~自分を信頼して、今の自分の生き方を貫きなさい~
【Spiritualism】;Ralph Waldo Emerson(エマーソン)
:『Self-Reliance』『自己信頼』~自分を信頼して、今の自分の生き方を貫きなさい~
(自分の気持ちを強く持って、自分の考えをかたく信じて生きていきなさい.
「宗教心は必要」だが「宗教団体には入会しなくてよい」という事でもある様だ。)
【エマーソンが38歳のときに書いた『Self-Reliance』(自己信頼)というのは、スピリチュアリズムの原型であり元祖であり、人間世界を大きく貫いている心理なのだ。】
http://www.snsi.jp/tops/boyaki/2220
( 会員しか見れません、是非ご入会を!http://www.snsi.jp/tops/entry 「・・どうか、前途ある貧しい若者たちを「人材育成」する志にご賛同頂きまして会員になってくださいますようお願い申し上げます。・・・」 )
「「1922」 スピリチュアリズムを生み出したラルフ・ウォルドー・エマーソンの凄さについて語ります(第1回・全3回) 2021年2月22日副島隆彦です。今日は2021年2月4日です。今日からスピリチュアリズム(Spiritualism)の始まりの話をします。スピリチュアリズムというのは「精神世界」と一応訳します。日本の大きな書店に行くと、スピリチュアリズムという本のコーナーがあるんです。それは一言で言うと、ちょっと神がかった人たちの考えという意味なんだけど、何とも言いようがない世界です。私はこのスピリチュアリズムというのに何とか接近して近づこうと思いながら、もうあれこれ10年たちました。どういうことかというと、スピリチュアリズムの人たちというのは女の人のほうが多いんですね。この人たちは元気で一生懸命生きているタイプの人たちなんです。それで精神世界の本というのを買うんですね。これはどういう世界かというと、なかなか難しい。一言で言うと、「今の自分の生き方でいいんだ」という思想なんです。「今の自分の気持ちや考えを強く持って、自分を信頼して生きていく」ということなんです。あとは、いわゆる学校で教えてきたことが嫌いなんです。もっとわかりやすく言うと、星占いみたいな人たちも含まれます。いわゆる小学校、中学校、高校で教わってきた学校の勉強から外れた人たちです。何とも言いようがない。ただ、そういう本の種類があるんです。私は、スピリチュアリズムの人たちをどう理解するかということでかなり考え込んできた。それで、どうやってわかりやすく説明しようかなと考えてきた。このスピリチュアリズムの本の隣に自己啓発本というのがある。これは英語で言うとSelf Help(セルフ・ヘルプ)といいます。自分で自分を助ける、明治時代からの古い言葉では自助といいます。自助、自分で自分を助けるという思想なんです。この自己啓発本というのも本屋さんにはあるんです。もう一つ、その隣ぐらいにいわゆる陰謀論(Conspiracy Theories、コンスピラシー・セオリーズ)というのがあるんです。これは、私は嫌いな言葉だけど、宇宙人とか異星人とか、あの世の世界とか、おかしな人たちが闇の中に住んでいて、人類や人間世界に外側から大きな力を及ぼしているという思想なんです。このいわゆる陰謀論という中に、私、副島隆彦も割と含まれていまして、不愉快ですけど、私の本もそこに置かれています。だから、スピリチュアリズムと自己啓発と陰謀論という、この3種類はよく見ているんです。私は陰謀論という言葉は使うなと、権力者共同謀議はある理論と言えとずっと言ってきています。大きな権力を握っている支配者たちがこの世界を動かしているんだという考えです。我々はconspiracy theoryといいますが、この話は今日はしません。今日、私は、このスピリチュアリズムの世界がどのように成立したのかを話します。もっとわかりやすく言うと、船井幸雄(ふないゆきお、1933-2014年、81歳で死)さんという職業は経営コンサルタントであった人がいて、私はこの船井幸雄さんにものすごくかわいがられたんですね。彼が亡くなるまでの15年間ぐらい、すごく好かれた。同じ熱海に住んでいましたので、よく彼のところも行きました。この人は独特の経営コンサルタントで、神がかっていると言われていました。神がかっているといっても、神社をあまり拝まないんですね。ただ、癒やしの地であるという言い方をして、自分を豊かにしてくれる場所だという考え方はものすごく採用しました。だから仏教でもない、神道でもない、かつ新興宗教でもないんです。自分で自分を励ます、元気づけて、楽しく豊かに世の中を生きていくという思想なんです。船井さんは持って生まれた精神世界の大家だったんですね。2014年にお亡くなりになった。81歳でした。私は今でも船井幸雄系の雑誌や出版社から本を出しています。だから、私にとってスピリチュアリズムというのは、船井系絡みで、かなり近いところで生きてきたわけです。ただ、このスピリチュアリズムの話はなかなか難しくて、その世界にいる、特に女性たちの世界なんですね。この人たちをどう理解するかということになってきて、あまり外側から解釈したり説明したりすると彼女らが嫌がるんです。「そんなんじゃない」とか言われる。しかし、今日は私は割と本気でスピリチュアリズムとは何かという話をします。そこで補助線を引っ張ると、ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson、1803-1882年、78歳で死)というアメリカの思想家に行き着くんです。実は、このスピリチュアリズムを始めた人、創始した人はこのエマーソンで、この考えは誰も否定できないんです。ただ、スピリチュアリズムをやっている女性たちはそのことをほとんど知りません。誰も知らないと言っていいぐらいです。・・・Transcendentalism;Immanuel Kant「reinen der vernunft kritik」=pure reason criticism・・・このエマーソンの後を継いだのはウィリアム・ジェニングス・ブライアン(William Jennings Bryan、1860-1925年、65歳で死)という人物で、この人も1900年ぐらいにアメリカの大統領にほとんどなれた人なのに、ニューヨークの金融財界人たちが反対してなれなかったんですね、そういう人です。
・・・Gotama Siddhattha;最期に言ったお釈迦様の言葉:
「私、ブッダがあれこれ教えたことなんか信じなくていい」「自分だけを頼りにして強く生きていきなさい」・・・」
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