な方法しかできない拡大であり、それによって生じる「すれ違い咬合」や「顎位の定まらないデュアルバイト」そして、「チンキャップなどによる顎関節の異常と医原性の病気をつくる」からである。これらは一度なると改善は難しく、咬めない、話せない、集中力のない、そういう子供になってしまうのである。お金だけ取るというような下品な考え方は止めて欲しい。そして、そんな子供にしたのなら責任をもつぐらいの覚悟ですることだと思う。「DBA間違いだらけの床矯正 」より。
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歯科矯正コラム一覧
- 「⑭ 十二 種々相(しゅじゅ‐そう)「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはら としろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む」2025/4/17「歯科を職業とする人には、是非読んでいただくことをお願いする。」
- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより