口呼吸になりやすい・睡眠障害になる(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
口呼吸になりやすい:(DBA「間違いだらけの床矯正」より)拡大ネジ付である床矯正だろうと、ネジが付いてなかろうと、何れも子供の成長期を狙い、成長を利用しようとするものである。床矯正にGP開業医がとびつくのは、総義歯の延長みたいに見え、とっつきやすいように見えてしまうからである。GP開業医なら分かることだと思うが、総義歯を最初はめると発音もしにくいし、咬むのも少し慣らさないといけない。口蓋粘膜が過敏な人は嘔吐さえつく。味もしないなど、患者様からいろいろと苦言があろう。子供の口腔内は狭い。そこに全部総義歯みたなものが入るのだから、これは大変である。舌は押し上げられ、鼻からの空気の通りは悪くなり、学業低下は避けられない.それは口呼吸による原因にもなってくる。
睡眠障害になる(DBA「間違いだらけの床矯正」より):バイオネーターやムラーやフランケルといった戦後に出現した改良型アクチベーターは24時間つけている。こんなものを24時間つけていては安眠など期待するのが無理だ。無気力の子になってしまう。また、床が小さくなったといっても、何もついていないものから考えると随分と狭いことになる。異物感はあるわけで、睡眠障害は子供の成績にもよくない。
(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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歯科矯正コラム一覧
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- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより