「8月10日は七夕です。 明治政府による日本の暦の改暦がなされ、その時から旧暦から新暦にかわりました。 様々な伝統行事はそのせいで狂ってしまいました。 七夕も本来は秋の伝統行事です。」
明治維新が「薩長による『クーデター』であった。」という論説はかなり前から厳然としてあることはある。決して否定はできないのでは?!
「
大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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星空のちから・七夕の夜 NO.926 令和6(2024)年 8月8日
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皆さんこんにちは。
ギリシャ神話の中に、こと座の物語があります。
こと座は紀元前1200年前にはできていたと言われる星座です。
オルフェウスが持っていた竪琴がそのモデルになっています。
竪琴の名手であるオルフェウスは、美しいエウリディケと結婚し幸せな生活を送っていました。
ところが、エウリディケはある日毒蛇にかまれて命を落とします。
悲しみにくれていたオルフェウスは、黄泉の国からエウリディケを取り戻そうとします。
オルフェウスは美しい音色で竪琴を弾くことによって、何とか黄泉の国に立ち入ることができました。
オルフェウスはエウリディケを地上に戻してほしいと懇願しますが、聞き入れてもらえません。
そこで、竪琴を弾いたところ神様が感動され、願いが叶うことになりました。
その時、地上に戻るまで決してエウリディケの顔を見てはならないと約束させられます。
地上に戻る時、かすかな光が見えてきました。
あと少しで地上に着くという時、思わずオルフェウスは振り返ってエウリディケの顔を見てしまいます。
たちまちエウリディケは冥界に引き戻され、二度と地上に戻ることはできなくなってしまいました。
何度も竪琴を弾いて懇願しますが、二度と聞き入れてもらえなかったのです。
オルフェウスの竪琴はやがて天に昇り、こと座の星座になりました。
さて、8月7日の立秋を過ぎて、初秋を迎えています。
今年も残暑が厳しく、しばらくは暑苦しい毎日が続きそうです。
8月10日は七夕です。
明治政府による日本の暦の改暦がなされ、その時から旧暦から新暦にかわりました。
様々な伝統行事はそのせいで狂ってしまいました。
七夕も本来は秋の伝統行事です。
新暦で七夕は梅雨の時になるので、星空をみることはなかなか難しいです。
ところが本来の旧暦の七夕は晴天が続くので星座もよく見えるでしょう。
8月10日の七夕の星空はどのようになっているのでしょう。
東の空には夏の大三角形が見えるはずです。午後8時ごろにははっきりと見えるでしょう。
そしてその中に二つの星が明るく輝いています。
こと座のベガとわし座のアルタイルです。
こと座のベガは織姫であり、わし座のアルタイルは彦星です。
この二つの一等星は、天の川をはさんでこの日に最も近づくのです。
何千年も前からずっと、地上から私たちを楽しませてくれる星々です。
今年も七夕の時に星空の中で織姫と彦星は再会を果たすのです。
夏至からもう一か月以上経っているので、朝晩は少し涼しくなってきました。
七夕の夜には星空を見上げてみれば、心も豊かになると思います。
織姫のベガは、こと座の中にいます。
オルフェウスの竪琴の思いがベガには通じているかもしれません。
そんなことを想像しながら星座を観るのも楽しみのひとつです。
七夕を「たなばた」と読むには理由があります。
たなばたは「棚機」のことで着物を織る織機のことです。
昔、選ばれた乙女は着物を織って神様に供えていました。
秋の豊作を祈願して織姫が着物を棚に供える風習があったのです。
いつのころからか七夕の日に織姫が最愛の彦星と出会える日として今に伝わっています。
夏の大三角形には、ベガとアルタイルの他にもうひとつ一等星が輝いています。
天の川の中にいるデネブです。
白鳥座のデネブは、カササギです。
もし雨で天の川の水が増した時には、デネブがベガ(織姫)とアルタイル(彦星)をつなぐ役目を果たします。
カササギが橋のようになって、二つの星を出会わせるのです。
東の空に登場する夏の大三角形。
満天の星を見上げ、天の見えない力を感じることができます。
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