ベンディングをしないと…
ベンディングをしないと矯正ができないと考えていないか。ベンディングを主にする矯正は時代遅れである。特に角のワイヤーを使用してのベンディングは大変困難を極める。初期に用いる時には、トルクが入っていてはいけないから、難しいのである。ところが、最終的に用いる時には逆にトルクを入れるわけだ。これをそれこそミクロンの精度で行わなければ、考えていたことと違う結果になってしまう。このように角のワイヤーのベンディングは難しく、初心者においては一本のワイヤーを曲げるのに2時間も3時間もかかってしまうだろう。これでは臨床には使えないから、2分から3分で曲げろということになる。これだけ短時間に正確に曲げるには千本も二千本も練習しなければならないという話になる。それでも上手下手が出るし、器用、不器用ということもある。これではどうにもならないと、アメリカで研究され、発達したのがストレートワイヤー法である。アメリカの矯正医の90%が行っており、ベンディングをするテクニックは過去の遺産なのだ。(DBAスーパーモダン矯正より)
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