床矯正装置で顔面育成はできない(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
床矯正装置で顔面育成はできない:今までの説明でお分かりと思う。拡大ネジ付き矯正装置は良くない方法である。6歳臼歯の1級関係は良くない方法である。6歳臼歯の1級関係は歯列弓における前後的な調整を必要とすることなのだ。それを逆に横に拡大するというのは全くデタラメの話である。しかも歯にだけしか目が行っていないのが拡大ネジによる一派の者の考え方である。臼歯部には頬筋がある。それは、いつも外から内に向って力を出している。頬筋の力以上で外に向って押すならば、歯は傾斜して倒れる。一見すると動いたように見える。しかし、装置がないときは内側に頬筋によって戻される。ジグリングが生じていることになり、これまた歯のために良くない。ジグリングの連続はいろいろな問題を生じるし、顔面育成などできるわけがないのである。(DBA「間違いだらけの床矯正」より)
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歯科矯正コラム一覧
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- 「トウシの大切さ」・・・投資(とうし)・投歯(とうし)
- ⑬「十一 渡米」
- ⑫「十 運動軸(うんどうじく)」・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑪『九 下顎運動』(きゅう かがくうんどう)・・・「手仕事の医療」(てしごと の いりょう)
- ⑩「八 ナソロジー」
- ⑨「七 ゆきづまり」
- ⑧「六 中心感染(ちゅうしんかんせん)」2024/11/4/up
- ⑦「手仕事の医療 評伝 石原寿郎 秋元 秀俊 (著) 」を読む・・・「五 銅合金」
- 『(歯科医院での)専門的口腔ケアは「インフルエンザ予防」に効果的なんです。』日本歯科医師会のHPより