舌が沈下する(DBA「間違いだらけの床矯正」より)、
舌が沈下する:セファロを撮っても、骨だけしか写らなかったり、骨だけを問題にして、他の組織の変化を見ることをしていないのが矯正医である。GP開業医はセファロは持っていないからその点はどうしようもない。しかし、セファロも進歩し、皮膚や顔面の軟組織も見える時代である。そこにこそ、健康のためのヒントがある。舌根の長さを見て欲しい。下顎骨の下縁よりずっと下のところまで舌根はある。その舌根のところに気管が開いている。また、咽頭のところが狭くなっている。ここに舌が行くことになったら空気の通りは悪くなってしまう。空気の通りが悪くなれば、脳も活発でなくなるし、身体も元気が出ない。そのため口呼吸とあり、いびきをかくことになる。成人になっての無呼吸症候群も出てくる。集中力もなくなり、学業も低下する。東大を望むなど考えない方がよい。口腔のことは歯ならびだけでなく、舌が健康に大きく関係している。究極の学習塾は口腔の中にあると私は考えている。このことをもっと理解するべきである。(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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歯科矯正コラム一覧
- 「⑭ 十二 種々相(しゅじゅ‐そう)「手仕事の医療 評伝 石原寿郎( いしはら としろう) 秋元 秀俊 (著) 」を読む」2025/4/17「歯科を職業とする人には、是非読んでいただくことをお願いする。」
- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより