△セファロ読本△プロローグ△2000年代ストレートワイヤー法の全盛
△セファロ読本△プロローグ△歯科矯正学の歴史
2000年代ストレートワイヤー法の全盛
1900年にアングルスクールができ、2000年は100年目にあたる。
その中でも1950年からの50年間の矯正の変化は激しく、
10年ごとにテクニックの見直しが行われてきたといえるだろう。
しかし、その背景にはその時々の事情があるとともに、
材料などの進歩発達も見逃すことはできない。
金合金からステンレスワイヤーになり、その加工品が多様を極めている。
そしてニッケルチタンの合金の出現ということなどから、
テクニックも大きく変化していったのである。
フィロソフィとしても、アングルの非抜歯による理想咬合の追求から、
審美的なものへと変化し、小臼歯の4本抜歯は当然化されていったのである。
しかし、再びアメリカにおいて非抜歯矯正の時代を迎えている。
リスクの小さい、確実なテクニックの追求とともに、
簡単でシンプルなテクニックへと変化してもいったのである。
ツィード法の複雑極まりないテクニックから
今やアメリカではストレートワイヤーテクニックの全盛の時代に入っている。
この後はどう変化してゆくのか、
10年スパンでアメリカの矯正界の姿を見てゆくとき
興味があふれる思いがするところであろうと
私は思って、楽しみにしているところである。
(DBAより)
カテゴリー
歯科矯正コラム一覧
- 2025/11/15/・・・2017年の「副島・菅野」対談は「真実を抉(えぐ)り出して」いる。「政治運動とは何か」。・・・「革マル」から議員さんとか、各地首長になった人たちが結構おられることの意味も考えなければならない・・・
- 財閥の創業者たちの歴史「三井、住友、その他財閥の創業者たちの歴史 ① 白木屋 三井」
- エルメスのバーキン・・・
- 「AIエーアイ」と称する「高度アルゴリズム」を応用した「高額商品」は「今がバブル」なので数年後には「弾けて、消滅する」と言われています。・・・要注意です。2025/10/18/
- これは簡単で、効果絶大です。「コバエ」対策。最近何故かコバエが増殖中・・・
- 「AIバブルは崩壊寸前か?」
- 「高齢者における 口腔内状態が良好な人の口腔フローラが判明」『歯周病は、口腔内マイクロバイオーム全体の 不均衡(ディスバイオシス)によって引き起こされる』
- 昏迷の時代を正しく生き抜くには優れた『直感(ちょっかん)』が必要!魂の対談 【武術から語る人生論 甲野善紀✖執行草舟】・・・珍型(ちんがた)感染症の珍型対策についても言及している
- ❷どうも「歯周病」は(通常、常識的には)「感染症」とは「言わない」のが正確である。❷
- 2025/8/11/どうも「歯周病」は(通常、常識的には)「感染症」とは「言わない」のが正解である、様だ。


