△セファロ読本△プロローグ△1990年代顎顔面育成理論
△セファロ読本△プロローグ△歯科矯正学の歴史
1990年代顎顔面育成理論
1980年代から食べて行くのが苦しくなってきた矯正専門医は
新しい分野を見つけ出さなくてはならなくなってきた。
そのため、あらゆる方向にと分散してゆく。
舌側矯正もそうであるし、ストレートワイヤー法もそうである。
抜歯から非抜歯のテクニックの模索もそうである。
その中で思いついたのが、顎顔面育成というコンセプトだ。
歯列をきれいにしただけではだめというのである。
特に小臼歯4本の抜歯などを行って、
歯列弓を前から見たときだけきれいにしても
仕方がないのだということである。
その基本になる顎や顔や頭を人工的に育成し、
理想的な咬合と歯列をつくりあげるということを言い始めた。
これが顎顔面育成である。
ブラケットをつけ、ワイヤーでする矯正テクニックは
歯そのもののテクニックであり、顎顔面育成に結びつかないのだと、
今までの自分たちの行ってきたテクニックの否定ともとれる
発想になって来た。
ではその顎顔面育成に使用するテクニックは何だということであるが、
アングル以前のテクニックに着目したのだ。
つまり床装置やハーブストの復活活用である。
床にエクスバンジョンスクリューを埋め込み側方拡大をする。
フェイシャルマスクを使用し、ハーブストを利用しと、
ともかく19世紀への逆戻りの発想である。(DBAより)
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